読者の方々が本書の魅力や理解を深めていただけるように、共訳書『貧しい人々への友愛訪問ー現代ソーシャルワークの原点ー』の内容・読みどころを少しずつご紹介しています。今回は、本書における「貧しい人々」とは誰か、について(個人的な解釈を多分に含みます。3名の訳者共通の見解ではないことをご了解ください)。
本書のオススメの読み方は、「翻訳にあたって」にも書いたように、第2章以降の読者の関心のあるテーマから読み進むこと、です。
そして、実は、やめていただきたい、という読み方もありまして、それは、
第一章を初めから理解しようとして読むこと、です。
なぜなら、この章の書き出しが、激しくわかりづらいから。。。
これはわたしが担当した章なのですが、要するに、リッチモンドはここで、
貧しい人々は、文学の歴史をみても、上流階級の主人公たちの刺身のツマ程度の扱いを受けてきた。それは、慈善の歴史でも同様で、慈善を施す金持ちの宗教心や自尊心・満足感だけが「誰を」「いつ」「どのように」救済するかの基準になってきたのではないか、しかし、文学同様に、貧しい人々の目線に立った慈善のあり方が模索・実践されるときにきている
ということが言いたい。
意訳すれば、もう少しこなれた文章にできるのですが、学術書である限り、できるだけ原文に忠実に訳しました。その結果、抽象的すぎて、何が言いたいのか一読ではつかみにくくなっています。ひとえに訳者の力不足ではあるのですが。。。
第1章は、本書を執筆するにあたってのリッチモンドの熱意というか「張り切り」が感じられる箇所でもあります。ロウアーミドル出身だったリッチモンドは、学歴は低いなりにも文学に親しむことで教養を身に着けた。低学歴であることを舐められてはいけない、というプライドと、そんな彼女だからこその洞察力をこの本を通して明らかにしていく!という気負いのようなものとが入り混じっている。そのあたりを「リッチモンドってば、なんだか一生懸命でかわいいなあ」とくらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。
共訳書『貧しい人々への友愛訪問』(中央法規出版)、予約受付中です。
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ワークショップのご案内なども更新いたします。美味しいもの巡りの記事(たとえば、こちらの明石焼き)もご好評いただいています♪ 購読登録・読者登録していただけると、とても嬉しいです。
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第一章を初めから理解しようとして読むこと、です。
なぜなら、この章の書き出しが、激しくわかりづらいから。。。
これはわたしが担当した章なのですが、要するに、リッチモンドはここで、
貧しい人々は、文学の歴史をみても、上流階級の主人公たちの刺身のツマ程度の扱いを受けてきた。それは、慈善の歴史でも同様で、慈善を施す金持ちの宗教心や自尊心・満足感だけが「誰を」「いつ」「どのように」救済するかの基準になってきたのではないか、しかし、文学同様に、貧しい人々の目線に立った慈善のあり方が模索・実践されるときにきている
ということが言いたい。
意訳すれば、もう少しこなれた文章にできるのですが、学術書である限り、できるだけ原文に忠実に訳しました。その結果、抽象的すぎて、何が言いたいのか一読ではつかみにくくなっています。ひとえに訳者の力不足ではあるのですが。。。
第1章は、本書を執筆するにあたってのリッチモンドの熱意というか「張り切り」が感じられる箇所でもあります。ロウアーミドル出身だったリッチモンドは、学歴は低いなりにも文学に親しむことで教養を身に着けた。低学歴であることを舐められてはいけない、というプライドと、そんな彼女だからこその洞察力をこの本を通して明らかにしていく!という気負いのようなものとが入り混じっている。そのあたりを「リッチモンドってば、なんだか一生懸命でかわいいなあ」とくらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。
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