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江戸時代,旅といえば「お伊勢さん」

2013-05-02 05:32:54 | 歴史

関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は江戸と京都を結ぶ東海道を整備し、宿場を定めた。さらに中仙道、奥州街道、日光街道、甲州街道なども宿場を定めた。宿場は将軍の御用で荷物や馬をそろえた。しかし、大名や町人も有料でりようできた。さらに1635年に参勤交代が制度化されると街道には一里塚がもうけられた。とわいえ、幕府は江戸防衛の立場から関所をもうけとりしまった。

さて一番人気のお伊勢参りですが、庶民にとっては一生に一度歩かないかの大仕事でした。たいていの場合は伊勢神宮だけでなく、底から足をのばして京都や大阪の有名な寺社をめぐるのがふつうでした。さらにお金持ちは香川の金毘羅まで足をのばすことも珍しくないようでした。


 

 昔も今も旅立ちには資金が必要です。江戸時代に「講」というシステムが考えられました。伊勢神宮に参る「伊勢講」、「大山講」、「富士講」等です。多くの信者がお金を出し合って、お金がたまると、何人かが代表して目的地に行くシステムです。たいていはくじ引きで代表者を決めていたようです。代表者は残った者への土産として、神社のお札、扇子、薬などかさばらない物を持ち帰ったようです。


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