木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

おばあさんになり男女混浴も気にならない

2024年11月12日 | Weblog

観光大使の甘言に乗って不倫行動をした玉木国民代表。
つくづく男はバカだなと思う。一番大事な時期に。目的を持って近づいたに決まっているのに。玉木もバカだけど、女の方にも問題が。ジェンダーレスが叫ばれる時代に男だけを責めるのもどうか。女性の方も玉木に接近して何か利益を得たいという目的があったのだろう。

学術会議任命拒否続く。
これこそ石破総理が真っ先にしなければならないし、できることなのに「何やってんだよ」という感じ。
よりによって、国会議員の中でも安倍と並んで最も学力が低いと思われる菅義偉によって策動された「任命拒否問題」。背後には政府に物申す学者を一掃しようと薄汚いことを考えたはげじじいこと杉田一博の存在がある。今はその任を解かれたがいまだに隠然たる影響力を持っているのだろう。公安上がりの陰険な輩は一掃されたい。

「週刊金曜日」に青木理氏の温泉探訪の連載がある。
それに対して女性の読者から女湯についても書いてほしいという要望が。男性である青木氏には無理でも女性従業員や知人の女性にでも取材することはできるだろうというもの。確かに男湯と女湯に著しく違いがあれば問題だが、私の知っている温泉宿では暖簾を入れ替えるだけでどちらも楽しめるようになっている。湯枕のある群馬県の四万温泉では入り口は男女別だが、浴場が広いので入れ替えしなくても楽しめる。以前にも投稿したが、わざわざ近づいてくる人はいない。私などおばあさんなので全然平気。

 

 

 

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バカな男はいらない

2024年11月11日 | Weblog

大久保賢一弁護士。私の中学時代の二つ上の先輩がこの名前だ。新聞にこの名が。

東北大学の法学部に進んで弁護士になったと思う。人権派弁護士のよう。お父さんが当時の国労長野の委員長になって社会党から国会議員にも立候補した。弁護士もいろいろで悪徳弁護士というのもいますからね。今は埼玉県で外国人や貧困に苦しむ人たちの相談にのっているよう。

玉木雄一郎の不倫報道。税金で報酬を受けている身でありながらどうしてこういうことをするかねえ。バカとしか言いようがない。辞任しかない。

バカは政治家だけではない。明治神宮外苑の開発をもくろむ三井不動産は衆院選投票日の翌日外苑の樹木伐採をはじめた。本当は一年前に始める予定だったが、反対の声に押されてここまで延びていた。反対のシンボルだった音楽家の坂本龍一氏が亡くなったし、与党が惨敗とはいえ政府にとどまっている。これを逃したら次のチャンスはないと思っているのだろう。タワマンなど作ってどうするんだろう。将来のことは全く考えていない。私は都市に高層の建物は建てるべきではないと思う。災害が起きた時の悲惨さを東日本大震災や能登地震でよくわかったはずなのにちょっと喉元を過ぎるとこういうバカなことを始める。見るとバカな男どもの仕業だ。男はこの世にいなくてもいいと思うほどだ。今は生殖医療が発達していて男がいなくても次世代は育つ。

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童話に見る飢えと飢餓の時代

2024年11月10日 | Weblog

「東京マガジン」。吉祥寺総合病院閉院。
吉祥寺と言えば東京でもステータスの高いところとして地方の人間にも認識されているところだ。
何が起こっているのか。まず地価が高すぎて新住民が住めない。子どもも相続税等が高すぎて住み続けられない。
私の姉も吉祥寺の隣杉並に住んでいるが、高齢者ばかりだという。高齢者は車に乗れなくなり、駅前の商店街に行くには何かと不自由。仕方なく高齢者施設に入ろうとしても家が売れない。空洞化は地方都市ばかりではない。
自治体の出番である。住民の生活が成り立つようにするのが役所の仕事だ。
   
昨日はカルチャー講座で小川未明の「子供の時分の話」を講師の先生と共に考えた。
小川未明も宮沢賢治もいわゆる子供らしい子供ではなかった。未明は神官の一人息子で病弱だったので、母親からわんぱくを止められていた。しかも神官の息子なので特別扱いされていたような気配がある。宮沢賢治も長男で弟に対していばっていてもいいはずなのにそういうところは一切なかったという。
未明の童話も賢治の童話もわんぱく少年は出てこない。何か内省的な不思議な雰囲気を漂わせた主人公である。賢治の「風の又三郎」、未明の場合もどこからかふっとやってきた謎の少年だ。二人とも少女は登場しない。

 

「ヘンゼルとグレーテル」ヨーロッパが生きるにぎりぎりの時代の童話。
「ほんとは恐ろしいグリム童話」という本がある。
人類は飢饉とそれによる飢餓を何度も経験している。ヘンゼルとグレーテルは食べられなくなった両親が子供を捨て、自分たちだけ生き延びようとした物語だ。飢饉が去れば子供はまたできる。
きょうだいにとって魔法使いのおばあさんはきょうだいを救ってくれた余裕のあるおばあさん?「お菓子の家」は飢えたきょうだいの願望だ。
日本でも飢餓を描いたおとぎばなしがある。「御伽草子」はそんなはなしだ。芥川龍之介は「今昔物語」に材を取って小説にした。最も有名な『羅生門』。優雅な生活を送っていた貴族の御姫様も後ろ盾を失えば忽ち飢えに遭遇する。「源氏物語」にも描かれる。夕顔や末摘花がそれ。夕顔は男の心をそそる女性として描かれ、末摘花は身分は高いが父を失ってからは何のとりえもない女性として描かれる。しかし源氏はそんな女性でもかかわった女性の面倒は最後まで見る。「プレイボーイの鑑」。それもこれも源氏が財産家だからだ。
現代は女性もその気になれば働き、男に頼る必要はない。但し病気になったりすればそうはいかない。生活保護を恥ずかしがらず受ければいい。役所は自分の金ではないのだから事情を根掘り葉掘り聴くべきではない。「あんたの金じゃないでしょう。税金です」。

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原発は石棺で覆うしかない。

2024年11月08日 | Weblog

福島第一原発、デブリ初回収(11月8日信毎)。

しかもたったの3グラム以下。全量は880トン。気が遠くなる。これはチェルノブイリのように石棺でおおうしかない。

書店がない自治体が増えている。図書館はかなり充実しているが。公民館にも図書コーナーがあって、見れば新刊本もそろっている。個人が本を買わない。私も雑誌は買うがよほどでないと本は買わない。理由は本をためても処分に困るからだ。
長野市には郊外に「蔦屋」があって、本・雑誌のほかに文具があり、喫茶コーナーもある。

おひとり様への対応が増えている。私は昔から「おひとり様」だ。旅も食事も一人で抵抗はない。女性はなかなかそういう文化を持たないできたが、女性も一人前に働くようになり、一人暮らしも増えた。否応なく一人で行動するようになった。男女差はなくなりつつある。私は酒好きではないので居酒屋やバーにはいかないが、酒好きの人はそういう場にも進出しているようだ。

 

トランプ再び大統領に。トランプとてでたらめをやるわけにはいかないが、あまり戦々恐々となるのもどうか。日本は「大人の対応」をするしかない。今まで自公政府も外務省もそうしてこなかったからどうしていいかわからないだろうが、そういう人物を政治家として押し上げていくしかない。自民一強の時代は終わったのだから、あまりにレベルの低い人物を選ばないように国民が考えていく時代に入った。

 

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死刑執行の体験

2024年11月05日 | Weblog

今日は米大統領選の投票日。

世界の常識ではハリス氏に勝ってほしいが。トランプ本人も支持者も「イカレテル」としか思えないが、これがアメリカの一般大衆というもので、日本などよりよほどレベルが低い。それがわかっただけでも収穫というもの。アメリカの言うことを聞かなくていい。

「死刑執行役の刑務官、その体験を語る」信毎11月5日号。
日本の場合、絞首刑である。複数の刑務官が任務にあたる。どの刑務官の押すボタンが足場の板を外すかは刑務官にはわからないようになっている。生涯に一度だけこの任務に就くことになっているという。「死刑廃止」の声は年々高まっているが、執行役の精神的負担のことは一般人は考えないできた。そして何かというと「あんな奴は死刑だ」などと無責任に放言してきた。しかし執行役のことはまるで考えないできた。丸山健二という作家がごく若いころにこの刑務官の心情を描いた小説『夏の流れ』で芥川賞を取った。

 

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教員不足に支援員制度を

2024年11月04日 | Weblog

今日もいい天気。ジャガイモを収穫した。ほんとはもっと前に収穫したほうがよかったのだが。それでも充分育っていた。イモは素人でも作れる。食糧難になってしまった太平洋戦争中、都会の人も自宅の庭を耕してイモ類をつくった。

 

教員に残業代支給案。

確かに教員の給料は高いとは言えない。しかしなりて不足はそういうことより業務量の多さや、保護者への対応の煩雑さにより大きな理由があると思う。資格のある教員はただちに増えるとは思わないが、支援員というような形で学校の仕事の一端を担いたいという人に手伝ってもらうことから始めるのがいいのでは。正教員との上下関係や人間関係でうまくいかないことも多いと思うが、一つづつ解決していくしかないと思う。

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先生が足りない

2024年11月03日 | Weblog

今日も佳き日。
先生の成り手が不足している。先生だけでなく警察官や消防士も常に成り手不足。
先生の場合事務量の多さ、モンスターペアレンツと言われる保護者からのクレーム。これらが重なって先生になる人が減っていて、各自治体の教育委員会は頭をかかえているという。特に東京などの大都市の先生の成り手がいない。これは教師に限ったことではなく警察官や消防士など昼夜、時間関係なしの職業も常に人手不足。少子化に加えて世の中景気が悪くないのも影響しているという。そのうえ今は親の学歴も上がっていて先生への不満があるという。私もかつて教師をしていた。そんなに向いているとは思えなかったので30代でやめた。

「東京マガジン」。

長野県の辰野町がとりあげられていた。ご多聞にもれず「シャッター商店街」だったが、無理に賑わいを取り戻そうというのではなく、空いた店舗は店舗として営業できる店を町が支援する体制を取っているという。いい考えだと思う。これからそんなに人口が増えるわけではないので、ところどころ空いていてもいいのではないか。とにかく歩いて、あるいは自転車で行ける程度の距離に商店、通院できる医院があれば高齢者にとっては十分。遠出したければその時こそ最寄りの駅までタクシーを頼めばいい。私は今のところ車に乗れるので駐車場が確保できるところへは車で行っている。

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大阪維新の会の凋落

2024年11月02日 | Weblog
今日は一日中雨。
ちょっとした知恵。
野菜などの袋に付いている赤いテープは隙間に箸を突っ込んで持ち上げれば難なく開けられる。
冷凍ご飯の温めはドーナツ状に真ん中をあけて温めると温めムラができない。そういえばご飯の温め容器は真ん中が空いている。そこへはご飯を詰めないようにすればいいとのこと。知らなかった。
 
大阪の教育、混乱と危機を検証。『新自由主義と教育改革』高田一宏(岩波新書)。高田氏は大阪大教授。専門は教育社会学、地域教育論。
橋下徹大阪府政が誕生して「教育非常事態」を宣言したのが2008年。「だめ教師」追放を掲げて「教育基本条例」案を提出したのが11年。以後大阪維新の会は学力向上を掲げて教師攻撃と新自由主義教育の路線を邁進してきた。
本書はこの15年以上の新自由主義による改革が学校や地域でどう作用したのか、その混乱と危機を多角的視点で検討している。
新自由主義改革は公共部門を市場競争で統制する改革であり政治と社会の責任を極小化して個人の責任を極大化する。新自由主義によって政府と行政は無責任を許され、子供と親と教師の自己責任が問われ続けた。結果、教育は次世代に対する責任から納税者へのサービスに変貌。弱い立場の子供は差別され、排除されてきた。本書は維新の会の改革によって子供や教師の権利が踏みにじられ教育の平等と公正が毀損された経緯を描き出す。学力は向上せず、いじめや不登校は激増し、子供の学ぶ権利も教師の意欲も衰退してしまったと断ずる。著者は対案として教師が子供の現実に向き合ってそこから学ぶ「応答性」と子供の「権利保障」を鍵とする教育改革のビジョンを提示する。
私は35歳まで大阪で小学校教師をしていたので関心があった。今回の総選挙で東日本では維新は全くと言っていいほど受け入れられなかった。当然である。こんなものがどうしてここまではびこったのか謎である。
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野党協力にいちゃもんを付ける連合も追放

2024年10月31日 | Weblog
10月も今日で終わり。あと2か月を残すのみ。
闇バイトが止まらない。手っ取り早く稼げる。今はSNSというものがあって、それで募集し、応募する。顔を合わせる必要もない。ターゲットは高齢者。高齢者は若者よりお金を持っていると思われている。他の用事を装って訪問し家の様子を見る。業者を装って家の中に入り込めば金庫の在りかや逃げる時の回路がわかる。抵抗すればそのまま逃げる場合もあるが、慣れていないほど逆上して乱暴したり其れでも抵抗すると致命的な打撃を与えることになる。こうした犯罪に詳しい人によると「とにかく家にあげない」ことが大事という。都会の高齢者はそれでもそういうことに慣れているが、農山村の高齢者はつい家にあげてしまったりする。親切を装って親しくなってから巧みに大金を引き出す者もいる。「強盗詐欺」だ。
こうした犯罪に手を染めるに至るのはまずゲームや遊ぶ金ほしさからというのがある。刹那的な人生がその背景にある。私が思うにこうした犯罪者の背景には「家庭に恵まれない」場合が多いように思う。昔からそうだ。親の愛情を受けられず虐待や育児放棄の果てに反社の罠にはまる。社会がこれらの人を救う手立てを持たなければいけない。政治の課題だ。自公に任せていてはダメ。自公は今は与党だが、少数与党だ。野党は協力して「持たざる人達」のために汗を流さなくてはいけない。連合が共産党とは協力しないとかなんとか言っているが、いまだにそんなことを言って協力を拒むなら自公の次には連合を追放しなければならない。
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水への人権

2024年10月30日 | Weblog
単4電池に気を付けて。
使用期限がまだまだあるのに残量計がマイナス。店に言えば代えてくれると思いますが、皆さん気を付けて。製造元の責任です。

トイレ使用後のペーパーの三角折り必要ないの新聞記事。私もそう思います。汚れた手で三角折りするのですから理屈上だめですよね。「小さな気遣い」のはずが「大きなお世話」になっています。
外国人がインバウンドで大勢やってきます。外国人はこういうことはしないからいいですけどね。外国人は排せつの姿を見られても日本人ほど恥ずかしがらない。誰でもしなければならない行為なので恥ずかしがっても仕方ない。排泄の音を聞かれたくなくて排泄中に水を流すのも水の無駄遣い。災害にあえばそんなことしていられない。

干ばつなどの水不足は資本主義のゆがみが生じさせている。
とりわけグローバル・サウス諸国では河川や地下水などと言った多くの水源の独占的利用権(水利権)が多国籍アグリビジネスや鉱山開発企業、電力企業と言った大資本に付与されているからだ。こうした大資本は水源とともに土地も大規模に占有し事業遂行によって地球温暖化の進行に加担するだけでなく周辺地域に有害物質を拡散させ、水質や土壌の汚染も伴う甚大な環境破壊も引き起こしており、そうした環境破壊が飲料水や生活用水のための水源確保をさらに困難にしている。これに対する民衆の抵抗が特に後進国で左派政権を誕生させ、国際的には2010年7月28日の国連総会決議で「水への権利」が人権の一つとして認められた。
恒常的な拡大再生産を本性とする資本が今日ではもはや国家権力の非民主的な発動なしには立ちいかなくなっている(週刊金曜日2024・10月18日号)
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