もうかなり知れ渡っている話かと思いますが、オリンピックのために新しく建てる国立競技場、屋根が間に合わないんだそうです。
そもそも今の競技場は普通に使えるわけですが、新築しようと言う話は、実は、19年にやるラグビーのワールドカップのためなんですね。
日本には、日本ラグビーフットボール協会という団体がありまして(そりゃまあ、あるでしょうね)、会長は日本でも屈指のおバカであるあの森喜朗。
「サメ脳」といわれて訴訟を起こしたあの森喜朗です。
サメにとって実に失礼な話で、訴訟を起こすべきはサメのほうだと思いますが。
こういうアホがいるから、余計なカネがかかるんだよ。
そもそも、特に画期的な新機能が付くわけでもないのに、使えるものを壊して新しくするなんていうのは見栄以外の何物でもないわけですよ。
せめて、日本政府がものすごい黒字で借金などはなく(ドイツはないらしい)、あまってるおカネで造りますって話ならまだしも、カネないって言って社会保障は削ってるのに本当にバカじゃないのかね。
そうやって見栄張って新しくして、あげくに屋根が間に合いませんとか、どこの後進国だよ、と思うわけであります。
ま、ここ、東アジアの後進国ですが。
実にみすぼらしい話です。
デザインもね、なんであんなごっついの?
昔の人間の見栄、みたいなものしか見えてこない。維持コストも高いんです。
いやあ、ほんとに「日本すごい」ですね(棒
この国立競技場のデザインコンペに参加した坂茂という人が、その後(去年)プリツカー賞というのを取りました。
坂茂さんに「プリツカー賞」
その坂茂氏の国立競技場のデザインがこれ。
坂茂建築設計案
このほうがずっといいように思いますけどね。
このデザイン、1次審査でアウトだったのだそうですが、賞を取った後だったら、どうだったでしょうね、ニッポソ。
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