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「なんのこっちゃ」と思った人が多いのではないかと思いますが、その感想は完全に正しいです。

Pink Floyd - Wish You Were Here
この曲がシド・バレットのことを歌っていることについては何ら疑いの余地はないわけですが、これの始めのほうの15秒のとこですね、チャイコフスキーが出てきますよね。毎度言ってますが。

Tchaikovsky Symphony No 4 Mvt 4
そして毎回ムラヴィンスキーのを探すのにやや時間がかかりますが、これですね。

そこでですね、なぜこれなのかということが先日気になりまして、探ってみたのです。といってもネットでですが。
タイトルのようにシド・バレットはチャイコフスキーが好きなのかなとか、そういうことを考えたわけですね。
そこで、まずはwikipedia先生にお伺いしたのですが、
ケンブリッジの街の出身なんですね。ロジャー・ウォーターズとは幼馴染で(それは割と知られていると思うけど)、と日本語版はここまで。
英語版を見たら、
子供のころはちょっとピアノ弾いてたとか、ウクレレやバンジョー弾いてたとか、
ロジャーの母親がシドの中学校の先生だったとか(笑)
高校はロジャー・ウォーターズと一緒で、大学ではデイヴ・ギルモアと一緒だったと。
みんなケンブリッジの(街の)出身だったのね。
で、そのうちバンドやってバンド名をいろいろ変えて、そのうちの一つはメガデスだったとか。
しかし、チャイコフスキーは出てこない。
wikipediaでの調査(笑)は、ここで諦めて、「シド・バレット チャイコフスキー」で検索(グーグル先生)したけどこれは予想通り何も出てこない。
まあ、こうやって過程をこまごま書いている時点で収穫はなさそうだとだいたい予想つくと思いますが・・・

そして、Syd Barrett Tchaikovsky で検索してみました。
そうすると、まずは上記の曲のwikipediaが出てきて(笑)、
次いで、精神を病んだ音楽家にこの二人が列挙されていて、「まあ確かに」「でも、山のようにいるだろ」などと思いつつ他を見たら、微妙な文章が。(ピンクフロイドについて書かれた本の一部)

'They were fantastic songs, “Have You Seen A Morning Rose", to the tune of a Tchaikovsky prelude or something.'
と、こういう記述があるんですね。
他を見ると(やはり、ピンクフロイドについて書かれた本の一部)
“Have You Seen A Morning Rose"というのは、大学時代にケン・チャップマンという仲間が書いた詩らしいということはわかるのですが、それ以上は何も。
当然、この曲がようつべにあろうはずもなく、
つまりシド・バレットとチャイコフスキーの繋がりは特に見出せなかったということですね。

余談ですが(というか全面的に余談だけど)"Have You Seen A Morning Rose"でググると、サクッとその文字列が出るのはピンクフロイド関係だけで、あとは、どうしてひっかかるのかちょっと悩むのも多いのですが、いっぱい出たのがジョン・キーツ。
たぶん、Ode on Melancholy という詩の第2連に、a morning rose という部分があるからなんだろうけど、これででるのか。とりあえず江戸はるみに朗読してもらいたいですね。
ケン・チャップマンがキーツの詩を意識して詩を書いた可能性はありますが。
それにチャイコフスキーの前奏曲か何かのメロディーをつけたとか何とかそういう話なのかもしれませんが、全くどこまで行ってもそれがどうしたで終わる話でただ疲れました。
しかも確かなことは何も分からなかったし。

そこでモーニングゥなプログレの曲って、ええと、よくわかりませんが、
Yes - Siberian Khatru
moring という単語が歌詞に入ってるし明るそうなこれで。
ちなみに「危機」は4位でした。あれの。

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