知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

今後の人生を考えるいい機会かも?

2019年06月11日 | Weblog
久しぶりの投稿です。


今回、通所支援施設をたった1か月で退職しましたが、その終わり頃、いわゆる平成の最後に、父親の死去が重なり、その対応で、仕事も休む必要があり、結局退職という形になりました。


施設の支援の考え方には、なかなか馴染めませんでしたが、管理職を含め職員の方々、職場の雰囲気、利用者等、支援方法以外では、本当に全く問題の無い環境だったのですが、前回にも説明した通り、自身の身体や精神的な部分、一番の毎日の支援方法の違和感から、去ることになり、残念な気持ちは大きいですね。



さて、4月の終わりに父親の死去という、大きな出来事が起き、いろいろな経験をしました。(それについては、別のブログにて・・・興味のある方は、のぞいて下さい)

「早期退職後のぼちぼち生活 http://blog.livedoor.jp/jg77kansai/ 」


また、自分の今後の生き方(この業界内においても含め)について、いろいろ考える時間が出来たことは、逆の意味でよかったかもしれません。


全く、この業界から離れたわけではなく、夏から始める就労継続支援A型事業所の開設に向けての準備もあり、気持ち的には並行していました。


一応、退職したということで、自宅から通える範囲内の(同業種の)就活も行っていましたが、意外に?も、数件からの就業の依頼もあり、まだまだやって行けそうな予感もありました。
人間、必要とされた方が、生きがいも見つかるみたいですね。


残りの人生、せっかく持っている資格(サービス管理責任者、相談支援従事者、ケアマネージャー等)を活かして、少しでもこの業界に貢献出来ればと思います。




思うこと、感じること・・・

各施設での職員の待遇、職員の資質向上、利用者との関係性等、これらは結局、その施設を設立したオーナー(創業者や資本提供者等)の意向に左右される部分が大きいこと。また管理職の利用者や職員に対する考え方が重要で、常に現状維持ではなく、向上を目指していること。

感情に左右されずに、冷静に対応できること(私の在籍していた元入所施設などは、管理職が人の好き嫌いで人事や仕事内容を決めていた、最悪のところでした)。

職員も自身の考え方を持つことは大切で、在籍している施設環境に合うか合わないかは、大事であること。

福祉施設にとって、利用者は一番大事な存在ではありますが、逆に職員も同じくらい大事な存在であること(これがない施設が多いですね)。

いろいろな施設を経験してきたため、人とのかかわりが大切だと感じました。


最初の入所施設を退職し(退職させられ?)、かえって人とのかかわりが多くなりました。そういう意味ではよかったと思います。


夏からは、A型通所施設を開所し、自分たちの考え方で運営できるので、こういった経験を活かして、いい事業所にしていきたいですね。


それについては、また報告していきます。







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