8月9日~10日は、北アルプス 奥穂高岳南稜のガイドでした🏔
雪渓登り、激藪漕ぎ、岩登り、懸垂下降・・・となんでもござれの穂高のバリエーションルートです。こういう泥臭さ満点の登攀はなかなか大変ですが、本来の「登山の原点」のような行動があり、慣れればその魅力と共にとても楽しめます。という訳で今回も素晴らしい晴天☀の下でどっぷり堪能していただきました☆彡
岳沢に到着して、めざす奥穂南稜を眺めます。
上部は雲に覆われていますが、左上に奥穂南稜のシンボルのトリコニーの岩峰が聳え立っています。
岳沢小屋を3時30分に出発してきて下部のルンゼを登ります。
真っ暗な中を通過した雪渓が遥か足下です。
グングン登ってトリコニー1峰めざして登ります。左上に突き上げているのがモノリス岩
南稜は通常は弱点をついて易しく登っていけるようになっていますが、天気は良いし岩もよく乾いているので少し難しいライン沿いにピッチを切りながら登りました。
壮大な景観に囲まれた真っ只中をマルチピッチルートのように楽しく登りました。
トリコニー1峰の頂稜を進みます。まるで北穂東稜のゴジラの背の様です。
左からコブ尾根の頭、ジャンダルム、ロバの耳と続く岩峰群を眺めます。
右から間ノ岳、西穂高岳、焼岳、乗鞍岳と連なる山々を眺めます。
トリコニー1峰、2峰、3峰と全て登って残りは上部岩稜を登ります。
上高地方面を眺めます。左に霞沢岳、右の焼岳、正面が乗鞍岳、更に奥に御嶽山
上部岩稜を登ります。ここも易しく登っていける踏み跡ラインがありますが、折角なので出来るだけ岩稜上を越えていくラインで登っていきます。
南稜の頭までもひたすら岩登りを楽しいながら上をめざします。
懸垂下降
南稜の頭に到着~
奥穂高岳南稜の踏破おめでとうございます! よく頑張りましたね~!
やはり山頂は踏まないと! ということで奥穂高岳登頂! ジャンダルム方面を眺めます。
槍ヶ岳方面を眺めます。
奥穂高岳登頂後は吊尾根~重太郎新道、岳沢小屋を経て上高地へ下山です。
岩の山というイメージの強い穂高ですが、花の山でもあります。
チシマギキョウ
イワギキョウ
岳沢小屋に戻ってきて上高地へ下山前に今回の山行の締め括りです。
今シーズンの新商品の岳沢特製ティラミスをいただきました。
上手い~の一言の本当に美味しい一品でした☆彡
この後、上高地に下山して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
熱く、楽しくいこう!