ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

東福寺塔頭 臥雲山 即宗院 - 特別公開 -

2006-11-21 21:40:41 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
061118撮影

 即宗院は、九州鹿児島六代目藩主島津氏久が創建
西郷隆盛がここの茶室「採薪亭」隠れ住んだと言われています。

左側【偃月橋(えんげつきょう)】を渡ると龍吟庵、即宗院へ
右側【薩摩藩士東征戦亡之碑】  鳥羽伏見の戦いに始まり会津若松(白虎隊)の
東征が終わって維新の鴻業成就したことは周知のことであります。この難に倒れた島津藩士
五百二十四柱の功を長くたたえる為その総帥であった西郷隆盛が当即当院に滞留すること半年
斎戒沐浴して自ら建碑の工事を監督し筆をとりて銘文を作りその事績を顕彰したものであります。
(立て札より) 慰霊碑は、奥の方にあります。なぜかたぬきの糞、まむしなどと書かれた紙が・・

  

左側が入り口になります。


庭園は、寝殿造系庭園(室町時代作)










【月の輪殿跡】


なぜかうしさん? が・・・




とても素敵なお庭でしたよ 

【即宗院】
拝観は、たぶん11月中です。
◎拝観時間:たぶん9:00~16:00   ◎拝観料:200円



東福寺塔頭 龍吟庵(りょうぎんあん)-特別拝観-

2006-11-20 21:02:32 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
061118撮影


↑【偃月橋(えんげつきょう)】を渡ると龍吟庵・即宗院があります。

龍吟庵は正応4年(1291)、東福寺第三世無関普門(大明国師)により開創
左側の写真は、表門(桃山時代作)
右側の写真表門をくぐると左は、方丈 右は、庫裏へ 
庫裏(桃山時代作)は、残念ながら公開されていません。
 

龍吟庵の庭園は、方丈を囲んで三ヶ所に庭園があります。

【方丈南庭】白砂敷として一本一草をも用いていません。無の庭
奥の立垣は、稲妻を表しているそうです。



【西庭】寺名に因で龍が海中から黒雲をへて昇天する姿を石組によって構成されています。
青石による龍頭を中央に配置し、白砂と黒砂は雲紋を表しています。


正面にある石は、顔の部分になります。 



【東庭】赤砂を敷き中央に長石を臥せ、その前後に白黒の二石を配置しています。



これは、国師幼少の頃、熱病にかかって山中に捨てられたとき、二頭の犬が国師の身を

おおかみの襲撃から守ったという故事にもとづいてつくられたものだそうです。
奥にある立垣は、竹林を表しています。


公開期間は、11/1~30、まで 9:00~16:00まで  
拝観料は、17日までは800円でしたが現在は、400円


臨済宗東福寺 方丈庭園

2006-11-19 19:52:09 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
方丈庭園からは、ほんの少しだけ秋が・・・・のぞいてます 

昭和14年重森三玲作庭、枯山水式の禅院庭園

方丈南庭は、巨石十八尺の長石を基本として手前から【瀛洲(えいじゅう)】 、【蓬莱】、

【壷梁(こりょう)】、【方丈】の四仙島を表現しています。 下の写真は、【五山】を表しています。



【井田市松(西庭)】方丈の西庭はさつきの刈り込みと砂地とが大きく市松模様に 
さつきが咲いているととってもきれいなんですが・・・




【小市松(北庭)】南庭は、石庭。対照的に北庭は、通天紅葉の錦織りなす景観、サツキの丸刈り、

苔地が調和するという、色彩感あふれる空間となっています。



【北斗七星(東庭)】北斗の庭は、もと東司の柱石の余材を利用して北斗七星を構成しています。




新緑の方丈庭園 クリックすると5月に撮影した方丈庭園に移動しま~す。



方丈からみた通天橋  時間がたつごとに人が増えていってます。

臨済宗大本山 東福寺の秋

2006-11-18 23:31:40 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
紅葉の写真は、クリックすると大きな画像が開きます。 


 

 

 

【開山堂】開山堂の庭園は、5月には、サツキや睡蓮などが咲きとても華やかできれいです。


市松模様の砂紋が見事です。 地道な努力が 


【東福寺】
◎アクセス/JR京都駅八条口から徒歩10分 または市バス「東寺東門前」下車すぐ
        市バス202,207,208系統「東福寺」バス停下車。
◎拝観料/通天橋・開山堂拝観料 400円 方丈八相庭園拝観料 400円
◎拝観時間/午前9時~午後4時まで(11月:午前8時30~午後4時まで)





東福寺山門 -京都非公開文化財特別拝観-

2006-11-18 22:43:38 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
東福寺の山門は、日本最古の三門で国宝に指定されています。

足利義持の妙雲閣の扁額(畳3枚大)を掲げ、楼上天井には画聖兆司・寒殿司の彩画ほかに

釈迦如来像、十六羅漢像があります。

公開期間は、11月10日~11月19日 9:00~16:00まで  入館料は、800円です。

東福寺 通天橋の紅葉

2006-11-18 17:45:24 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
東福寺=通天橋(つうてんきょう)ということで最初の一枚は、通天橋を

今日は、東福寺だけでなく塔頭(たっちゅう)のお庭も巡ってきました。
今週は、東福寺派の寺院を順次ご紹介していきます。

東福寺は、11月は、8:30 開門なのですがその時点ですでに沢山の人が並んでいます。

この時間ならばまあまあ見れますが10時も過ぎればギョエ~ というぐらい

次から次へと人の波が団体さんが・・
休日にいかれる場合は、やはり早朝に行きましょう。

この写真は、東福寺に行く途中にあります。通天橋を取るスポットで~す  

新緑  の東福寺-通天橋-です。




臨済宗大徳寺派塔頭 芳春院(ほうしゅんいん) -秋の特別拝観 -

2006-11-17 21:17:17 | ちょいぶら京都 -洛北-
061112撮影

慶長13年(1698)、加賀前田家の初代藩主、前田利家の夫人芳春院(まつ)が玉室宗珀を開祖として
建立した大徳寺の塔頭で、前田家の菩提寺です。

門をはいると周りにさつきや紅葉に囲まれた石畳を歩いて唐門へ

   
↑クリックすると前回、公開していないときに撮影した唐門までのお庭があります。 

【唐門】 唐門をはいると再び石畳

 

石畳を歩いた突き当たり本堂・花岸庭への入り口にあります。



【花岸庭】



山渓より流れ出る水がやがて大海へ帰る大自然を表しているそうです



【本堂】



【呑湖閣(どんこかく)】

京都四閣(他に金閣、銀閣、飛雲閣(西本願寺境内)のひとつだそうです。フムフム 
閣上には、前田家の先祖の菅原道真公をまつり、閣下に玉舟和尚像、皇族等を祀っているそうです 


呑湖閣へわたる橋を【打月橋】池を【飽雲池(ほううんち)】といいます 


【芳春院】
秋の特別拝観:平成18年11月10日~平成18年11月30日
◎拝観時間:10:00~16:00   ◎拝観料:500円
◎アクセス:京都市バスで大徳寺前下車又は建勲神社前下車



大きな声ではいえませんが後で知ったことですが拝観券の裏に写真撮影禁止って
書いてありました。 m(__)m 知らなかったとはいえ撮影してきました。
そういえば係りの人の前でパシャといきました何もいわれませんでした・・? 
撮っちゃっていいのかな?