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脂肪は太るし体に良くないといわれますが、健康な体つくりには脂肪酸が必要です。脂肪酸にはバターなどの飽和脂肪酸、オリーブオイルに代表されるオメガ9系脂肪酸。魚介類に含まれるエイコサベンタエン酸、えごまや亜麻に含まれるα―リノレイン酸のオメガ3系脂肪酸の4種類です。
脂肪酸は大きく分けると動物性と植物性に分けられます。植物性の脂肪酸は種類によって大きく働きが異なります。飽和脂肪酸やオメガ9系脂肪酸は体内で育成できますが、オメガ3系とオメガ6系脂肪酸は体内で作れません。しかもオメガ3とオメガ6は互いに競合しあう性質があるのです。具体的に言うとオメガ6系脂肪酸の過剰摂取でオメガ3系脂肪酸不足がおきるのです。
オメガ6系ーサラダ油、大豆油、コーン油等
オメガ3系―魚油、えごま油等
結論はというと、オメガ3系脂肪酸を積極的に摂取し、オメガ6系脂肪酸を控え、競合関係のない飽和脂肪酸とオメガ9系脂肪酸を使うことで、バランスを改善することが重要です。
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