一関市花泉町、雑木林内の林道を行くと、林が途切れるあたりの側溝沿いに、ちょっと目
を引く羊歯が点々と生えています。初めはイワデンダかイヌシダかと思いましたが、これ
らは岩場に多い羊歯ですから別物でしょうね。
しゃがみ込んで観察すると、中軸に羽片が交互に付き、その間に三角状の翼がジグザグに
配されています。この特徴はゲジゲジシダのものですね。
ゲジゲジシダは何箇所かで観察していますが、それは赤土が露出した林道法面や、山手の
岩壁などで、このような林道の狭い側溝沿いに自生しているとは思いもしませんでした。
林道の前後を見直すと、三カ所に小さな島状に群生していました。
三枚とも2022.10.6撮影
ゲジゲジシダは2017年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/997c9dc3e4a3decd24687e03d0d5beaf
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