EUの通貨はユーロであるが、英国の通貨はポンドである。恐らく今月23日(G)行なわれる英国のEU離脱の国民投票、英国はEUから離脱する可能性が大である。これは経済的不利益を英国民は覚悟したと考えられる。経済的不利益を覚悟してまでEUから離脱したい理由の一因が「難民」である。ムスリム難民にドーバーを渡らせない事を英国国民は望んでいる。ロンドンの市長が、ムスリムが選出されたことも影響が大きいようだ。
治安が悪化すれば生命さえ危ない、経済も命あってのものである。国家の存在意義は「国民の生命と財産を守ること」であり、「財産」より「生命」が前にある。
英国の世論調査では「離脱」派が「残留」派を10ポイント上回っているそうだ。英国民の多くが「離脱」を支持している。
安倍総理の言う「リーマンショック級」の経済混乱が訪れる可能性が大きい、いや世界恐慌に発展する可能性も無視できない。
可決されればEU経済は崩壊する、独経済もVW訴訟で持ちこたえることはできないであろう、更にギリシア経済も飛ぶ。通貨が信用できなければ「金」相場が暴騰するか?
2016年6月14日 【ブリュッセル】欧州中央銀行(ECB)の銀行監督当局「単一監督メカニズム(SSM)」は、英国が23日の国民投票で欧州連合(EU)離脱を決めた場合に銀行がどう対応すべきか計画を策定中だ。
SSMのヌイ委員長は13日、SSMとECBが英国の国民投票に、そして、EU離脱が決まった場合に市場へ及びかねない影響に備え、綿密に準備を進めていることを明らかにした。
「銀行ごとに対応を考える」とし、「影響を受けそうなそれぞれの銀行について(各国当局とユーロ圏当局が)計画を策定している」と述べた。...
世界情勢と言っても中韓北の特亜三国しか見えていない左翼勢力、いや見ようとしていないだけか。その特亜三国が独国債やギリシア国債を大量に保有する。飛び火するぞ、中韓経済はたださえ死ぬ一歩手前である、世界の金融業など中韓から離脱している現状である、この英国のEU離脱も織り込み済みか?しかしその影響力は予測した以上に大きいようだ。
中東は意外に「金」が大好きでその保有率も高い。東南アジア諸国もEUとの関わりが大きい国以外大丈夫と言うわけにはいかない。EU経済崩壊が中国経済も影響を与えることは容易に想像できる、中国も韓国も独経済に頼っている比率がたかい。その中国経済に東南アジアの中には経済を頼っている国もある。
隣国と互いに戦争に明け暮れていた欧州、その混乱へと戻るのか?これも非常に心配な事例である。欧州経済が唯一の顧客である露も飛ぶ、現在天然ガス・石油以外の輸出商品はないのだから。
日本のマスコミはなぜこの危機を報じないのか?報じているのか?最近はTVを見ないので解らないが。この危機を報じると安倍総理の言う「リーマンショック級」の経済混乱を追認することになるために報じないのか?それとも無能なだけか?
この件は本当に第三次世界大戦へ発展する可能性が高い。仏も次の大統領選挙は「二重国籍は認めない」「移民政策は日本に見習え」と言うルペン女史が有力である。
難民問題の根源である独もペギータと言う「難民拒否を謳う」政党が勢力を伸ばしている。直ぐに無知なマスコミは「極右台頭、ナチス再来か」とか報じるが、ナチスは国家社会主義独逸労働者党の略称であり、社会主義労働者党が、なぜ「右翼」なのか?その見解を聞きたいものである。
意外に日米は被害が少ないようだ、が、しかしそれでも「リーマンショック」以上の混乱は避けられない。本当にローマ法王猊下が仰るように第三次世界大戦は始まっているのかもしれない。