しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

桜、やがて満開

2011-03-31 20:02:00 | 地球
 こんなに悲劇の年ですのに、ことしは桜がきれいに咲きそうです。
 完璧な満開になりそうです。
 美しい春になりそうです。

 自然から見れば、あるいは大地震も地球が健康に生きていることのあかしなのかもしれません。
 すると原発の大事故も、地球がカサブタを除こうとしている治癒行為なのかもしれません。

 ぼくらにはおそろしい出来事ですが。

なに言い出すんです、菅さん―大連立騒ぎ

2011-03-19 20:48:00 | セイジ
 国家的緊急時の首相として信頼を集め始めていた矢先ですのに、菅さん。
 なに言い出すんです、唐突に。
 自民党との大連立ですって?

 そんなことにかかずらわっているときではないでしょう。

 大震災の国家的危機を乗り切るための連立だ、って大義名分めいたことを言ったって、やっぱりドサクサにまぎれて政治的立場を強化したいって、そういうハラが見え見えじゃないですか。
 よしんば、そうではなかったにしても、李下に冠をたださず、だれもがそう読み取って当然です。

 そもそも今この時に大連立を自民党に申し入れなければならない理由なんて、まったくないんですからね。
 自民党も震災対策には協力するって言ってるんですから。

 それに、いかに国あげての危機とはいっても、震災対策は震災対策、政治は政治ですからね。
 みんなが人間的に、ある意味では純粋に、そして多くの人がわれを忘れて、献身的に震災に立ち向かっているときに、ナマ臭いことを持ち出すもんじゃないですよ。
 首相ですよ。
 こういうときは政治的な思惑より人間的な倫理性を強く出さねばなりません。
 それが一国の指導者というものです。

 民主党の中にも混乱が起こるでしょうに。

 消費税発言のときもそうでしたが、どうも肝心なときに慎重さを欠く首相ですね。
 ひとこと多い。 
 詰めのところで悪手をはなつ。
 暴走する。

 この件では、自民党の谷垣総裁のほうが、はっきりと断って、スジを通したと見えますね。
 谷垣さんのほうが輝いて見える。

 それにしても菅さんは、なんで自分から自分の立場を崩すんでしょう。

 枝野さん、たのみますよ、今やあなたがたよりです。
 早く組み立て治して、震災対策、原発対策、経済対策に全力投球を続けてください。

菅さんの怒鳴りこみ、結構―福島原発

2011-03-17 02:08:00 | 社会
 福島の原発災害に対する東京電力のうろたえぶりには目にあまるものがあります。
 東電の社長がテレビに顔を出したのは、計画停電の発表のときでしたが、そのときも原発の深刻な不手際にはなんの言及もなかったのです。
 いかにも自信なさげで、深刻な事態にちゃんとリーダーシップが発揮できているのかどうか、まったく心もとない顔と態度と雰囲気でした。
 おそらく原発は安全だと、不遜にも豪語を続けて、推進の旗を振って社長になった人でしょう。
 いきなりの危機的事態に呆然自失なのでしょう。

 そんな東電のたよりなさに菅首相はゴウを煮やして、みずから東電本店に乗り込みました。
 会社幹部に「覚悟を決めろ」と一喝したのです。

 ところで、その模様をぼくらの地域の主要紙である神戸新聞はこんなふうに書いています。
 「(菅首相の行動は)一連の政府対応が後手に回った原因を東電に押し付ける格好にも映り、首相対応への疑問も出ている」
 ぼくは神戸に住むものとして、神戸新聞をとても大事に思っていますが、それでもこんな書き方はないと思います。
 市民のどういうグループが菅首相の行動に疑問を出しているんです?

 事の流れを最初から見ている市民には、東電のモタモタは歴然としています。
 対策は後手に回るし、初歩的なミスはするし、説明はあいまいです。
 隠せるものなら隠したいと、そういう思いがこの機になってまだみえます。
 市民のだれもが怒鳴りつけたい気分だったと思います。
 怒りの臨界点でした。
 首相の一喝を聞いて、ぼくなどは、大多数の国民の心を代弁してくれたと、そうはっきりと思いました。

 これが仮に前の自民・公明の政権だと、やはり東電とグルになって、ぎりぎり手遅れになってしまうまで事態を隠し続けたことでしょう。
 そのことを思うとゾッとします。

 原発の危機的状況は今のところはどうみても最悪の結果へ向かって進んでいます。
 最悪の炉心溶融にいたれば、人命はもちろん、広範な水汚染、農地汚染、大気汚染、建造物汚染が広がって、生産、流通、生活のあらゆる分野に甚大なマヒが起こることになるでしょう。
 しかし、そういう悪魔的な状況へ進むとしても、現状の菅首相と枝野官房長官はよくやっていると思いますよ。

 いま、彼ら以外に、だれが指導者になれますか。
 記者には問題の核心を的確に見抜いてもらわねばなりません。
 
 がんばれ菅、がんばれ枝野。

 神戸新聞に乗ったような記事を書く記者は、局所はみているけれど、全体は十分に見えていないと思います。
 たぶん通信社の記者が書いた原稿をそのまま載せているんでしょうけど。、、

切り開きましょう、今を

2011-03-15 19:20:00 | 社会
 がんばれ、とか、がんばろう、とか、
 そういうふうにまっすぐにはなかなか東北地方の人々には言えません。
 神戸でじっさいに震災を体験したぼくたちには。

 そんなもんじゃない、という執拗な声が心の底にあるのです。

 とにかく、

 今を切り開きましょう。

 切り開けることを信じます。

原発は放射能を出すんですね、星野さん

2011-03-13 17:47:00 | 社会
 楽天監督の星野さんが関西電力のお先棒をかついで、盛んに言ってますよねえ。
 「原子力発電所はCO2(二酸化炭素)を出しません」
 なるほど、それはそうでしょう。
 原発から二酸化炭素は出ないでしょう。
 でも、星野さん。
 代わりに、原発は放射能を出すんですね。