余程狭い世界に住んでいるか、もしかしたら不思議の国に住んでいるのかもしれません。
2020年にまったくそうではない状況というものを体験したんですけどね。
コロナ禍で、急激に景気が落ち込んでいったん株価も落ち込みましたが、すぐに反転。それどころか2020年の終わりには2019年の水準を超えています。
株価は、その時々の景気を反映するものではなく先行指標と言われますが、それもせいぜい半年ぐらいですね。
一方、落ち込んだGDPが2019年の水準に達したのは2022年ですね。4半期ごとだと2021年の終わりですか。
2020年の株価は、それが明らかに景気とは別物であることを明確にしたわけですよね。
多くの企業の株価が下落する中、従業員を大量に解雇した会社の株が軒並み爆上げ。株主はそれで儲かりますからね。労働分配が減ると株主は大喜び。
こういうのはもう景気とは一切関係ないわけでございます。
また書くのも面倒ですが、特にアベノミクスの場合、円安になると株価が上がるという法則通りに動いたに過ぎないわけですよ。
これは当時の東証一部では外国人がその7割の株を売買していたからですね。まあ、今も東証プライムは似たようなものだと思いますが。
円が下がってくると株を買い、円が上がってくると株を売る(円を買う)といった作業を延々と繰り返していたわけですね。アベノミクスで円安になりましたから、全体に株が買われたと。
もちろん株高はそれだけではなくてさっきのコロナ禍で従業員を解雇した会社の株が爆上がりしたのと同じように、労働分配を減らした会社の株は上がるわけですね。こうなると不景気の方が株が上がるぐらいの勢い。
経団連のおバカな人は「日本の賃金水準がいつの間にか、経済協力開発機構(OECD)の中で相当下位になっている」なんてことをいっていましたが、まあ、株価が上がればそれでいいぐらいに思っていたわけですよね。こいつらはアベノミクスをヨイショした戦犯ですからね。
しかし、それでもニッポソ国には「株高=好景気」と考える「天才」がいらっしゃいますし、岸田君はNISAの宣伝に余念がないんですね。外国人のために「カモ集め」ですか。
もう一つの相変わらず。
今だに「日本には差別がない」という人がいますね。
インターネットなんかやったことがなくて、これまでずっとひたすら平和な世界にいる人ならそう考える人もいるかもしれませんが、ツイッターやってて、差別がないなどと考えるのは、余程オメメの解像度が低いか、ものすごく頭が鈍いか、とにかく(なぜか)本当のことを知るのは怖い人ぐらいですかね。
ツイッターをざっと眺めたら差別投稿の嵐ですからね。キモいので、できるだけ見ないようにしてますよ。それでも違反報告は毎日せざるを得ないですけど。
全然関係ないんですけど、
「八の字堰」復元
加藤清正の「八の字堰」復元したら、「絶滅」カジカ復活…熊本県・球磨川の流れ緩み餌場増える
アユの遡上が減ってきたので、対策を考えてついでに歴史も再現しようとして加藤清正の「八の字堰」を復元したら、カジカが復活したと。アユの絵sだになる生物も増えているのでいい傾向と。
こういうのは期待じゃないです。
「コンクリートから生き物へ」みたいな。
ついでに、やたらとダムなどを作ると河口付近の生態系に影響するんですね。
世界に平和を
森林と海の関係 - 森・川・海のつながり
沿岸域の生態系に関して
プランクトンや海藻が成長するためには、窒素とリンが不可欠です。これらを吸収するためには、体内の鉄分の働きが必要です。しかし、プランクトンや海藻は鉄分を鉄のまま取り込むことができません。「フルボ酸鉄」という物質(鉄の化合物)になってはじめて取り込むことができます。
と書いていますね。
まあ、こういうことは中学校の国語の教科書にも書いていたりするので、良い子のみんなは仮に国語の教師が嫌いでも教科書だけは読んでおこう。
今日はだいたいこの日(ティム・バックリーの曲です)
Wolf Alice - Song To The Siren
あとこの日でしたね。
Perfume - Chocolate Disco

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