珍しくデッキ診断

吉祥寺の某氏から依頼があったので、
今回はデッキ診断をやってみます。
お題は「審判の石像デッキ」とのことで、
敢えて石像3積みというのを守った上で、
診断を進めていきたいと思います。

Ver 弐 [FREE] ビフォー

黄10枚：　キラーレディー×3、 AI、 サイロン、 イエローパズル、 審判の石像×3、
　　　　　　セクシーベル
青 6枚：　アンチュ、 ブルーザガ、 スケールイータ×2、 ヤドカリン、 ユキ・ダルマン
赤 3枚：　フェレット、 ケンタウルスヘル、 ン・キィー
緑 7枚：　リッチー、 現世の歩兵×3、 ロータン、 ナイトキャット、 コアラ先生
魔 1枚：　天女の羽衣
援 3枚：　フィールドアーマ、 心眼、 弱体化の霧

移動値/移動可能枚数　黄：23/13　青：21/9　赤：9/5　緑：28/11　無：0/0　計：81

(もうカメポ。デッキ作成ツール使用)

上記のデッキが依頼者のデッキです。
これをもとに問題点と改善案を挙げてみます。

1. 移動面での不具合

…赤の総移動値が9、
赤を動けるカードが5枚と少なすぎる。
実際「赤マスを渡れずに移動事故」という事態が多発していた。

→経験上、移動できるカードの枚数が7枚以下になると、
「その色を歩けるカードが手札に来ない」という事態が起こりやすい。
ここでは2色移動ができるモンスターを再分配し、
各色9枚以上を確保。
更に無条件移動の出来る鬼ブルを投入し、
移動力や配置越え能力の底上げを図る。

2. 噛み合わないシナジー

…イエローパズルで引き出された審判の石像は基本攻撃値が3上がって11/8になる。
これを現世で強化すると15/12となり、
パラメータ増加の条件を満たさなくなってしまう。
同じ理由でリッチーとの相性も良くない。

→育成手段は現世一本に絞り、
サーチもネオンに一本化。
これによって1マス移動でキラーレディー、
2マスで石像を確定で引張ることが可能となる。
また3マスで色支援、
4マスで現世をかなりの確率で引張れることにも注目。

3. 細すぎる攻め

…支援やサブアタッカーが防衛に特化されすぎて、
決定力のある攻撃手段が少ない。
「石像を配置して(あるいは石像自身で)アタック→そのまま空いた祠に突撃」
という初手の流れを考えると、
やはり侵略戦闘を重視した方が良い。

→2色移動や移動値4を持つモンスターをより攻撃的なものに。
支援も攻撃的なものを選択。

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そんな訳で自分の改良案を紹介してみます。
追加カードはどれもR以下なので、
比較的集めやすいかと思います。
何かの参考になれば幸いです。

Ver 弐 [FREE] アフター

黄 8枚：　キラーレディー×3、 AI、 ストラグラー、 審判の石像×3
青 7枚：　シータンク、 ブルーザガ、 トットー、 ヤドカリン、 ネオン×3
赤 6枚：　アサシン、 ケンタウルスヘル、 ウォーリアー、 クマゴロウ、 ラフリア（冬）、
　　　　　　ベビドーラ
緑 4枚：　鬼ブル、 現世の歩兵×3
魔 2枚：　天女の羽衣×2
援 3枚：　心眼、 目くらまし、 アンデッドソード

移動値/移動可能枚数　黄：14/9　青：22/9　赤：18/9　緑：19/9　無：3/1　計：76

(もうカメポ。デッキ作成ツール使用)