知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

インフルエンザの流行

2013年01月18日 | Weblog
この冬季には、様々な流行の病気がありますね。


昨年暮れにはノロが流行り、高齢者施設・老人介護施設等で、死者も出るほどの状況もありました。


また、年明けには徐々にインフルエンザが流行り始めました。(例年の傾向でもありますね)



私の施設でも例に及ばず、その流行にのってきたようです。幸い、ノロの流行には乗りませんでしたが、こちらのほうは、さすがに防げませんでした。それも、最初に職員から感染していた・・・となれば、余計に。


そういう意味でも、外の世界との唯一の接点である職員は十分に気をつけなければいけないのでしょうね。



こればっかりは、特に責任はありませんが、常に感染された際は、早めに施設の看護師等に報告する必要はあります。黙っているのは、ダメですね。



基本的に感染された利用者の方が出た場合は、本来は隔離しなければなりませんね。ところが、現在そういった隔離できるような部屋が準備出来ないのが辛いですね。(多くの施設がそれほど余裕がないのでは・・・?)



感染された方ばかり同じ部屋へ集まってもらい(普通の居室人数内で)、それで対応できることもあります。


施設では、11月頃に例年インフルエンザの予防接種を行います。(職員も含め・・)



そのため、もし感染しても症状が軽く済んでいます。(これだけは、個人差がありますが・・)


逆に言えば、神経質に感染しないように隔離しても、対応している職員が媒介することもあります。それなら、一応全員予防接種を受けているという条件では、症状が重くならない程度で、広がるのはしかたないかな・・・と思います。



特に児童施設などは、支援学校・養護学校等へ通っている限りは、感染する可能性は多いですね。


もちろん、感染された際は十分な対応が必要なのは、必然ですが。(即時の通院や、食事対応、検温、服薬等)


意外に過去にも様々な流行り病がありましたが、全員が感染することはみられませんでした。(職員も同様です)



どれだけ世間で流行していても、全く感染しない人もいますね。


感染された方は、3日間ほどは相当辛いとは思いますが、頑張って下さい。
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