知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

お風呂に入りましょう

2008年09月23日 | Weblog
この間の日曜日は、天気がよかったら地域の運動会に参加する予定でした。
ところが、生憎 朝からの雨で中止・・・・(台風の影響もあってか、すごく降ってましたね)

地域行事としての運動会は、地域の方との触れ合いもかねていますので、毎年楽しみにして参加しています。地元も、大きな町ではないので、施設の利用者が参加すれば、結構盛り上がりもあります。運動会の開催についての話し合いや準備にも、職員が参加して、一緒に進めていくことも、10年以上前から取り組んでいます。


まあ、今年は残念だったですね・・・・



ということで、この日は職員も出勤していますので、日勤体制です。さあーー元々運動会ということで予定もなく、昼からはゆっくりと入浴を・・・


お風呂は、利用者の人数も多く、曜日を分けて入ってもらっています。
一度に入れるのは、せいぜい4名かな?そこに職員も一緒に入り、援助します。

順番に次々と入ってもらいますが、一人で全部洗うことの出来る人もいますが、やはり援助が必要な方も多いですね。
一人でほとんど出来る人は、自分なりに好きなシャンプーやボディシャンプー等を持っていきます。人によっては、洗顔用の石鹸もあるようです。
女性ならば、もっといろいろあるようですね。

援助の必要な方は、主に施設の準備したものを使っています。
中には、シャンプーボトルの押すところが面白くて、何度も押して、必要のない量まで出す人、シャワーが楽しくて、ずっと浴びている人、お風呂のお湯を飲む人、浴槽でずっと浸かっている人や、中で遊ぶ人・・・様々です。


お風呂は楽しいものであってほしいです。

(たまに、うるさく急かされて、嫌いになる人・・・、また準備や手順が面倒で、入りたくない人・・・もいるようです。幸い、今のところ、そういう方はいないみたいですね。安心??)



一日の生活の中で、入浴はホッとする時間ですね。

以前は、「入浴」もひとつの訓練(今はそういう言葉は使いませんが・・)と考えていた頃は、いろいろやり方や手順を教えていましたが、出来る人はこういう技術は10代の頃にすでに獲得していて、新たに・・ということは少ないですね。
また、若い頃ならまだまだ獲得出来た技術も、30歳を超えると難しいですね。そういう意味でも、入浴に関してはあまり技術どうこうというより、気分的にもゆったり出来る時間をと考え、今ではリラックス出来る「入浴」を心がけています。


職員の援助の関係で、少なくとも夕食後(晩に)入浴することは出来ませんが、午後の時間にゆっくり時間をとることで、利用者の生活に少しでもゆとりが出来ればいいですね。
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