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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

アイゼン・ピッケルワーク講習(ステップ2/中級技術編)

2021-12-06 09:12:28 | 講習
12月5日は、京都金毘羅の岩場でアイゼン・ピッケルワーク講習を行いました。

前日の蓬莱峡とは打って変わって、雪山訓練者、フリークライマー、その他ハイカー等々で大賑わいの金毘羅山でした。

中級技術編ということで岩場や急傾斜面の登下降技術を中心に訓練していただきました。
但し本来の雪山では積雪や着氷、また風や寒さなどの雪山本来の要因が合わさることによってより困難な状況となります。なので帳尻を合わせるためにも中級技術ということですが敢えて上級レベルの技術を訓練していただくようにしています。


先ずは緩目の岩場を使ってアイゼンワーク(特に前爪メイン)の反復練習。


後半は実際の雪山コースを想定しての行動です。




山頂(と設定したピーク)めざして急な岩場を登ります。
朝からガッツリ訓練していただいたアイゼン・ピッケルワークを総動員して突破です。


大原の里を見下ろします。まぁまぁ晴れてくれて良かった。紅葉もほぼ終わりですね。


アイゼン・ピッケルワーク、勿論下降技術も必須です。時々懸垂下降も交えながらの下降です。
大賑わいだった金毘羅山も皆さん既に下山し終えて私達のみ。私達5名のアイゼンの音だけが静かな金毘羅山に鳴り響いていました。
日没後の真っ暗な中を下山し終えて講習修了~
皆さん本当によく頑張りました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








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アイゼン・ピッケルワーク講習(ステップ1/入門技術編)

2021-12-06 08:56:34 | ガイド山行/雪山登山
12月4日は、宝塚の蓬莱峡でアイゼン・ピッケルワーク講習を行いました。


アプローチに使用する阪急バスが冬季運休となってしまったためか、この時期にしては珍しく私達の他にトレーニング者が皆無の完全貸切状態の蓬莱峡でした。
入門技術編ということで確実なアイゼン装着の方法は勿論のこと、靴の履き方、靴紐の結び方などの基礎の基礎から練習していただきました。


斜面の傾斜やコンディションに合った歩き方を練習中。


アイゼンを履いた場合になかなか苦労するのが「ガレ場歩き」。こういった場所の練習も欠かせません。


後半は実際の山コースを想定しての行動。前半で訓練していただいたアイゼンワーク、ピッケルワークを駆使しながらの行動です。


山頂(と設定したピーク)からの蓬莱峡の眺め。なかなか素晴らしい景観ですね。
一日頑張っていただきました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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