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まず、「調査委員会の調査報告および過年度決算の修正ならびに当社第22 回定時株主総会招集ご通知に関するお知らせ」という長いタイトルのやつ。
ええとね、この前出てた過年度損益修正損は160億からさらに175億に、その分、解約損失引当金繰入額が減って17.5億に。
そして、「追加」で示された過年度損益修正損の内訳は、
過年度販売用不動産評価損、120.6億
過年度売買取引修正損、16.2億
過年度事業再編費用、3.8億
過年度解約損失引当金繰入額、30.4億
その他、4.2億
ということですね。

んで、調査委員会報告書については、長いので、興味のある方は、IR見てください。真ん中近くから始まってます。けっこうちゃんと書いてるかも。
アルデプロ 長いタイトルのIR

さらに、細かく各年度末と21年7月期については1Qごとに修正額が出てるんですが、これは別IRにしたほうがよかったのでは。
21年第1四半期からすでに債務超過であったということになります。
それでもね、20年7月期の期末は債務超過じゃないんですね。ここから債務超過だと一発で上場廃止になってしまうんじゃないかと思いますが、それは回避してます。

しかし、それでもなお、販売用不動産の評価損の出し方は甘いんですけどね。(すぐ潰れなかったとして)また売れば売るほど営業赤字が増えるよ。
現金をひねり出すためには売らなきゃしゃあないけど、売ればたたき売りせざるを得ないよね。
今後はますますきついでしょ。(とりあえず潰れないとしても)

続いて「代表取締役および取締役の異動に関するお知らせ
これについては、秋元社長がただの取締役に。
かわりに、高橋康夫取締役が代表取締役社長になったと。
といってもね、形式的なもんでしょ。
創業社長で(今のところはまだ)筆頭株主の人が会社にいる以上、実権は動かないよね。
だいたい、ここの会社、上場直前に秋元社長が交通事故起こしてつかまったので、一時的に社長を交代してるんだよね。
当然、執行猶予期間がはずれた後に、社長に復帰してます。

つづいて、「業績予想の修正に関するお知らせ
今ごろ予想ってもね、もう結果を決算短信で発表してるはずなのに。
それはともかく、この前の株主総会の招集のときは、過年度分の修正分を21年7月期に含めてましたが、それを過年度分に置き換えたので、21年7月期の赤字は減ってますが、いずれにしても結果は同じ、196億の債務超過です。

これらのIRが出たのが午後6時半で、その後マザーズから監理銘柄を指定され、それをまた7時15分にIRでだしてます。
「当社株式の監理銘柄(審査中)指定に関するお知らせ」

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