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彩雲の試作機は昭和18年4月に完成、昭和19年4月から生産を開始、20年7月までに398機生産しました。
エンジンは小型高出力の「誉」18気筒1825馬力を採用して、最高速度は609キロとゼロ戦をしのぐ、海軍最速の3人乗り偵察機でした。それに、航続距離も3080キロメートルと、申し分ない偵察機でした。
俊足を生かした活躍が期待されましたが、その時期には、日本海軍がマリアナ沖海戦で壊滅状態になり、十分な活躍の機会が与えられなかった、不運な偵察機です。
それでも、従来は7.7ミリ機銃が一つの機体でしたが、胴体に斜め銃を取り付け夜間戦闘機に改造され高速を生かし、戦いました。
失礼しました。
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