昔、「ロッテ歌のアルバム」と言う番組があった。その番組ＭＣの口グセが「芸能界の地位の発展に貢献されました」と言うものだった。その口調を真似する遊びが子供たちの間で流行っていた。しかしよく考えると「芸能界の地位・・・」の「地位」とは、如何なる意味だったのか？今思えば、明治期に士農工商が四民平等となるが、「華族」と「平民」と「」なる新たな階層ができる。この「」なる方々は、江戸期外出時街中では笠で顔を隠さねばならなかった。時代劇でも三味線で身を立てる芸人は笠で顔を隠している。今で言う被差別の方々だ。そう言う意味で「芸能界の『地位』の向上・・・」と言うフレーズに意味が出てくる。芸能界は被差別出身者が多い。同じ時期母が某歌舞伎役者の講演を聴きに行った。帰ってくるなり「もう歌舞伎はやめる」と発言した。訳を聞くと講演の内容が「歌舞伎の世界は、夫婦交換や近親相姦、スワピングが当たり前でＸは誰の子か厳密にはわからない」との発言があったそうだ。やはり色々巷で噂されていたことは、まんざら嘘ではなかったと思った。
被差別の方々とのトラブルは各地で多い。その最たるものが「糾弾」である。これは裁判所により違法行為と判断された行為である。しかし田舎ではまだ行われているようだ。違法行為を日教組が協力していた事実を多くの方が知っている。が、地域の安寧のために沈黙している。その他にも日教組が絡んでいるので被差別出身者だけの特別講習（塾みたいな）が学校で行われている地域もある。「逆差別ではないか」と普通の家庭から声が上がる。万引きで児童を捕まえたら「取られるようにしている方が悪い」と集団で押しかける。これは私の担任だった教諭が、被差別の生徒が盗みはたらく現場を押さえたところ「自分たちは被差別だから捕まえた」と集団で学校に押しかけてきて大騒動になったことがあった。このようなこと理不尽なことを起こすから敬遠されるのだ。
その被差別出身の友人がある時「それでも俺たちは昔ながらの日本人だぜ、在日よりましだ」と発言した。１９８０年代にオールナイトフジなる番組で野坂昭如氏がＭＣだったトンネルズに向かい「芸能界の９割以上は在日や被差別出身者だ」と発言し問題になった。そんなＴＶ業界も製作現場の多くは在日である。製作会社にいる知人から聞いた。在日や被差別出身者で成り立っている「業界」がテレビ業界である。そんな業界にあこがれる時代はもうそろそろ卒業してもよいのでは？
