知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

喫煙

2009年06月08日 | Weblog
利用者の方の喫煙はどうされていますか?


うちの施設は、現在 喫煙者(利用者)は、3名おられて毎食後に喫煙コーナーで一服されています。

過去に本人持ちでタバコやライターを持っておられましたが、管理の問題で不十分なため、現在は職員管理になっています。(食後に、喫煙される方が、コーナーに来られて、職員が渡すという感じですね。)


その管理の問題ですが、やはりライターというと(タバコもですが・・)、火事の心配が一番大きいです。本人が非常にしっかりされた方でも、それを持っていることが知られており、他の利用者の方が勝手に持って行くこともありました。

タバコが減ってる・・とか、ライターがなくなった・・とか。非常に怖いことですね。
中には、(こんな心配は嫌なんですが・・)ここに入られる以前に「放火」で警察にお世話になった方もいて、余計な心配もあり、正直不安になりますね。


また、喫煙はいわば余暇の過ごし方の一部・・・出来るだけ自由に・・とは思えど、コーナー以外で勝手に喫煙されても困ります。また、喫煙後の後始末も心配です。


・・・ということで、現在は職員管理の元、決まった時間に決まった場所で喫煙してもらってます。

ただ、外出時や本人が「どうしても・・」(正当な理由)という希望があったり、行事のとき等、喫煙されるときもあります。


不思議と、喫煙される方は、これ以上増えも減りもしないですね。そんなもんかな?




さて、世間では「禁煙」の流れがあります。(世界的に?)

そうなると、職員の喫煙は・・・・?


うちの施設では、職員の喫煙者はまだまだ多く、職員数全体の3分の1はいます。やはり管理の問題、後 吸殻の後始末も問題、他の職員への影響・・・等々。

人数がまだたくさんいるので、喫煙コーナーが設けられています。ただ、喫煙時間も制限があって、勤務時間内は吸わない(休憩時間はOKです)、場所も限定、各自で吸殻の管理・・・等で、こちらも利用者と同様に制限がありますね。


私自身も、数年前まで喫煙者の一人でしたが、喉を病んでやめました。まあ、健康状態はそれほど前後で変わりませんが・・・。


喫煙がいいとか、悪いとかの議論はしません。結局は本人の問題(特に他人に迷惑がかからなければ・・)。


各施設や各家庭では、喫煙に対してどういった工夫をされているのでしょう。
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