知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

ようやく、開所1週間が経ちました。

2021年02月05日 | Weblog
2月1日に開所した、就労継続支援B型事業所ですが、なんとか1週間が経過し、疲れた職員の顔もホッとした感じです。


でも、私は早く辞めたい・・・。


利用者の方も、その中の一人(男性)は、ここに来る前は3年間自宅で過ごしておられた方で、なんとか1週間継続して通所することが出来、皆でお祝い状態ですね。本人も喜んでいました。

作業のほうも、まだまだ検討中で、実際には4種類の仕事をやっていますが、工賃の問題や作業量等、様々な課題があり、現在模索している状態です。


今日、新たに1名の契約があり、来週にも、さらに3名の契約が待っています。

サビ管の方も、自身の仕事の限界だ・・・と言っておられますが、なんとか頑張って取り組まれており、事業所としては順調といえるでしょう。ただ、職員は・・・


オーナー(代表者)は、常時事業所におられるわけではなく、時間を見ては、自身の用事を済ませて昼頃や夕方に顔を出して・・・というパターンなんですが、特に夕方に報告会を開いて、その日の状況を伝えると、さあ、そこからオーナーの口調が最悪になります。

頑張って対応した職員に対し、ご苦労様の言葉もなく、「こんなやり方はダメだ」とか「書類は必ず”コンサルのもの”を使い、私に確実に報告を」とか、ほとんどが全否定ですね。

これでは、職員もやる気を失います。


まだ、オーナーは30歳代後半で、今まで様々なことをやり、成功もしてきたことから、ある意味生き方に「自信」があるのか、「私は人を見る目がある」とか、「私の言うとおりにやってください」と、常にすごーーーく上から目線で話されます。


今日など、たまたま私が急遽見学に来られた方を対応したら、30年以上この業界での経験のある私に、そのやり方ではダメだ・・・と言われました。(オーナーは素人です)


さすがに、私もこれには”切れ”ました。


いろいろ成功してきたからか、怖いものなしですね。


私は思うのですが(サビ管の方も同感でしたが)、職員を注意するときも、利用者の前で堂々と言っており、それは絶対にしてはダメなことと思います。また、職員に冷淡な態度をとったり、酷な言葉を言う人は、おそらく今後利用者にも、いずれ言うときも出てくるのでは・・・?と心配します。


前回も書きましたが、この事業所の存在する位置が、ポスティングだけで集まる地域を、今後どういった方向で対応出来るのか?

私は、一緒に来られる支援センターの方と話しますが、多くの方が、事業所の現状に不安(誰でも受け入れている)を感じられており、長い目で見ると、どこかで自分の首を絞める結果になるだろうと・・・私は予想します。


こういうやり方を続けていれば、おそらくそのうちに管轄の福祉関係省庁から注意を受けるのでは、と今までの経験から感じます。


何度も言いますが、早く辞めたい・・・辞めさせてくれない・・・
の堂々巡り状態です(泣)



やはり、以前にも書きましたが。この業界で、支援事業所を立ち上げるのは、誰でもいいわけではありませんね。お金をもっていれば、やったらいい・・・と言うわけではないと思います。今回も特に・・・


コメント
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