石巻市桃生町、麓の集落道から丘陵へ上がって行く舗装道があり、これを辿れば丘陵を越えて北側へ抜けられるかも知れません。上がって行くと丘陵の鞍部に至りますが、舗装道はそこで終わっていて、北側へは不確かな山道が下っているのみです。鞍部辺りには数軒の民家があり、付近の道路端には等間隔で十数株の植物が植えられています。セリ科の薬草のトウキに似ているような ?
写真の葉は掌状に6~7裂しているのに対し、トウ . . . 本文を読む
石巻市桃生町、丘陵地の裾に沿って用水堀が流れていて、その縁に橙色の実を付けた植物が10株ほど植えられています。40~50年前は、植木鉢やプランターに植えられているのをよく見掛けたものですが、最近はあまり見掛けることがなく、珍しさから撮ってみました。
撮ってみたものの名前が判りません。実の様子からナス科の植物と思われますが、原産地も薬毒の有無も判りません。「ナス科 外来種 橙色の実」で検索してみま . . . 本文を読む
登米市津山町、丘陵地の裾を巡る集落道を歩いて行くと、畑脇に真っ赤に紅葉した低木が2本だけ茂っています。すでに多くの木々が葉を散らしている時季ですから、鮮やかな紅葉はとても目立ちます。畑脇を通ってその低木まで行き、葉を見るとすぐにブルーベリーの木と判りました。花や実を何度か観察していますからね、葉に特別注目したことはありませんが、何度も見ていますから覚えているんですね。
ブルーベリーはツツジ科の低 . . . 本文を読む
石巻市大川地区の北上川(追波川)河口域、防潮堤沿いの舗装道路を歩いて行くと、シナガワハギの群生地脇を通ります。多くの株は既に花が終わっていて、小さなゴマ粒のような黒い実がたくさん付いています。シナガワハギはマメ科の植物ですから、小さな枝豆のような豆果を付けるのかと漠然と思っていたのですが、見当違いでしたね。
微小な「梅干しの種」のように見えるのが莢で、中にふつうは1個の種子が入っていて、その直径 . . . 本文を読む
石巻市大川地区の北上川(追波川)河口域、防潮堤沿いのかさ上げ地を巡っていると、細い剣形の根生葉が生えているのを見つけました。触ってみると質はやや厚く、表面は半光沢で、先端は尖っています。初見の根生葉で、ユリ科か、ラン科のような印象ですね。さらに行くと6~7株見つかり、その内の2株は茎が立ち上がり始めています。
帰宅後に「野草のロゼット」というハンドブックのページをめくって見ましたが、ユリ科にもラ . . . 本文を読む