goo blog サービス終了のお知らせ 

社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

日本からの技術輸入ができず困る中国

2016-06-17 00:00:09 | 外交と防衛

サーチナ|中国の国防に日本の技術!? 輸入に頼る工業部品=中国メディア
http://news.searchina.net/id/1588209?page=1

 中国メディア・中国機械網は7日、国防工業の要ともいえる部品製造用の工作機械装備について、依然として日本にその命運を握られてしまっているとする評論記事を掲載した。
 記事は、デジタル制御工作機械や基本的な製造設備は製造業の「母」であり、その国の工作機械技術レベルと製品の品質は、設備製造業さらには国防工業の発展レベルを示す重要な指標であると論じた。
 そのうえで、西側の先進国が様々な手段を考えて中国の工作機械製造能力向上を阻害していると解説。とくに、カギとなる部品や加工生産ツール、現代化された工作機械や工業ロボットの分野において、実際中国が長きにわたり日本から制約を受けたとし、今後も一定期間この状況が続くことになるとした。
 続けて、「1958年、日本と中国はそれぞれデジタル制御工作機械第1号を開発した」と紹介。それから56年が経過した今では「日本がこの分野で世界一の大国になる一方で、わが国は大量に輸入する必要がある状態だ」と伝えた。
 そして、日本がデジタル制御工作機械の対中輸出を制限するのみならず、その心臓部分と言える制御装置の製造技術の自己開発まで制限していると説明。日本のファナック、ドイツのシーメンスといった巨頭企業が制御装置市場の80%を占め、そのうえで中国への輸出を抑えているとした。
 さらに、デジタル制御工作機械以外にも炭素繊維材料、電子部品に代表される工業部品においても「中国は日本に依存している」とし、「紅旗-9」ミサイルに日本性のリミットスイッチが使われている、潜水艦にも日本性のレーダーシステムが搭載されているなどといったネット上の情報を紹介した。
 また、今年5月に兵庫県警が「炭素繊維材料を不法に輸出した」疑いで日本人が逮捕されたこと、2012年にも炭素繊維「M60JB」を密輸しようとした中国人が逮捕されたことを挙げ、M60JBは「主にスポーツ用自転車部品、釣竿などに用いられる」と説明したうえで「釣竿にするような材料まで中国に与えないことから、その徹底ぶりがうかがえる」と説明した。
 記事は最後に「日本は常に革新技術を封鎖し、技術交流を制限する。われわれは模倣したくてもできない状況である」とし、「基本的な学科や工業生産への大量投資を加速させ、全身全霊で技術開発に取り組む企業や個人をより多く育成して自らの基礎をしっかり固めてこそ、未来の戦争において不敗の地に立つことができるのだ」と締めくくった。
(編集担当:今関忠馬)

 

 日本も第二次世界大戦初期敵無しの零戦の製造に必要な工作機械は米国製だった。マトモなドリルの刃さえ日本では製造できなかった。その反省から現在、世界の工業用ロボットの80%以上が日本製である。日本の輸出に占める消費財:生産財の比率は3:7~2:8である。中国に対してはもっと凄い比率であろう。生産財は企業が生産に使うため購入する「物」である。ロボットや素材、基本的なネジ、ボールベアリング等である。代替品が直ぐに見つかることは稀である。その生産財で工場の生産ライン等が構築されている。

 日本のマスコミが広告の対象とするのは、ここで言う消費財である。生産財はTVコマーシャルを必要としない。

 「未来の戦争において不敗の地に立つことができる」
      ↓
こういう物騒なことを言い続ける国に高度な技術を渡せるわけがなかろうもん。との書き込みが全て。新幹線の事例を見よ!競合国を自分で育てたのである。当時の国交省や経産省の担当官僚は責任を負うべき。

 「基本的な学科や工業生産への大量投資を加速させ、全身全霊で技術開発に取り組む企業や個人をより多く育成して自らの基礎をしっかり固めて・・・」とは、流石に朝鮮民族とは異なる。中国人が本当に恐ろしいところである。

 尖閣に、日本に侵攻しようとする国の生産性に寄与する日本企業は流石にいない。在日企業も考えるであろう。ネジやボールベアリングが無ければ、基本的な製品さえ製造できない。李克強首相が「中国はボールペンの芯先も作れない」と発言していた。炭素繊維の中国への輸出で関西の企業が逮捕されたこともあった。日本は徹底して中国に戦略物資を渡さないようにしている。

 個人的な意見であるが、中韓北という日本への侵攻を考えている国の留学生を、大学の理系の学部の留学生として迎えることに反対である、民間の研究所にも。更に研究所の周辺には住まわせていけない。中国や北朝鮮は勿論韓国も日本進攻計画を有している、知らないのか?知らないフリをしているのか日本のマスコミが報じないだけである。韓国軍の装備を見るに対北朝鮮と言うよりは対日本と言うことが解る。それも解らないような方々がマスコミで意見を言うのは如何なものか?人命がかかっているのだから。最も責任など感じる方々でもないか、自由には責任が伴うものなのだが。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする