社会科学上の不満

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民主主義の誤解

2012-10-13 21:10:24 | 社会常識と教育

 エジプト、リビア、シイリアなど「アラブの春」と言われる民主革命で独裁者と反目した国々が国内不安で揺れている。アルジェリアが何とか安定しているが?すべてイスラム国家であり、中東やアフリカだ。民主政治はj・sミルが言うように「理性的な国民の考えが」母体の政治体制である。しかし、国民の識字率も低く未だにコーランから脱却できない国民の理性では、民主的に国家が維持できるのか?宗教は決して悪いものではない。しかしその宗教に既得権を有するものが権力を持つ社会(中世的)では民主国家が成立するのか?カナダに移住したイスラ教徒が、娘がヘソ出しやボディピアスのファッションにこり退廃的な生活を送るため父が殺した。その父曰く「イスラムの教えにある通り、家族の名誉を守るためだ」と。当然殺人罪で逮捕された。しかしカナダにある同じイスラムの移民社会では賞賛されているそうだ。2ヶ月ほど前のニューズウィークの記事だ。この様に宗教的正義と社会的正義の区別がつかない連中に民主主義は難しい。多数決だけの衆愚政治となる。未だに独裁者が必要な国ではなかったのか?

 民衆が独裁者を期限付きで決め議会が監視する。米国の政治形態である。この期限を守れない、議会が機能しない国がこれら中東やアフリカの独裁国家であった。日本みたいに談合政治の長老を決めるのが民主主義国家と思っている国は先ず無い!独裁者は責任が総て帰属する立場でもある。今回の原発事故の不手際でも公的に責任を誰も負わない無責任な日本とは異なる。

 わが国でも宗教的正義と社会的正義の区別が着いていない方々が多い。その一つに、創価学会の方と共産党の方との対決は凄いものがある。また創価学会と真光との対決も凄いものがあった。まさに敵同士であり「そこまでしなくとも」と唖然とするものがあった。教育水準が低い、中東やアフリカではこれが内戦に繋がるのであろう。日本国内の常識で国際社会が動いているはずはないではないか。中国しかり朝鮮半島しかり。日本人の人の良さは国際政治では通用しない。金をバラ巻くから多くの国が日本を尊敬(アテに)するのである。昔(80年代)から中国や朝鮮半島は条約(日韓基本条約)の精神を無視し日本からボッタくろうとしている。いい加減目を覚ませ!

 

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