音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

関東大震災 と 現代都市・東京

2013年08月31日 | 日常雑感
NHKの「メガクエイク よみがえる関東大震災」を見た。 震災当時の生々しい記録映像と現代地震学による検証番組だった。 関東大震災は「東京直下地震」と誤解されがちだが、実際は相模湾を中心とする神奈川、東京、埼玉、千葉にわたる広域大地震だったことがわかる。 ことに被害が大きかったのは横浜だったのだが、主に東京の状況のみが報道されたため、大きな被害を出した神奈川の被害が知られていない。 19 . . . 本文を読む

国家神道 と 「古事記・日本書記」の信憑性

2013年08月31日 | 日常雑感
太平洋戦争の元凶は「国家神道」だった。 天皇を「現人神」として、教育勅語により「国粋主義教育」を行った。 「神」である天皇には、最敬礼と命を捧げることを強制する国粋主義・軍国主義教育を行った。つまり思想統制と言論統制だった。 これに反抗するものは、治安維持法、不敬罪、宗教団体法などにより、逮捕され徹底的に弾圧された。 信教の自由はもちろん、思想・信条の自由、表現・言論の自由・・・など、 . . . 本文を読む

風の音~書写・式部(城山如水作曲)  ~遥かに照らせ山の端の月

2013年08月29日 | しの笛
和泉式部は生没年も不明、伝説に彩られた女流歌人だ。 夫との離婚、二度にわたる恋人との死別、恋人との間の子を 捨て去った悔恨、夫との間に生まれた娘の死・・・・ その煩悩からの救いを求めるかのように 書写山の性空を訪ねた。 中宮彰子の供をしての訪れだったようだ。 貴族、世俗を嫌って性空は対面を拒んだ。 和泉式部は歌を残し、その歌に感銘を受けた性空は 中宮彰子、和泉式部一行を呼び戻して法華経を . . . 本文を読む

しの笛の調べ~夏から秋へ  9月1日(日)

2013年08月29日 | しの笛
平成25年9月1日(日)14:00~15:30    姫路市東市民センター(姫路市花田加納原田888-1)にて 「しの笛の調べ~夏から秋へ」を開催します。 しの笛     城山如水 & 玉田麗水 シンセサイザー 池田佳子 <曲目> 風の音~室津・八朔の雛祭り(城山如水作曲)      浜辺の歌~我は海の子~やしの実      風の音~書写・式部(城山如水作曲)      夏の思 . . . 本文を読む

国家神道 ~ 太平洋戦争の元凶

2013年08月28日 | 裏読み 政治・経済
日本が太平洋戦争に踏み切った要因については、諸外国からの軍事力制限、経済封鎖など外的要因が語られる。 しかし日本国内に、根本的な元凶があった。それが「国家神道」であった。 「国家神道」こそが日本を太平洋戦争へ暴走させた元凶であったといえる。 天皇を「現人神」として絶対化した神社神道が軍国主義ファシズムと結びついて「政教一致・国教化」したものが「国家神道」だった。 したがって、その教義に . . . 本文を読む

平和ボケ総理 と 靖国参拝国会議員

2013年08月28日 | 裏読み 政治・経済
日本国民は「平和ボケ」している、とよく言われるが、日本で一番平和ボケしているのは安部総理とそれに続く「靖国神社参拝国会議員」達だと思われる。 軍国主義ファシズム国家・大日本帝国を太平洋戦争に引きずり込んだ元凶は「国家神道」であった。 天皇を「現人神」とする神社神道が軍国主義ファシズムと結びついて「政教一致・国教化」したものが「国家神道」だった。 その為に、信教の自由、思想・信条の自由、表 . . . 本文を読む

人工マネー と 貨幣幻想  アベノミクスの終焉

2013年08月28日 | 裏読み 政治・経済
アベノミクスへの批判が海外から噴出している。 「異次元の金融緩和」とは何だったのだろう。 株価上昇により企業の資産価値を一時的に高め、経常利益を捻出させるという、トリック好景気、詐欺的好景気を演出しただけだったのではなかっただろうか。 政府が景気は確実に好転している、という報道は、いったいどこの国のことを言っているのだろう。 海外投機筋はすでにアベノミクスに見切りをつけている。 アベ . . . 本文を読む

現代戦争 の ハイテク兵器

2013年08月27日 | 日常雑感
現代戦争のハイテク兵器が「ステルス」だと思っているとしたら、かなり時代遅れだ。 現代ハイテク兵器は、ほぼSF映画の兵器と同じになってきている。 まずはレーザー砲。この兵器の殺傷力は怖ろしい。 人間を蒸し焼きにできる。さらに襲来するミサイルを確実に補足・破壊することができる。 次にマイクロ波爆弾。 この脅威はただごとではない。 一国のライフライン、電気系統、インターネット網を瞬時にシ . . . 本文を読む

伊勢神宮 と 出雲大社 の式年遷宮  黒幕は藤原不比等

2013年08月27日 | 日常雑感
自分が伊勢神宮に行ったのは小学校の修学旅行だった。 たしか本殿の前で生徒達が整列して礼をする時に、自分だけ礼をせずに皆が礼をするのを眺めていたのを思い出す。 そして本殿の中には何があるのだろうと、興味深々で覗き込んだのを思い出す。 担任の先生も別に強制するわけでもなく、何事もなかった。 この時の自分の行動は今でも変わることがなく、神社の来歴と本殿の奥には何が祀ってあるのか覗き込んで調べ . . . 本文を読む

安部総理 の 驚くべき「歴史認識」と「憲法認識」の欠如 

2013年08月27日 | 裏読み 政治・経済
安部総理という人には、「日本の民主主義を守る」という観点から、少なくとも二つの重大欠陥がある。 一つは「歴史認識の欠如」 もう一つは「現代憲法に対する認識の欠如」 安部総理という人には「歴史認識」が決定的に欠如している。 それは勉強していないのか、知ろうとしないのか、あるいは認めたくないのか、そこは定かではないが。 「公人の靖国神社参拝」が国際的にどういう影響を与えるかがわかっていな . . . 本文を読む

播州室津にて 風の音~八朔の雛祭り、夏の蝉 

2013年08月26日 | しの笛
先週の金曜日は赤穂ハーモニーホールの「播州城山流 赤穂義士教室」のお稽古だった。 毎年8月の赤穂のお稽古の帰りには室津に寄って、室山城の志織姫を偲んで、しの笛を吹くことにしている。 「室津 八朔の雛祭り」の始まる前日のようだった。 室山城跡を臨む海辺から、志織姫の供養にと、しの笛を吹いた。 「風の音~室津・八朔の雛祭り(城山如水作曲)」より、八朔の恋歌、八朔の雛祭り、夏の蝉 「風の音 . . . 本文を読む

理念なき 「張子の虎」総理

2013年08月26日 | 裏読み 政治・経済
安部総理という人物の言動と行動をここ、つぶさに見てくると、この総理は理念も理想も定見もない、中身の無い「張子の虎」ではないのか、という思いがいよいよ強くなってきた。 この総理の憲法改正についての行動と発言を見ていると、まず世界平和に対する理想も理念も持っていないと感じられる。 さらにPKO論議を見ていても、国民の「人命」や「生命の尊厳」について「崇高な理念」など全く持ち合わせていないし、「倫 . . . 本文を読む

現実の国民意識と乖離した アベノミクスの失敗

2013年08月26日 | 裏読み 政治・経済
今、ネットを賑わしているのは「アベノミクスは失敗だ」という海外の批判記事だ。 記事を引用すると、以下の通り。  海外からアベノミクス批判が相次いでいる。米ウォールストリート・ジャーナル(13日アジア版)は「アベノミクス、限界に近づく」という社説で、「賃金上昇は、そのほとんどが1回限りのボーナスによるもので、基本給は小幅減少した」と書いた。  欧州の投資銀行サクソバンクのヤコブセン最高運 . . . 本文を読む

世界が予見する アベノミクスの末路

2013年08月26日 | 裏読み 政治・経済
紙幣をジャブジャブ刷って、金融操作で円安・株高で企業の資産価値だけを高めて景気好転だ、デフレ脱却だというのは、どうみてもおかしいと当初から思っていた。 実質の経済成長ではなく金融操作だけの利益算出では、好景気のトリック、あるいは、詐欺まがい好景気といってよいだろう。 GDPを上回る日本の巨額の赤字国債を、海外はよく分析している。 フランスは「安楽死」と「安部」の造語を造って「安楽死政策」 . . . 本文を読む

秘仏 と 御神体

2013年08月25日 | 日常雑感
自分が正直、一番うさんくさく思うのは「秘仏」と「御神体」だ。 「秘仏」というのは何十年に一度、あるいは百年に一度くらいしか公開されない、というので、イベント性を持たせるだけのものだと思っている。 特に現代においてはそうだろう。 「秘仏」は一般には「見せられない」代物である場合が多い。 とてもこの仏像は公開するに耐えないというようなものが「秘仏」として秘密めかした崇拝(誤解)を与えている場 . . . 本文を読む