白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

あれから37年

2017年04月11日 20時30分45秒 | 日記

記録媒体はカセットテープ。

キーボードから入力できるのはカタカナとアルファベットだけ。

NECとシャープがメインのメーカー。

天邪鬼の僕が選んだのは、シャープのMZー80C。

値段は当時28万円くらいした。

あれから37年になる。

 

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その後、幾つかのパソコンを買い替えてきた。

OSのバージョンアップ、ソフトの複雑化、ハードの進化。

色々あるが、ハードデスクの劣化や寿命も原因の一つ。

ハードデスクの寿命は5年と言われている。

僕は、今vaioの2010年製のノートパソコンをメインに使っている。

もう7年になる。基本OSはwindows7だが、windows10にバージョンアップした。

最近動作が遅くなり、クリーンアップやデフラグをしたが、あまり改善されず、とうとう買い替えを決意。

 

 

NECのオールインワンパソコン、DA770DAという2016年春発売の機種。

37年前に見送ったNECに、ここで帰ってきた。

CPUはi-7。ブルーレイデスク搭載。テレビは地上,BS視聴可。

かなりの高性能パソコン。

サクサク動いて、ストレス無し。キーボード、マウスも無線LANでコード無しなのもうれしい。

世の中、進化しているのだなあ。

それに比べて、政治の世界はむしろ退化しているような...

vaioには、もう少し楽な余生を送ってもらおうと思っている。


春だ 春なんだなあ

2017年04月08日 21時56分25秒 | 日記

このところ急激に気温が上がった。

庭の草花も一斉に芽を吹いた。

庭先菜園の野菜も大きくなった。

リーフレタスや小松菜は第一回の収穫をした。

野菜はできるだけ自給したいと思っている。

 

保育園から頼まれていた鳥小屋を設置した。

屋根はまた別途で作るのだが、既存の鳥小屋を壊して、材料を再利用しようと思っているので、引っ越し後だ。

この既存の鳥小屋は、一部を解体した。

その材料を利用して、テーブルと椅子を作った。

 

庭の作業をしながら、このテーブルでお茶タイム。

鉄瓶はついこの間岩手で買ってきたものだ。

庭先にはカタクリの花がある。今は蕾だが、もうじき咲きそうな風情。

暖かくなってくると、庭仕事が楽しい。

そういう年齢になった、ということなのだろう。

 

今年は地区の組長という仕事と、村の環境サポーターという仕事がある。

今日は最初の役員会。

その後の懇親会で、山登りの話になった。

そのご婦人も山登りをやるそうで、涸沢で泊まって、おでんを食べて穂高の山々を眺めるのが夢だとか。

穂高と涸沢は去年行ってきたというと、とても残念がっていた。

また今度連れて行ってください、というお願いをされた。

基本はソロだが、みんなでゆっくりと行くのもいいのだろう。

七十八歳になる義姉も今年も連れて行くことになっている。

いよいよ登山シーズンが始まる。


負債 長い間の借金をやっと返した思い

2017年04月03日 21時53分19秒 | 日記

 

 

 

 

長い長い間、僕は負債を抱えていた。

それをやっと返し終わってホッとしている。

 

* * * * *

正直なところ、僕の興味は宮沢賢治にはない。

かみさんは昨年宮沢賢治記念館に行った。

子供たちもそれなりに関心を持っている。

多くの人たちが宮沢賢治ファンだ。

『アメニモマケズ....』も、詩ではないのではないかとさえ思っている。

そんな僕だが、特に嫌いというわけでもない。

大した童話作家だとは思っている。

そんなわけで、宮沢賢治記念館に一度は行かねばと思っていた。

それが、長い間の負債の内訳だ。

3月の末、岩手に行く用があり、ついでに花巻の宮沢賢治記念館に立ち寄った。

 

隣に注文の多い料理店。

イーハートーブ定食。

借金を返し終わった後の解放感中で食べた定食は最高。

 

 岩手ではもうひとつ、大きな借金があった。

三十数年前、0.5リットルの南部鉄瓶を買った。

東北への新婚旅行の時だ。

それ以来、もっと大きな鉄瓶を買いたいと、ずっと思い続けた。

1.8リットルの気に入ったものが見つかった。

 

値段も16,200円と手頃だった。

この負債もこれで無くなった。

鉄瓶はさび止めのために、硬水で内部をコーティングする必要がある。

その作業を、帰宅してから楽しくやっている。

 

そして4月になった。

遅れていた春が、この地にもようやくやってきた。

 

庭にアズマショウマの花が咲いた。

畑を耕し、キタアカリと十勝こがねというジャガイモを植え付けた。

農作業がこれから本格的に始まる。