木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

自民党議員の存在は税金の無駄遣い

2025年03月12日 | Weblog

午前中は晴れていたが、午後雨になった。この時期の雨は「穀雨」というのだろうか。

午前中は焼却炉で枯草や枯れ枝を焼いた。果樹農家はこの時期剪定した枝を野焼きする。そういうことを知らない非農家の人が煙を見て火事ではないかと派出所に電話する。警察は市民の心配には対応することになっているので出動する。リンゴ畑に近い我が家にも訪ねてくる。そうして個人情報を把握される。把握されてやましいことは何もないが、こうした情報は公権力によってしっかり把握されていることは知っておいた方がいい。

「憲法9条の碑」建立を記念した講演会に出席した折求めた『非戦の誓い』をパラ読み。著者の伊藤千尋氏は略歴を見れば山口県の出身。長州、戦前は明治政府で権力を握った政治家、軍人を多く出した地域。戦後もその流れをくむ政治家が自民党の有力政治家として権力をふるった。岸信介、佐藤栄作兄弟。その孫の安倍晋三。少年時代それらの政治家をどう思っていたのか聞いてみたかった。「桜を見る会」に大挙上京した人が多かったところをみると、明治維新以来あまり変わっていないということか。
私の小学生時代を思い起こすと運動会時に儀式として「国旗掲揚」というのがあって「君が代」の演奏と共に日の丸がスルスル上がるのを見守った経験がある。児童会の役員がそれをになうのだが、なぜか男子ばかり。児童会の会長は男子で女子は副会長の一人だったか。今はそんなことはないらしいが。
わが長野県は反骨というかそういう精神を持った人が多かった歴史がある。「教育県」と言われた。その意味は明治5年の「学制発布」でいち早く小学校を作り通うことを奨励したことにはじまる。そういう歴史を知らないで有名国公立大学への進学率が相対的に下がったことに対して「教育県ではなくなった」と言った主に自民党議員がいたが、相変わらず歴史を知らない議員が多くて困りもの。何度も言うようにこうした見識のない自民党議員は一人もいなくていい。税金の無駄遣いである。

 

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