旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

肘と前腕の関係

2022-03-16 17:33:00 | サンボの技術
ロシアンパワー養成法の基本種目、

チューブプルは肘を伸ばすときに

前腕を回内します。

親指が上を向いている状態を

中間位として、前腕を内にひねるのを

回内、外にひねるのを回外と言います。

肘を曲げるときには回外です。

前回のパジェーシュカですが

袖を掴んでいる肘は伸展なので

前腕は回内するのが正解です。

肘伸展→前腕回内

肘屈曲→前腕回外


カラダのメカニズムを考えると

とっても自然な動きになります。

このような説明をしなくても

チューブプルをやっている人は

フツーにできる動作なのです。

チューブプルは広背筋のトレーニング!

そんな次元の話は最初からしていません。

わかっていただけますよね?

空手の正拳突きも

同じ理屈でやっているのでは?

そう考えていますがいかがでしょうか。