もしかしたら
最近の子供たちに
ソ連
って言っても何かわからんのでは?
なんて思うのだが
どうなんでしょうね。
さて、ワタシは高校2年の時に
ソ連・ハバロフスクへ
サンボを学びに行きました。
当時、公開されていた映画で
『ロッキー4』を観たワタシは
・・・まぁ、ハッキリ言って
ソ連はオソロシイ国だと思っていました。
想像通り、空港では
生まれて初めてみる
マシンガンをもった兵士が
警備に当たっています。
あやしい動きしたら
すぐに撃ち殺されちゃうのではないかと
そんなことも考えました。
荷物の検査のとき
「Что это!」(これはなんだ?)
検査官が言ってきたのです。
ワタシがもっていたのは
EMS(電気のピクピクのやつ)でした。
30年以上も前のことで
今のようにEMSを知る人は少なく
ワタシはブルース・リーが使っていた
秘密のトレーニングマシンということで
夏休みにアルバイトしたお金で
それを購入していました。
「はて、なんと説明すればいいのか?
間違って説明したら殺されるのでは?」
なんて思いながら必死で
「マッスル! トレーニング!」
って検査官に伝えました。
すると、検査官はあっさり
あ、わかった!みたいな感じで
荷物検査を通してくれました。
そのときは荷物検査が通って
よかった、位にしか考えていませんでしたが
よく考えると
「マッスル!トレーニング!」の説明で
検査官がEMSのことだと分かったのか?
それが疑問だったのです。
その答えは
旧ソ連の運動学を研究したら
すぐにわかりました。
これは想像ですが
おそらくその検査官は
何かスポーツをやっていたのでしょう。
旧ソ連の運動学には
回復法というものが重要視されていて
その中にEMSの記述もしっかりありました。
システム化された運動学で
スポーツマンならEMSのことを
誰でも知っていたわけです。
・・・回復の手段としてです。
当時のワタシがトレーニングマシンとして
EMSを考えていたように
テレビのCMで、今でも
日本では今でも!
そのような宣伝文句でEMSを売っていますよね。
でも、EMSに筋肉を鍛える効果はありません。
ここからは旧ソ連の運動学で
EMSがどのように説明されていたかを
引用します。
「・・・・スポーツマンはEMSを使う。
これは主に回復のためであり、
筋力の獲得のためではない。
ただ、小さな足首や手首の周囲の筋肉での
筋力だけはそれが見られる。
EMSは大きな筋群には効果的ではない。
回復の目的のためには効果があるが
あくまで回復のための
ひとつの方法にすぎない。」
・・・・そして、こうも記されています。
「スポーツマッサージはEMSより
高い位置にランクされる。
もしも、EMSを使いたければ
その他の身体的方法と組み合わせる。
常にベストに働く方法と
組み合わせることが大切である。
単一の方法で
魔法のような答えは得られない。」
回復の方法は
禁止されている薬物以外の方法で
スポーツマッサージ
物理療法
水療法
そしてサウナがあります。
どれも結果を残すために
国家が莫大な予算を投じて
研究されたものです。
拙著『ロシアンパワー養成法』では
そんな旧ソ連の運動学を
ほんの少しだけですけども
解説しております。
「古いようで新しい」
・・・いや
「正しいものは
いつまで経っても正しい」
だって、人間の体なんて
100年前も現在も
かわらないわけですから。
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最近の子供たちに
ソ連
って言っても何かわからんのでは?
なんて思うのだが
どうなんでしょうね。
さて、ワタシは高校2年の時に
ソ連・ハバロフスクへ
サンボを学びに行きました。
当時、公開されていた映画で
『ロッキー4』を観たワタシは
・・・まぁ、ハッキリ言って
ソ連はオソロシイ国だと思っていました。
想像通り、空港では
生まれて初めてみる
マシンガンをもった兵士が
警備に当たっています。
あやしい動きしたら
すぐに撃ち殺されちゃうのではないかと
そんなことも考えました。
荷物の検査のとき
「Что это!」(これはなんだ?)
検査官が言ってきたのです。
ワタシがもっていたのは
EMS(電気のピクピクのやつ)でした。
30年以上も前のことで
今のようにEMSを知る人は少なく
ワタシはブルース・リーが使っていた
秘密のトレーニングマシンということで
夏休みにアルバイトしたお金で
それを購入していました。
「はて、なんと説明すればいいのか?
間違って説明したら殺されるのでは?」
なんて思いながら必死で
「マッスル! トレーニング!」
って検査官に伝えました。
すると、検査官はあっさり
あ、わかった!みたいな感じで
荷物検査を通してくれました。
そのときは荷物検査が通って
よかった、位にしか考えていませんでしたが
よく考えると
「マッスル!トレーニング!」の説明で
検査官がEMSのことだと分かったのか?
それが疑問だったのです。
その答えは
旧ソ連の運動学を研究したら
すぐにわかりました。
これは想像ですが
おそらくその検査官は
何かスポーツをやっていたのでしょう。
旧ソ連の運動学には
回復法というものが重要視されていて
その中にEMSの記述もしっかりありました。
システム化された運動学で
スポーツマンならEMSのことを
誰でも知っていたわけです。
・・・回復の手段としてです。
当時のワタシがトレーニングマシンとして
EMSを考えていたように
テレビのCMで、今でも
日本では今でも!
そのような宣伝文句でEMSを売っていますよね。
でも、EMSに筋肉を鍛える効果はありません。
ここからは旧ソ連の運動学で
EMSがどのように説明されていたかを
引用します。
「・・・・スポーツマンはEMSを使う。
これは主に回復のためであり、
筋力の獲得のためではない。
ただ、小さな足首や手首の周囲の筋肉での
筋力だけはそれが見られる。
EMSは大きな筋群には効果的ではない。
回復の目的のためには効果があるが
あくまで回復のための
ひとつの方法にすぎない。」
・・・・そして、こうも記されています。
「スポーツマッサージはEMSより
高い位置にランクされる。
もしも、EMSを使いたければ
その他の身体的方法と組み合わせる。
常にベストに働く方法と
組み合わせることが大切である。
単一の方法で
魔法のような答えは得られない。」
回復の方法は
禁止されている薬物以外の方法で
スポーツマッサージ
物理療法
水療法
そしてサウナがあります。
どれも結果を残すために
国家が莫大な予算を投じて
研究されたものです。
拙著『ロシアンパワー養成法』では
そんな旧ソ連の運動学を
ほんの少しだけですけども
解説しております。
「古いようで新しい」
・・・いや
「正しいものは
いつまで経っても正しい」
だって、人間の体なんて
100年前も現在も
かわらないわけですから。
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