Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
Martian Official Weblog



以前書いた某哲学者さんの本からの引用らしきものです。
「個人/実存レベルでの寛容は共感から出発するべきだけど、指数関数的に連鎖するマクロな社会というレベルでは寛容は一定の無関心から出発するしかしない

肩が凝ってて身動きできん
共感
過去に書いたのはこれら。

今回はこれの日本語が突っ込みどころしかなくて徹底的におかしいという話、ではなくて、実際の社会における「連鎖」とはいかなる現象かを見て行きたいと思います(にこにこ
まあ、今日のタイトルで使った部分の日本語についてはエクセルの「マクロ関数」という文字列が頭にあったのだろうと思いますが。

小池百合子というレイシストが都知事になりました。
小池はそもそもポピュリストで、特に思想信条というものはなく、自分を支持する者がどんなにロクデナシであろうと数さえそろえばいいわけで、露骨なレイシストになったのはおそらく野党時代にそのような団体に支持されたからなのですが、まあ、わざわざ支持されるのだからそもそもの資質としてレイシストの要素があったのでしょうね。
支配欲だけは充分にありそうですから。

問題は彼女がここに来てレイシストであることを表に出して来たこと、それが社会に与える大きな影響なのです。
小池都知事が、関東大震災の朝鮮人虐殺を(暗にというかかなり表立って)否定した件で、墨田区の区長も同様の行動をとり、何人かの都議が虐殺なんてなかったと声を出し、ネトウヨが喜ぶ。
これが「連鎖」ですよね。
多少は名の知れた言論人が都知事にレイシストを推し、彼に賛同する(自分ではリベラルだと思っている)人々がレイシズムに寛容になる、あるいはレイシズムに寛容になることもリベラリズムだと考え、ドッチモドッチャーが増えて行く。
これも連鎖ですね。
のんびりと「無関心」ではいられないと思いますよ。

だから悪しき連鎖は発生しないように気を使わなければならないし(特に有名人・言論人の場合は。)、発生したら断ち切って行かなければならいないのですが、邪魔なのがドッチモドッチャー。
ドッチモドッチャーは邪魔なんですよ。
だいたい彼らは不勉強ですよね。
自分でちゃんと調べて判断しないからドッチモドッチャーになる。
わかんないんならせめて黙っていてほしいところです。

日本のように主体性のない人が多い国では「連鎖」は派生しやすいですね。
そして、やはり主体性のないドッチモドッチャーが悪しき連鎖をとめる作業の邪魔をするという構図です。
邪魔だからUFOキャッチャーでもやってろ。

なぜか左の目じりが痛いし、突然、胃も痛くなってきたのでこの辺にしますが、
あれの日本語について少し突っ込みを入れておくと、「出発」というのは、時間の幅がない(抽象的な)動作の表現で、英語ですとこれの進行形は「出発するところ」の意味になりますね。
「している」の意味にならない。
座標と直線で表しますと、ゼロのところに白丸をうちます。(そこは含まれない)
その左側(プラス側)から直線を左に引くと。(まあ、目盛りは適当につける)
ゼロのところは無関心。
左側は関心度を表します。出発というのはものゼロではなくなった瞬間(時間の幅はない)の部分で、現実的には出発前がゼロ(無関心)の状態、出発後がゼロではない(関心を持った)状態区別されるわけですね。

しかし、「マクロな社会」というのは本当に意味不明で、マクロって視点の話ですよね。
大きいという意味もあるにはあるけど、ここではわざわざわかりにくいマクロなどという言葉で表すことはないでしょ。
ここで例えば「マクロ経済」という言葉を考えると、これはやっぱり視点の話で経済にはマクロもミクロもないんですよね。経済を考える上での視点としてまずはマクロで考えるかミクロで考えるかという話で。
マクロで見る場合には、全体としてとらえるのであって、次々と連鎖しちゃってわけわからんなんて言う話なら、「マクロ」なんて使うのはあり得ないですね。

ローラ・ボベスコさんの命日
Franck - Violin Sonata - Lola Bobesco
ピアノはジャック・ジャンティさん。

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