社会科学上の不満

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熱い日本のシーレーン

2007-09-11 17:39:26 | マスコミ批判
 中国がロシアから購入した空母65000tのことは前回記述しましたが、その影響か現在日本のシーレーンが熱くなってきました。マラッカ海峡を挟み南シナ海に中国の空母、インド洋にインド海軍の空母、そして東シナ海に米軍の空母、日本の自衛隊の揚陸艦(小型空母を兼ねる)、朝鮮半島に韓国の揚陸艦と、日本周辺は空母ラッシュです。それも各国空母を最新式に更新しています。その原因は言うまでもなく中国の空母(ロシアから購入)が近代化し進水し、艦載機Su-33を発注したことによります。
 しかし、日本のマスコミでこの事実を報道するところは小数です。日本のシーレンが熱くなれば日本は石油、天然ガス、その他の貿易に大きな影響を受けます。
 まして、米軍のキティホーク(空母)が中国のロメオ級潜水艦に探信波を受けるという失態を演じました(実戦では魚雷の命中を意味します)。この様にホットに成って来ても、未だに中国の方を持つマスコミが幅を利かせています。
 ソ連崩壊の時のように、それまで国家と認めていなかった大韓民国と共に日本叩きを行うということをやってきたマスコミです。 
 しかし、どれだけ日本のシーレーンが熱くなっていることを隠しても、火が吹けば、今度国民の怒りがマスコミに向かいます。いや向かわねばなりせん。そうでなければ、中国の故劉清華司令官の軍事ドクトリンに従い我国は中国の属国になってしまいます。2010年来年までに現在のガス田までを中国は自国の領海とする、国際法無視の実力行使です。そして2020年までにアリューシャンから香港までを中国の内海とるのが、このドクトリンの骨子です。
 
コメント
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