今回の観艦式はチケットが入手できなかった。観艦式への興味が大きいのか一般の観客が多数興味を持つことは良いことである。現在の日本が置かれている国際環境を憂う人々が声を出すことができるようになった。
自民党へ風が吹いていたが、世襲賛成でまた沈没する可能性が出てきた。自民党長期政権の腐敗が、民主党政権を生んだ。原子力行政の腐敗も学会(東大偏重でノーベル賞は少ない)の腐敗も自民党の長期政権が生んだ。民主党政権に現実的な外交をはじめとした安全保障問題、経済政策は無理であることが国民に知らしめられた。観艦式に話を戻せば、シビリアンの練度がモノを言うことも自民党時代から理解できていない。民主党はなおさらだ。
「日本を侵略する国家などない」と大声で謳っていた左翼政党やマスコミは、現在の竹島や尖閣の問題を前に責任をとることはない。この無責任体質が国家の高官や議員、社会のオピニオンリーダー(何のことやら)と言われるマスコミだ。その無責任な発言をしていた議員を多数抱える民主党で、この難局はのりこえられるのか?多くの国民が思っている。野田総理が踏み込んだ発言を観艦式で行ったが、それを実現する術が民主党にあるとは思えない。橋下大阪維新の会に頼る、それも一つの方法だが、期待感より不安が大きいのも事実。