しの笛は生涯の心の友となってくれる。
楽しい時は楽しげな曲を悲しい時は悲しげな曲を奏でることが出来る。
しの笛は寂寥や哀切を奏でるのが得意だ。
人は誰でも、時に寂寥を感じ、時に哀切を感じる。
そんな時、しの笛は寂寥を奏で、哀切を奏でて心に寄り添ってくれる。
しの笛が生涯の心の友になりうるのは、この寄り添いなのだ。
夏から秋への季節はことのほか淋しげで、人恋しい、寂寥を感じる季節でもある。
ひっそりと一人で奏でる しの笛は心の友となって寄り添ってくれる。
播州城山流<しの笛 風の音>城山如水
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