四国 石鎚山 東稜～墓場尾根

１０月２６日～２７日は、石鎚山のバリエーションルートをガイドしてきました。

日本百名山にも数えられ、修験道の山として崇められている西日本最高峰です。
百名山の山々にありがちな、やはり一般登山コースは整備され尽くされていて本格的に登山を楽しむにはちょっと物足りない感じが否めません。
バリエーションルートの東稜は僕の感覚的には一般登山コースの５倍は面白いと思っています。
その東稜を登り、継続して墓場尾根（南尖峰 南稜）を登りました。コンパクトですがちょっとしたクライミングも楽しめる充実したコースです。

初日は足馴らし登山で瓶ヶ森を軽登山しました。日本三百名山に数えられていて人気のハイキングの山です。


正面に石鎚山の雄姿を眺めながら笹の大海原を歩くとても気持ちの良いハイキングです。


瓶ヶ森山頂




翌日はスッキリ晴れて気持ちの良い登山日和です。
岩峰群を縫いながら東稜を登て行きます。


南尖峰が間近に迫ってきました。一見どうやって登るの！？と思ってしまいそうな迫力ある姿ですが、案外易しく登れます。


南尖峰に登り切った後は、一旦南側に大きく下降して墓場尾根に取付きました。
南尖峰南稜ともいうべき花崗岩のスッキリしたフェース状岩稜を３ピッチで登りました。


途中、二ノ森の美し過ぎる山容を眺めながら四国の屋根の真っ只中に居ることの満足感に浸りながら登りました。


さらに上部の核心部を登ります。


今回登った墓場尾根上部（南尖峰南稜）を横から眺めます。


石鎚山最高峰の天狗岳も反対側から目指します。


天狗岳山頂！　おめでとうございます。


弥山からの天狗岳
あまりに有名な石鎚山の姿そのものです。

天気にも恵まれて晩秋の登山を楽しめた２日間でした。
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。












熱く・楽しくいこう！