非正規社員

おりしもトヨタでは非正規社員９０００人のうちの、６０００人を、来年の３月までに、契約を打ち切ると、発表しました。自社の業績不振のしわ寄せが、派遣社員にがもろに、かぶることになりました。

いまや、トヨタに限らず、会社では、派遣労働者を雇い入れることは、日常化しています。今までは、大半が、ブラジル人とか外国の人でした。しかし、近年、日本人の派遣労働者の比率もあがっています。会社が派遣労働者に頼るの理由は、賃金の節約が第一ですが、目先の利益を追求だけで、派遣に頼ると、将来、日本経済は大変な事になります。

それは、派遣労働者の大半が、年間所得が２００万円以下、しか無い為です。所得が少なければ、車はもちろん、結婚もできません。国内消費が伸びません。このことは、会社にとっても、マイナスです。

トヨタも海外の販売が低迷している為に、減産するそうです。かといって、国内販売で売り上げを伸ばそうとしても、低賃金の派遣労働者の若者には車は買えませ
ん。

ここら辺で、日本政府の、何らかの、規制を打ち出さないと、将来大変な事になります。