社会科学上の不満

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外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

中国の覇権主義未だ健在

2007-09-03 16:02:32 | マスコミ批判
 中華人民共和国の覇権主義を否定する方は少ないと思っていましたが、日本のマスコミでは否定する方がマジョリティでした。中国の言うことは何でも報道するその姿勢に大いなる疑問をお持ちの方も多いはずです。最近異なるではないかとの疑問をお持ちの方も多いようです。しかし、このニュースソースは日本発ではありません。アメリカやEU諸国です。日本発の中国批判はNHKが報道したスワン事件があり、その前に報道はされませんでしたがマブチモーター事件がありました。しかし、当時の日本の外務省はチャイナスクール出身者が出世のラインであり、このチャイナスクールが中国政府に取り込まれていました。また、マスコミは日中記者交換協定で中国の批判ができません。しかし、国民の大半がこの日中記者交換協定の存在さえ知りません。知っていたらこの屈辱的な協定に国民の多くは怒り狂うと思われます。
 中国の歴史を読めば良くあるケースですが、敵国の情報操作は数千年前からのお家芸です。
 劉精華司令官が1985年に全人代で発表した、アリューシャンから台湾までの海域が中国の内海との軍事ドクトリン(基本指針)は、その後の中国の軍の近代化のやり方を見れば理解できます(平和ボケの方は無理)。ロシアの空母の購入に始まり、イージス艦情報のスパイ活動など、太平洋への憧れが良く見えます。
 スパイ防止法の廃案に熱心な左翼政党やマスコミは、法案が成立した場合、現在までの方法では情報が入らなくなることと、現在の地位が日本を危機に落とし込めることで得たことが表ざたになる可能性があります。これが怖いのでしょう。
コメント
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