北欧神話、エッダによると2014年2月22日からラグナロック(神々の黄昏)が始まるそうだ。予言の日でもある。この予言日の暦にいつも疑問をもつ、グレゴリウス暦なのか?ユリウス暦なのか?太陰暦なのか?ムスリム暦なのか?不明である。中世では春分の日を元日にしていたようだ、英語のSeptember=9月は「第7の月」と言う意味。
よってこの2014年2月22日が現在の何時になるのか、不明である。そもそもこのエッダ編纂が13世紀と言われている、それ以前の古エッダもあり、北欧にあった暦が不明である。民族もケルト人、サクソン人、ゲルマン人、など多彩でありフン族やモンゴルの影響も考慮しなければならない。当然使用されていた暦も異なる。
ファンタジーが好きな方には興味が尽きないであろうが、この「ラグナロック」北欧ではなく、アジアで起きそうである。
中国のシャドーバンキングの取り付け騒ぎが今年に入り2度も起きている。いよいよ中国経済崩壊の始まりか?中国のシャドーバンキングの不良債権が約700兆円だとの見出しが夕刊紙に出ていたが、あながち全くの飛ばし記事でもないようだ。「中国は共産主義だから勝手に紙幣を刷れば良い」との意見もあるが、それでは天文学的なインフレが訪れる。
1回目の取り付け騒ぎは債権者に元本保証し利息を破棄させて何とか落ち着いたが、2度目の騒ぎは未だ債権者と交渉中である。最悪、人民解放軍が債権者を始末すればこの騒ぎは収まるが、これだけでは済みそうにないのが中国のシャドーバンキングの問題である。
また昨年暮れの中国の工業指数を見ると鉄鋼(製鉄)の在庫が1億トンもある。共産主義では在庫の観念が根付かないのか?資本主義の国では業界が生産調整に動くが中国にはそのような機能の社会システムがない。幸い国際市場が相手にしないほど質が悪い、大量放出してもどこも見向きもしないレベル。アジア危機の時の繊維製品とは異なる。
日本はと言うより世界は、中国経済の崩壊に備えなければならない。その準備は出来ているのか?
韓国経済の崩壊が中国経済崩壊の引き金を引く可能性も大きい。IMFがストレスチェックの結果を発表できない程酷いようだ。日本から金を引きたいが、頭を下げたくない。故にあれこれとインネンをつけてきている。まさにチンピラの行動様式である。
世界は如何に中韓と距離を取れるかが、自国が巻き込まれない要因でもある。しかし日本は巻き込まれる可能性が高い。外的要因でも内的要因でも巻き込まれ易い。
特にマスコミはフランス国営TVが言うように、中韓に食い込まれている。支援キャンペーンを始めるであろう。彼らには日本国民の財産より祖国が大切なようだ。
中国経済が崩壊すれば世界経済は混乱し正に「神々の黄昏」が始まる。国も個人も備えなければならない。