知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

施設交流のボウリング大会に参加しました。

2010年03月05日 | Weblog
都道府県の知的障害者施設協議会が主催する施設交流を目的としたボウリング大会が行われました。


以前は運動会等も催されていましたが、場所的な問題や参加施設の減少等、様々な要因で、今回のボウリング大会へ移行していった経過もありますが、今回の大会も、主に地元ボウリング場に近い施設が集っています。(7施設が参加しました)


施設内でも、ボウリングを希望する方を中心に、数回に分けて取り組みはしています。ただ、今回のは、他の施設も参加しているということで、少し趣きは変わってきます。

また、施設交流が目的であり、施設対抗ではないので、競争意識はありません。
(それは別の種目の大会があります)



少し早めのお昼御飯を食べ、参加者が出発しました。


普段、外食や買い物に行っている場所なので(またボウリングにも)、初めての場所ではなく、皆さん違和感なく行動出来ていました。


ちょっと残念ながら、いつもはボウリングのレーンにガーター避けのガードがあるところもあるんですが、今回は参加施設(人数)も多く、うちの施設の利用者の方には回ってこなかったようです。


そのため、点数がいつもほど出ずに、ちょっと寂しい気もしましたが、利用者の方は、そんなことより、交流出来たことやボウリング大会に参加したことのほうが嬉しかったようです。主催された方も、その点では納得されているのではないでしょうか?


まあ、レーンのガードがあるほうがいいのかどうかは、人によって意見は違うと思いますが、基本は”楽しめたらいい”ということでしょう。




帰寮されたときの利用者の方の表情が、非常に満足そうだったので、職員側も行ってよかったなあ・・・と思います。



各都道府県でも、施設の数も増え、なかなか施設間の交流などは、持ちにくい状況だと思います。まず、行事時の職員数の確保や利用者を含めた人数の移動手段等、様々な課題も多いです。

(実際、同じ法人の施設でも、交流するには多くの課題をかかえています)



今回はボウリングでしたが、より交流という意味合いでの行事(内容)がもたれたら、いいと感じます。


他府県の取り組み等ありましたら、また教えていただければ嬉しいですね。

コメント (2)
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