12/17は、サギダル尾根をガイドしてきました。
毎年恒例になりつつあるサギダル尾根です。通常のコンディションだと阿弥陀岳北稜レベルのサギダル尾根、そもそも雪山において「通常」という単語で片付けて良いものか考え処ですが、いずれにしてもコンディションによって難しさが大きく変わるのも雪山の特徴の一つです。
前置きはこれくらいにして、前日の新雪&低温により今回はとても難しいコンディションでのサギダル尾根でした。
曇りガス深し/時々晴れ間 といった具合の天気。木曽駒ヶ岳に向かう登山者でカール内は長蛇の列が出来ていましたが、サギダルに向かったのは私達とかなり後から後続の7、8人パーティの2組のみ。
先頭で取付いたものの素晴らしいラッセルと雪を払い落しながらの厳しい登りでした。
厳しい核心部を突破してこられました。
まさに「ザ・厳冬期!」の様相の中、最後の数メートル!
サギダルの頭到着! おめでとうございます! 厳しいコンディションの中をよく頑張って登り抜きましたね!
この後は宝剣岳へ縦走する予定でしたが、強風と低温下での縦走は危険と判断して極楽平より下山することに。
登ったサギダル尾根を横から眺めます。
サギダルの頭と尾根途中に後続パーティが見えます。
極楽平へは一応雪崩を警戒して出来るだけ安全な個所を選んで下りました。
千畳敷に帰り着いてようやく宝剣岳が姿を見せてくれました。
ガスも切れてサギダル尾根の全容を望みます。
今シーズン初の雪山登山は日帰りの速攻登山でしたが寒さや高度に慣れる意味からもしっかり登山出来て良かったですね。
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。
そして、ひとつ・・・
当日の朝、集合前に知り合いのガイドさんとバッタリ出会い、いろいろお話をさせていただいてお互いそれぞれの山に向かったのですが、その僅か数時間後にその方が亡くなられてしまいました。
御在所岳の藤内小屋をホームグランドに活躍されていて、御在所岳や八ヶ岳などでちょくちょくお会いしては少し話をさせていただく間柄でしたが、その一見イカツイその風貌からは想像もつかないような腰の低い、とても穏やかな印象を受けた親しみやすい方でした。本当に残念なことです・・・
心よりお悔やみ申し上げます。
人の運命というのは本当に分からないですね。
改めて後悔の無いようにしっかりと人生を送りたいと思った次第です。
熱く・楽しくいこう!
毎年恒例になりつつあるサギダル尾根です。通常のコンディションだと阿弥陀岳北稜レベルのサギダル尾根、そもそも雪山において「通常」という単語で片付けて良いものか考え処ですが、いずれにしてもコンディションによって難しさが大きく変わるのも雪山の特徴の一つです。
前置きはこれくらいにして、前日の新雪&低温により今回はとても難しいコンディションでのサギダル尾根でした。
曇りガス深し/時々晴れ間 といった具合の天気。木曽駒ヶ岳に向かう登山者でカール内は長蛇の列が出来ていましたが、サギダルに向かったのは私達とかなり後から後続の7、8人パーティの2組のみ。
先頭で取付いたものの素晴らしいラッセルと雪を払い落しながらの厳しい登りでした。
厳しい核心部を突破してこられました。
まさに「ザ・厳冬期!」の様相の中、最後の数メートル!
サギダルの頭到着! おめでとうございます! 厳しいコンディションの中をよく頑張って登り抜きましたね!
この後は宝剣岳へ縦走する予定でしたが、強風と低温下での縦走は危険と判断して極楽平より下山することに。
登ったサギダル尾根を横から眺めます。
サギダルの頭と尾根途中に後続パーティが見えます。
極楽平へは一応雪崩を警戒して出来るだけ安全な個所を選んで下りました。
千畳敷に帰り着いてようやく宝剣岳が姿を見せてくれました。
ガスも切れてサギダル尾根の全容を望みます。
今シーズン初の雪山登山は日帰りの速攻登山でしたが寒さや高度に慣れる意味からもしっかり登山出来て良かったですね。
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。
そして、ひとつ・・・
当日の朝、集合前に知り合いのガイドさんとバッタリ出会い、いろいろお話をさせていただいてお互いそれぞれの山に向かったのですが、その僅か数時間後にその方が亡くなられてしまいました。
御在所岳の藤内小屋をホームグランドに活躍されていて、御在所岳や八ヶ岳などでちょくちょくお会いしては少し話をさせていただく間柄でしたが、その一見イカツイその風貌からは想像もつかないような腰の低い、とても穏やかな印象を受けた親しみやすい方でした。本当に残念なことです・・・
心よりお悔やみ申し上げます。
人の運命というのは本当に分からないですね。
改めて後悔の無いようにしっかりと人生を送りたいと思った次第です。
熱く・楽しくいこう!