昨日、なまはげの里の母から何度も携帯に電話があった。
ちょっと、出先で出れなくて、ようやく用事が済んだ午後に電話。
昨日も話したばかりなのに。
棟梁お弁当を持って仕事に出かけてるから、暇なのか?
と、思いながら電話。
すると…
「Nさんからはがきが届いているよ。」と。
「え~
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Nちゃんから
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」
超アナログな母は、それをFAXすることも出来ないので、
はがきを読んでくれた。
地震で被災していないか心配してくれた文章だった。
一つ一つの言葉が優しくて涙が出そうだった。
だって、高校卒業以来、連絡取ったことがなかったのに…。
しかも、おいらのお誕生日を思い出して、ペンを取ってくれたNちゃん。
すごく嬉しかった…
Nちゃんはおいらが高校に入学して初めて出来たお友達。
同じクラスで、出席番号が近くて、席がお隣で…
田舎の小さな中学校から、1学年40人×10クラスの高校に入学。
しかも、親元を離れて下宿生活を始めたばかり…
ただでさえ人見知りのおいらに優しく声をかけてくれたNちゃん。
超アナログな母が、必死に口頭で伝えてくれたNちゃんのメアド。
やはり何度か送信失敗しつつ、ようやくNちゃんと繋がった
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返ってきた
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の文面は、あの頃のNちゃんそのもので、
Nちゃんの声が聞こえてくるようだった。
高校時代、陸上部で練習に明け暮れたおいらは、
だんだんとNちゃんと話す機会も減っていった。
でも、いつも気にかけてくれていた。
おいらも、Nちゃんのこと大好きだった。
卒業式のとき、一緒に写真を撮ろう!って声をかけてくれた。
それが、Nちゃんとの最後の会話だったなあ。
地震がきっかけになってしまったけれど、
なんと、そのNちゃんと今度のGWに会います
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今からすご~く楽しみです