白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

ご褒美

2012年07月15日 23時25分16秒 | 日記

古くからの、ご婦人の友人がいる。

ボイラーと消防設備士の国家試験に受かったらご馳走してくれると、約束してくれた。

そんな風に応援してくれる気持ちがうれしい。

今日がその日。

危険物の試験に受かった時も御馳走になった。

8年前、脳梗塞で倒れて左半身に麻痺が残った。

それでも、リハビリ友の会や合唱団や民商の活動などに忙しく飛び回っている。

今日は彼女の退院記念日でもある。

飯山市で採れた野菜を使った健康に良さそうなメニュー。

手をかけて丁寧に作られた料理。

味も申し分ない。

店の名前は心幸食と書いてしんこきゅうと読ませる。

飯山城跡のすぐ前にある。

 

『今度、お宅の庭で焼き肉をやりたいね』

彼女が言った。

『短い夏が行ってしまわないうちに』

ぼくが答える。

『くにこさんと、蕎麦を食べに行こうね』と話してるんだ』

『どうぞ、どうぞ、いつでも。できれば新蕎麦の頃がいいな』

ぼくにできる恩返しはそれ位だ。