ちょっと間が空いてしまいました(笑)。
今回は、利用者さんの話からはちょっと離れて、職員のものを書く力についての話。
施設職員の一番の仕事は利用者さんの援助であり、またそれに伴う様々な動きや、知識、検討等も含まれます。現場で働くほとんどの職員(支援員)は、普段のその行動がそのまま職員の能力として現れるといっていいと思います。
しかし、現場で行動するためには、それに伴う考え方や方法があり、おそらくほとんどの施設では、年度当初に、各利用者さんの援助に対する目標を考えておられると思います。この利用者さんには、基本的に身につけて欲しい力や、こういう課題を克服して欲しい・・・とか、良い部分については、もっと伸ばす努力をしていく・・等、それを補う(援助する)職員のアプローチは、どうするのか・・等、を考えます。
年度の終わりには、今年は1年間こういう目標やアプローチでやってきたが、これでよかったのか?はたまた、うまくいった部分、逆に反省しなければならない部分等、職員側として考えることが、たくさんあります。
で、それを文章化する訳ですが、文章を書く力というのは、人さまざま・・・
エッセイストや評論家のように、すらすらと書ける人はいいですが、多くの職員さんが文章を書くことで悩まれていると思います。
言葉の使い方、表現方法、専門用語や漢字の意味等・・・
まあ、最近はパソコンで文章変換(漢字変換)など出来るので、昔のように片手に辞書を抱えて・・・なんてことは少ないですが、それでも手書きと変わらず、文章を書くということは、難しいですね。
パソコンといっても、所詮機械・・・、打ち込む人間の能力が試されるときでもあります(これは、ちょっと辛い・・)。施設によっては、専門ソフトを入れられているところもあるでしょう。(日々の日誌や記録等がすべて管理できるソフトもあるようです。) また、普通にワードやエクセル、一太郎等、日本語入力ソフトを使われているところもあると思います。さらには、うちはまだ手書きだよ・・・というところもあると思います。
今、うちの施設でも「年度まとめ」の真っ最中・・・
連日、職員が遅くまで職場に残って、ノートパソコンに向かっている姿が見られます。また宿直や夜勤の最中に、こつこつとされている方もいます。
利用者が多く、施設内での取り組みが多ければ多いほど、様々なまとめがあると思います。各利用者個人の年間まとめ、作業関係のまとめ、余暇活動や外出関係のまとめ、等々・・・ また管理職なら、それに関わる年度取り組みのまとめ、事務所でも会計関係や事業計画に関する総括等・・・、 医務関係や栄養士さんでも同様です。
ここで、問題になる文章力の問題。
最近よく、若い人は本を読まないから・・・とか、漫画ばっかり見て・・・とか言われますが、文章力というのは、それに関係しているのでしょうか?
まったくないと言えば、ないこともないですが、「言葉」というのは、いわゆる言い回しといって、同じことでも言い方書き方が違えば、全然変わってきます。日常の記録や利用者さんの行動記録などは、言い回しをせず、素直に見たまま書いたほうがいいのですが(特に発作の報告等)、年間のまとめとなると、だらだらと書けば、読む人が困ります。また書く文章というのは、口語ではなく(あくまでも)文語になるわけで、そういう意味からも、皆さんは悩まれていることでしょう。
私自身も立場上、多くの職員さんのまとめの文章を読ませていただきますが、面白いのが、文章力というのは、年齢や経験に関係しないということです。若く1年目の職員さんでも、しっかり書いている方もいれば、20年以上勤められていても、未だにこの程度・・・?と思われるような文章を書かれる方もいます。(失礼しました・・ごめんなさい!)
現場での援助の能力ももちろん大切ですが、こうした力もつけていかなければならないですね。
よく言われるのが、文に親しんでしるのか?ということ・・。何も、いつも新聞の社説や小難しい本を読めという訳ではありません。文庫本でも週刊誌でも、また漫画でも(最近、漫画でもふきだしの台詞?が多いと聞きます)どれだけ接しているか?ということでしょう。
特にそういった、人の目に触れるものは、うまく書かれていると思います。つまり相手に分かるような文章であるわけですね。こういう意味では、十分に参考になると思います。
さあ・・4月頃は、こういう文章で悩まされていると思いますが、どうですか?皆さん・・・。
今回は、利用者さんの話からはちょっと離れて、職員のものを書く力についての話。
施設職員の一番の仕事は利用者さんの援助であり、またそれに伴う様々な動きや、知識、検討等も含まれます。現場で働くほとんどの職員(支援員)は、普段のその行動がそのまま職員の能力として現れるといっていいと思います。
しかし、現場で行動するためには、それに伴う考え方や方法があり、おそらくほとんどの施設では、年度当初に、各利用者さんの援助に対する目標を考えておられると思います。この利用者さんには、基本的に身につけて欲しい力や、こういう課題を克服して欲しい・・・とか、良い部分については、もっと伸ばす努力をしていく・・等、それを補う(援助する)職員のアプローチは、どうするのか・・等、を考えます。
年度の終わりには、今年は1年間こういう目標やアプローチでやってきたが、これでよかったのか?はたまた、うまくいった部分、逆に反省しなければならない部分等、職員側として考えることが、たくさんあります。
で、それを文章化する訳ですが、文章を書く力というのは、人さまざま・・・
エッセイストや評論家のように、すらすらと書ける人はいいですが、多くの職員さんが文章を書くことで悩まれていると思います。
言葉の使い方、表現方法、専門用語や漢字の意味等・・・
まあ、最近はパソコンで文章変換(漢字変換)など出来るので、昔のように片手に辞書を抱えて・・・なんてことは少ないですが、それでも手書きと変わらず、文章を書くということは、難しいですね。
パソコンといっても、所詮機械・・・、打ち込む人間の能力が試されるときでもあります(これは、ちょっと辛い・・)。施設によっては、専門ソフトを入れられているところもあるでしょう。(日々の日誌や記録等がすべて管理できるソフトもあるようです。) また、普通にワードやエクセル、一太郎等、日本語入力ソフトを使われているところもあると思います。さらには、うちはまだ手書きだよ・・・というところもあると思います。
今、うちの施設でも「年度まとめ」の真っ最中・・・
連日、職員が遅くまで職場に残って、ノートパソコンに向かっている姿が見られます。また宿直や夜勤の最中に、こつこつとされている方もいます。
利用者が多く、施設内での取り組みが多ければ多いほど、様々なまとめがあると思います。各利用者個人の年間まとめ、作業関係のまとめ、余暇活動や外出関係のまとめ、等々・・・ また管理職なら、それに関わる年度取り組みのまとめ、事務所でも会計関係や事業計画に関する総括等・・・、 医務関係や栄養士さんでも同様です。
ここで、問題になる文章力の問題。
最近よく、若い人は本を読まないから・・・とか、漫画ばっかり見て・・・とか言われますが、文章力というのは、それに関係しているのでしょうか?
まったくないと言えば、ないこともないですが、「言葉」というのは、いわゆる言い回しといって、同じことでも言い方書き方が違えば、全然変わってきます。日常の記録や利用者さんの行動記録などは、言い回しをせず、素直に見たまま書いたほうがいいのですが(特に発作の報告等)、年間のまとめとなると、だらだらと書けば、読む人が困ります。また書く文章というのは、口語ではなく(あくまでも)文語になるわけで、そういう意味からも、皆さんは悩まれていることでしょう。
私自身も立場上、多くの職員さんのまとめの文章を読ませていただきますが、面白いのが、文章力というのは、年齢や経験に関係しないということです。若く1年目の職員さんでも、しっかり書いている方もいれば、20年以上勤められていても、未だにこの程度・・・?と思われるような文章を書かれる方もいます。(失礼しました・・ごめんなさい!)
現場での援助の能力ももちろん大切ですが、こうした力もつけていかなければならないですね。
よく言われるのが、文に親しんでしるのか?ということ・・。何も、いつも新聞の社説や小難しい本を読めという訳ではありません。文庫本でも週刊誌でも、また漫画でも(最近、漫画でもふきだしの台詞?が多いと聞きます)どれだけ接しているか?ということでしょう。
特にそういった、人の目に触れるものは、うまく書かれていると思います。つまり相手に分かるような文章であるわけですね。こういう意味では、十分に参考になると思います。
さあ・・4月頃は、こういう文章で悩まされていると思いますが、どうですか?皆さん・・・。