東京・三ノ輪
#富久の湯



東京メトロ日比谷線
#三ノ輪駅




▲路線図はこんな感じ。北千住と上野に挟まれた場所だ

▲いまここ

▲階段をのぼり


▲地上に到着

▲出てまっすぐ向いたところ

▲そのまま横断歩道を渡る


▲まだまっすぐ



▲ここを道なりに左折

▲曲がったところ

▲地図をみると、現在地がここ

▲再びそのまままっすぐ






▲けっこう歩く




▲ここでようやくストップ

▲右の横断歩道を渡る

▲横断歩道をわたり

▲目の前のお寺は

▲西徳寺というところらしい

▲深い問いかけのような気もするが…


▲ここを右


▲また止まって

▲左折する


▲富久の湯がみえてくる。目の前の車はここの銭湯に関係する車のようである



▲都内の銭湯ではめずらしく、15:45の開店と遅い


ちなみに、ここは風俗で有名な吉原の近くでもある

▲近くに遊女をまつった神社がある







▲過去の疫病や震災に巻き込まれた女性たちの苦しみが偲ばれる
そして5月初旬の吉原




▲コロナの影響をモロ直撃。なにせ超濃厚接触業だから…

写真でみると閑散としているが、驚いたことに一部で営業してるところがあった。
ブラブラ歩いていると声を掛けられて、「なにかお探しですか?可愛い女の子の写真ありますよ」といわれて(エェ…)と思ったが、それが一回ではなく何度も…。しかもみんな必死さが伝わってくる感じだった。
このご時世に客がいるのだろうか?と思ったが、案内されてる人もいた。
性への渇望とは、こうした恐怖心も吹き飛ばしてしまうものらしい。

▲到着

入り口に立つと、お?と思ったのが、香取線香の匂い。
入り口は広めに確保されており、右側には向き合ってベンチがある。なかなか乙な演出だ。
一方で、下足箱はかなり古く、こうしたギャップは全体を通して同じだった。
自動扉をあけて中に入ると、すぐ右側に受付があり、座るのは40代半ばぐらいの男性。「こんにちは」と言うと「いらっしゃいッ」と返事をくれる。
入り口には100円の入浴セットが紹介されていたのでそれをお願いすると、「入り口の横にシャンプーがあるのでそれで良ければタオルは無料ですよ」と言ってもらえた。
フロントの前、つまり入って左側には入り口同様にお洒落なロビーになっており、若干狭いけれども、店主の強いこだわりを感じさせる凝った作りだった。

出典:東京銭湯ホームページ引用

出典:東京銭湯ホームページ引用
▲写真はこんな感じだが、実物の方が華やかだった
男湯は左側で、のれんをくぐって脱衣場に入ると、通路も演出が冴えていて、赤い和傘がライトで照らされている。
一方で、全体的にだいぶ古い什器をそのまま使っていた。
特にロッカーは年季を感じさせる。
右側には重厚なソファーがあり、この部分だけ切り取ると優雅な居間にみえる。その奥に洗面台と店主に教えてもらったシャンプー類のあるラック。
左側にはぶら下がり棒と体重計があった。

出典:東京銭湯ホームページ引用

出典:東京銭湯ホームページ引用
浴室の扉をあけると、浴室はロビーや脱衣場のような趣向の凝らした演出はなく、シンプルな作りである。
島カランが真ん中にあって、左右の壁にもカラン。
こちらは横幅が広い浴室なので、カランとカランの間に余裕があり、後ろを気にする事なくシャワーを使うことができる。
立ちシャワーはないが、代わりにハンドシャワーが一つだけついていた。
早速シャンプーを持ち込んでゴシゴシ頭を洗っていると、なかなかシャンプーが落ちない。もしや軟水?と確認すると、やっぱり軟水だった。肌音痴だからすぐに気が付かなかったが、洗っているとスベスベする。
浴槽は3つに別れていて、ほぼ均等。
左と真ん中が浅い浴槽で、ジェットバスがついている。そして右側が深浴槽。
最初は真ん中に入ると、ちょっと熱いなという印象だが、43℃ぐらいか。
それから次は右に入ると、44℃ほどか。なぜかホースが湯船に入っていて、口の部分を取り出してみると水ではなくお湯が出ていた。
そして最後に一番左の窓際の浴槽。
こちらは浴室入り口の掲示物に、「熱いお湯が苦手なお子さんは窓際の湯船に入ってください、水を出しても構いません」と掲示してあった。なので温度が低いはずの設定なのだろうが、個人的にはあまり差を感じず。。。

出典:東京銭湯ホームページ引用
こんな感じで、湯船は全部白湯で、温度もほとんど変わらないのでバリエーションは正直乏しかった。
ただお客さんはけっこう多かったので、日常的に使うのに不満はないのだろう。
壁絵は古典的な油(ペンキ)絵だが、富士山は描かれず、湖畔と松林のみである。
全体的に白を主体に青く縁取られた浴室は一見すると清潔感があるのだが、窓ガラスはほとんどひび割れてたりペンキが剥げていたりと、老朽化は否めず。
ただ随所に店主の工夫が光る面白い銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 三ノ輪
経路 住宅街の中へ
周辺の環境 寺、住宅、飲食店
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 和風の装い
統一感 あり
置物 傘、香取線香
照明 いろんな間接照明。浴室は普通
★設備
休憩所 ロビーや脱衣場
脱衣所 おしゃれ
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ジェットバス
サウナ なし
温度 43℃前後
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 気さく
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり
◆人
受付 40代半ばの男性
客層 高齢者メインながら若い集団もいた
【案内】
住所
〒111-0031
台東区千束2−34−6
電話番号
03-5656-3592
アクセス
東京メトロ日比谷線「入谷」駅下車、徒歩10分
休日
日曜
営業時間
15:45−23:15
※東京銭湯ホームページ転載
壊れてるのは自分のブログの方で、なぜかこの記事だけぜんぶ斜めなんですよ!
何回直しても、下書きすると元に戻るので諦めました(笑)
ほかの記事は今のところ問題ないので、次に変だったらエイトさんのスマホが壊れてます(笑)
吉原はたしかにそんなに暗いところではないのですが、建物がどれも古いですね。どうも法律の縛りから新築はできないらしいです。
今回はコロナの影響で人がいないから写真が撮れましたけど、7月もたまたま覗いたらタクシーや送迎車が渋滞を起こしててビックリしました。
もうコロナの影響は皆無というか、みんな我慢できなくなってたのかも(笑)
自分は完全に手ぶら派で、道具を持ち運んだのは最初の頃くらいですね。車で移動するなら問題ないんですけど、電車だともう濡れたタオルが邪魔で。
建物はけっこう店主の拘りというか、この地域の特性を活かした感じでしたね。個人的には温度のメリハリは欲しい派なので、ちょっと残念に思いましたが、創意工夫の部分では十分に楽しめる銭湯でした。
よく深夜番組で耳にする吉原って、こんな感じなんすね。もうちょっと薄暗い狭い通りにあると思っていましたw。此方の銭湯の脱衣場も若干艶っぽい雰囲気ですね。
100円セットはかなり良いですねぇ。最近自分は風呂道具揃えて持っていってますが、やっぱりめんどくさいのでねw。お湯の温度設定は余りメリハリがないですが、日常的に使う分には問題ない湯温です。
おはようございます!
富久の湯もやっぱり吉原を意識してるのか、ミヤビで和を強調した演出でした。
吉原を祀った神社は、そんなに大きなところではないのですが、けっこう手入れがされていて綺麗なところでした!
色んな花が植えられているので、吉原らしく華やかさがあって良かったですね。
あとブログでは紹介しなかったのですが、近くの薬屋さんではなぜかヤギを飼ってて、本物のヤギにビックリしました。
吉原が近くなのでなんか昔の風情を感じさせてくれていますね。
遊女を祀る神社も行ってみたいと思いました。