転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

「ターミナル戦」のススメ:「新規勢」にも無理なくできるパックの買い方

2014-05-07 12:10:51 | 雑記(COJ他)
「Re:BIRTH」になって無料プレイが導入されたことで、
一気にプレイヤーが増加した「コードオブジョーカー(以下COJ)」。
一部では無料プレイに拘る余りに「課金勢」を非難する向きもあるものの、
やはり買って手に入れた新カードでデッキを強化してゆくのは、
トレーディングカードゲーム(TCG)ならではの楽しみの1つです。

とはいうものの「Re:BIRTH」から始めたプレイヤーの中には、
ターミナルで買えるカードが余りにも多すぎて、
「どのパックを買ったらいいか」「どのカードから集めたらいいのか」分からない、
それでパック購入には今ひとつ踏み切れない、
という人も多いはず。
ここではそんな「ターミナル戦」初心者の為に、
パック購入の方針について色々書いていきたいと思います。

◎フルコンプを狙うか狙わないか、それが問題だ

まず前提として理解しておくべきことは、
「Re:BIRTH」から始めた「新規勢」が、
1.1以前からプレイを続けている「古参勢」に資産面で追いつくのは、
非常に難しいということです。
彼らの資産は新バージョン稼働ごとのターミナルでのパック購入や、
クレジット投入ごとのボーナスカード配布など、
シリーズ通して10万、時には100万単位での投資に裏付けられているので、
そのレベルに1日かそこらで追いつくのは物理的・資産的な困難が伴う、
というのはすぐに理解できるでしょう。

1日で10万、100万単位の投資を苦もなくできる程の資金力の持ち主なら問題は無いのですが、
そうでない場合はある程度の妥協が必要となります。
ではどの辺りで妥協するか、
それが今回の記事の主題となります。

◎集めるべきカード、後回しにすべきカード

COJには色々なカードが登場しますが、
そのカードの「強さ」はまちまちです。
これをリザルト表示や「デッキオリジナリティ」に倣って格付けすると、
大体こんな感じになるでしょう。

Sランク:《無限の魔法石》の様に色関係なくどんなデッキでも3積みしたいカード、
Aランク:各種援軍や魔導書の様に自分のデッキと色が合うならフル投入しても良いカード、
Bランク:《土下座》や《ダークマター》の様に汎用性は高いが3積みする程でもないカード、
Cランク:《総督者ネビロス》や《剣聖・武蔵》の様に強力だが使えるデッキが限られているカード
Dランク:《無限ループ》や《ソウル・シックル》の様にデッキを弱くするだけの、いわば「地雷」カード

この書き方から分かるかと思いますが、
Sランクに入るのは専ら無色のトリガーやインターセプトとなります。
無色ならばどの色でも使え、汎用性が高いからというのが理由です。
一方進化や属性インターセプトは色が合っていないと使えないので、
Aランクまでは行ってもSには届かない、といった感じになります。
自分のデッキと色が合わないのであれば後回しにするのも手です。

難しいのは1.1から登場した「部族カード」です。
例えば侍に関係した《冥府の武家屋敷》は、
侍を使わないデッキには何の役にも立たないというのはすぐに理解できるでしょう。
こういったカードは該当する種族をある程度集める必要があるので、
初めのうちは後回しにするのが良いでしょう。
「気がついたら侍達も武蔵も3枚揃っちゃったなあ、なら武家屋敷もちょっと集めてみるか」
ぐらいの気持ちで臨むのが理想です。

まとめると「デッキに関係なく入る」「自分のデッキにすぐに入って力になる」カードの収集を優先し、
それ以外は後回しという感じになります。
こうすることで「ソウル・シックル1枚の為に延々とパックを買い続けたが結局揃わずに途方に暮れる」
といった悲劇を防げ、
より手取り早くデッキ強化を実現できることになります。

◎各パックの傾向について

2014年5月現在、ターミナルで買えるパックは、
「1.1」「1.1EX1」「1.1EX2」そして「1.2」の4種類となっています。
ここではそれぞれのパックについての収録傾向と、
優先順位について考察していきたいと思います。

・Ver.1.1

収録枚数:40枚

やはり目を引くのが《ブロックナイト》をはじめとする「1コス援軍」。
手札を減らさずにユニットを並べられるのはやはり優秀で、
これらに関しては全部3枚ずつ揃えたいところです。
同様に4種類の「魔導書」も今後に備えて集めてゆくと良いでしょう。

他のカードでは赤の《ブロウ・アップ》、
緑の《土下座》が優秀です。
特に《ブロウ・アップ》は環境の基本除去というレベルなので、
赤を使っているならばぜひ3枚揃えたいところです。

VR以上ではかつては《裁きのマーヤ》が強かったのですが、
環境の変化で余り役立たなくなってしまいました。
他のカードも《総督者ネビロス》《心眼のナギ》などデッキを選ぶものが多く、
《ケルピー》《豊穣の風車》の様な「地雷」もあるので、
VR目当てで買うには今ひとつという感じです。
基本的にはR以下の優良カードを集めるため、
と割りきって買うのが良いでしょう。

・Ver.1.1EX1

収録枚数:30枚

赤に1コストの《チアデビル》、
トリガーに《暗黒街の武器商人》と優良カードはあるのですが、
全体的に「部族カード」が多めでどうしてもデッキを選びがちです。
また《無限ループ》や《ブラックマスク》といった「地雷」も多めなので、
「投資の割には報われない」といったことも多いです。

VR以上では《ブレイブドラゴン》《アレキサンダー》辺りはそこそこ強めですが、
SRは《ダークマター》1枚引ければ十分というレベルで、
《ソウル・シックル》という「地雷」もあります。

総じて即戦力になるカードが少なめなので、
購入は後回しにしても特に問題はないといえます。

・Ver.1.1EX2

収録枚数:30枚

《無限の魔法石》。兎に角これに尽きます。
SRなのでなかなか引けないのですが、
1枚あるだけでもデッキの安定度が大幅に上がるので、
これ目当てで購入というのは十分にあります。

他のカードを見てみると、
青には《見習いシーフ》《ドラグーン・レイア》《ポイズンディナー》など、
「ハンデス」関係のカードが多く追加されています。
また《魔将・信玄》もクセは強いものの優秀な性能を持っているので、
もしプレイボーナスで《一筋の光明》や《人類再生計画》などを引けているならば、
試してみる価値はあります。

あとは黄の1コスユニット、《一騎当千の神器》辺りが狙い目です。
デッキに合ったものを集めていきましょう。

・Ver.1.2

収録枚数:100枚

流石に100枚もあるだけあって、
優秀なカードが多いです。
特に《人の業》や《弱肉強食》などのトリガー・無色インターセプトが優秀なので、
これらは積極的に集めていきたいところです。

ユニットでは「昆虫」関係、赤の《絶望の天魔アザゼル》、黄の《断罪のメフィスト》、
そして各色にある「守護精霊」が優秀とされています。
特に「昆虫」は1.2のユニット中心で組め、
パックを購入しているうちに自然と集まってくるので、
「Re:BIRTH」から始めたという人にも若干作りやすいといえます。

1.2のテーマともなっている「クロック」系のカードですが、
これらのカードはユニットを並べることで初めて効果を発揮するものが多いため、
除去の多く入ったデッキ相手にはどうしても不利となります。
その為初めから無理をして集めるよりも、
「気づいたら3枚揃っていて自然と組めるようになっていた」ぐらいの気持ちで臨んだ方が良いでしょう。

◎まとめ

そんな訳で「新規勢」にお薦めしたいパックはやはり強力なカードの多い1.2。
次いで優良C/UCの多めな1.1という形になります。
全体的に収録カードが微妙な1.1EXは後回しにしても良いでしょう。

あとはトレードに関してですが、
これに関してはマナーの問題もあるので別の機会に回したいと思います。
1つ言えるのは1.2で登場した「フォイルカード」が非常に重要だということです。
「フォイルの《ハッパロイド》なんて要らないよ」などと安易に捨てたりはせず、
大事に取っておくと後で良いことがあるかも知れません。

パックの話については以上です。
また機会がありましたら色々書いていきたいと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メモ:昨日の成果とトレード案件 | トップ | 流石デッキオリジナリティSだ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記(COJ他)」カテゴリの最新記事