転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

緑完走

2008-04-11 00:01:52 | その他
昨日は所用の関係で津田沼+千葉のコンボ。
アヴァロンは主にレベル上げをやっていたのですが、
嵌めパターンを食らって10ターン生き延びられない展開が続発。
正直心が折れまくりです。
ちなみに入れ替えのタイミングの関係上、
5-6枚程のカードが一気にカンストを迎えております。
もう少ししたらカンストラッシュも一段落しそうです。

あとは車輪ですが今回は津田沼と新宿で2回ずつプレイ。
色々あって緑の基本シナリオも全部クリアしました。
そのうちデッキも公開するかも知れません。
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開発途上

2008-04-10 00:00:00 | デッキ(アヴァロン)
昨日は所用の関係で夕方から川崎入り。
エース杯用デッキの調整を行なったのですが、
カードが30枚読み込まれずに悶絶。
最後の1回で漸く30枚読み込まれ、
ひとまずカード劣化の心配は無いことは確かめられました。

使ってみた結果ですが、
そこそこ戦えるものの今一つ決定力に乏しく、
正直予選通過も厳しい感じです。
改めて天女の羽衣の偉大さを思い知った次第です。

その後はサイキック5を軽くプレイしたり、
車輪を1回だけやったりした後、
新宿経由で帰路に就いた次第です。
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ニコリ新刊は「数独25」と「パズルBOX9」

2008-04-09 00:00:00 | パズル
自宅近くの本屋に立ち寄ってみるとニコリの新刊、
「ペンシルパズル本128 数独25」と「パズルBOX9」が置かれていました。
どちらにも私の作品が載っているので、
興味がある方は探してみると良いでしょう。
問題の詳細については後ほど。

ちなみに昨日は所用の関係で吉祥寺と渋谷を行ったり来たりの1日でした。
渋谷では車輪を2回プレイしたのですが、
ゴブリンもタコも出ないと喜んでいたらいきなりレアが被りました。
まあコンプは端から諦めていますが。
コメント (2)
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厚木ゼットン第1回大会レポート(後編: 決勝戦試合レポート)

2008-04-08 00:00:00 | 大会
という訳で今日は厚木ゼットンの第1回大会のレポートの後編、
決勝戦の試合レポートをお送りします。
今回も多彩な「ドラマ」のあった試合となりました。

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決勝(クー、Kojou、カルム、コン)

千葉からの遠征組であるクーを、
地元勢3人が迎え撃つ形となった決勝戦。
果たして第1回の優勝の名誉はいきなり千葉に流出するのか、
それとも地元勢が意地を見せるのか、
注目の一戦だ。

<<<試合開始>>>

マップは太陽の庭園(朝)、南西スタート。
開幕で天女の羽衣を唱えたカルムが鍵を取るかに思われたが、
ここでも微妙に操作に遅れが出てしまい、
歩いて鍵取りに向かったコンに先行を許してしまう。
結局カルムは鍵取りを諦めて祠横へ移動。
残るクーは同じく祠横、Kojouは祠から2マス離れた位置で待機、
という立ち上がりとなった。

開幕の鍵取りを制したコンは天女の羽衣を使いつつ、
まずは1つ目の祠へ。
Mr.ジェントル+白でチェイサー達を迎え撃つ。

カルムとクーの早押し勝負となったチェイサーターン。
先に動いたのはクーの方だったが――1番を取ったのは何とカルム。
ここでもクーは「先に動いたのに1番を取れない」という「病気」に苦しめられることとなった。

1番を取ったカルムはジラオーカー+ヤドカリンで即死に賭けるが、
そこに狙い済ましたコンのかすめ取り。
勝負はMr.ジェントルの強化値に委ねられ、その結果――+5が出てカルムの勝利となった。

幸運にも鍵を奪うことに成功したカルム。
しかし次の祠には前ターンのうちに先回りしていたKojouが、
リンリン+白で待ち構えていたのだった。
これに対しカルムはアラクノフォビアで侵略。
そして両者の支援が公開される

Kojouの支援、「かすめ取り」。
対するカルムの支援――何と「背水の陣」。
あからさまな「対かすめ支援」の登場に、
ギャラリー達からどよめきが起こった。

これでカルムは手札に黄を残したまま1つ目の祠に到達。
対戦相手の動きと確率次第では、
そのまま祠2タテも射程圏内だ。

カルムの独走許すまじと攻め込んだのは、
Kojouとクーの2人。
1番手Kojouの侵略は、アライクパ+魔鏡。
対するカルムには支援は無く、
勝負は確率に持ち越され、その結果――避け不発。

確率勝負を制したKojouは、
先回りしていたコンが祠横ということで、
そのまま1つ目の祠へ。
しかし手札は残らず配置もキラーレディーと、
次のターンでコンが鍵を手にするのはほぼ確実。
そして次の祠にはコンのセクシーベルが、
主の到着を今や遅しと待ち構えていたのだった。

勿論戦闘を仕掛けたのはコンただ1人で、
戦闘もセクシーベル+威圧のオーラでコンの圧勝。
残る2人は祠が塞がっている以上、
祠横で待ち構えるしかないのだった。

試合の流れを一気に引き寄せたコンは、
勢いもそのままに2つ目の祠を獲得。
Mr.ジェントル配置+手札赤緑として勝負を決めにかかる。

マップはそのままで迎えたチェイサーターン。
またしてもカルムとクーの早押し勝負となったが、
ここでもクーは「病気」に苦しめられる。
そして1番を取ったカルムの侵略は、ジラコバルト+刹那の見切り。
ところがこれがコンの支援「ロータン」で完封されてしまい、
カルムはチャンスを逃してしまう。
そして漸く戦闘が回ってきたクーの侵略は、天使長クリオラ。
支援は両者フェレットで戦闘はクーの圧勝に終わった。

…といいたいところだが実はクーの天使長クリオラは、
手札2枚捨てであった為に消滅攻撃は発動しないのだった。
もしMr.ジェントルの強化値が+10でなく+15だったなら、
クーは敗れてコンが入城を決めていたのだ。
次の祠にカルムのジラオーカーが残っており、
それとの戦闘を考えての判断なのかも知れないが、
ともあれ実は際どい勝負であった、
ということには触れておくべきだろう。
ちなみに先程オーバーキルを食らったKojouは、
このターンの間にライフアウト。
優勝から1歩遠ざかってしまった。

残り5分となったところで漸くホルダーとなったクー。
祠を獲るには次の祠に残っている、
カルムのジラオーカーを倒さなければならない。
クーはこれをメタル・ハーン+心眼で討ち取り、
漸く祠1つ獲得となった。

逆転の為には入城がほぼ必須というKojou。
先程のダメージが響いたカルムがライフアウトするのを尻目に、
魔神の麓でクーから鍵を奪うが、
その間にコンは次の祠の近くで先回りをしつつ、
持ち時間をフルに使って時間稼ぎを行なっていたのであった。
既に築き上げたアドバンテージをそのまま固定してしまおうという算段だ。

時間的に余裕の無いKojouは急いで2つ目の祠を攻め取り、
シータンク+白でコンとの決戦に挑む。

そして迎えたチェイサーターン。
最後の望みを賭けてカルムが攻め込むも、
1番を取ったのはやはりコン。
無支援ガルダで飛び込むコンに対してKojouも支援を使わず、
両者の「かすめ読み」にギャラリーから歓声が沸き上がった。

結局これが最後の戦闘となり、
ノーミスで祠を2つ周ったコンが優勝。
以下Kojou、クー、カルムという結果となった。

<<<試合終了>>>

序盤でリードを取ったコンがそのまま勢いに乗り、
逃げ切りで優勝を決めた。
Kojouは前半での祠待ち失敗と中盤でのオーバーキルによって、
ライフを十分に維持できなかったのが残念だった。

優勝が期待されていたクーは「病気」に苦しめられて3位。
1度でも戦闘1番を取れていたならば、
また違った結果となっていただろう。
次回で復調してくれることに期待しよう。
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厚木ゼットン第1回大会レポート(前編: 予選・準決勝ダイジェスト)

2008-04-07 00:00:00 | 大会
昨日はふと思い立って幸手と千葉ニュータウンをはしご。
幸手のセガワールドですが色々入荷されたタイトルはあったものの、
アヴァロンは相変わらず健在でした。
その後東武本線、野田線、北総鉄道と乗換えながら(というか乗換えタイミングが悪くて10分20分待ちが当たり前だったのは秘密)、
2時間以上かけて千葉ニュータウンへ。
以前行ったときにはアヴァロンが置かれていたレジャーランドでしたが、
さすがに撤去されていました。

その後はバスを使って津田沼まで行ってレベル上げを行ない、
最後は新宿で車輪を2プレイして終了となりました。

という訳で開催から1週間経ってしまいましたが、
厚木ゼットンの第1回大会のレポートをお送りします。
前編の今回は予選と準決勝のダイジェストです。

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去る3月29日に「厚木ゼットン」で行なわれた対戦会は12人が参加。
大会は2回の予選の後、上位8人で準決勝を争い、
各ブロック2位以上の計4人が決勝進出という流れで行なわれた。
ここでは2回の予選と準決勝の様子をダイジェストで紹介しよう。

<<<予選1回戦>>>

第1試合(コン、ナツメ、おのっち、MIRA)

先日のSDB25優勝をはじめ、
千葉の大会では審判の石像を使ったデッキで優秀な成績を上げているおのっちが参戦。
そのおのっちは開幕「逆石像」を決めるも序盤の戦闘になかなか絡めず、
渾身のナイトキャット+アンデッドソードもナツメのトリックスターで撥ね返されるなど、
今一つ波に乗れない。
結局序盤で鍵を取り、
「リンリン口寄せ」を要所で決めたコンが1位となった。

第2試合(Neaton《ニートン》、クー、ロンファ、カルム)

各地の大会で優勝経験を持つ強豪達が激突したこのブロック。
クリオラ精霊族デッキを使うクーが「祠横から先に動いているのに戦闘1番を取れない」、
という謎の「病気」に苦しむ中、
要所で先回りからの鍵取りに成功したカルムが順調に祠を攻略。
最後はクーの「ジラコバルトで燕返し」不発が決め手となり、
カルムが時間内の入城を果たした。

第3試合(ニクルス、Kojou、ベルスター、クレイ)

開幕ベルスターが天女の羽衣を唱えるものの操作で出遅れてしまい、
鍵を取ったのはニクルス。
その後鍵を奪ったクレイが魔神の果てで引いた26/29の麓を使って防衛戦闘を制しそのまま押し切る、
かと思われたがKojouのピノによる祠待ちに苦戦を強いられる。
そんなKojouの守りを「タワー」による力技で捻じ伏せたニクルスが祠2つを取り、
1位を獲得した。

<<<予選2回戦>>>

第1試合(コン、MIRA、クー、クレイ)

1回戦では時空の歩兵デッキを使うものの不発に終わったMIRAは、
今度はアーミーアント入りネプチューンデッキで参戦。
配置モンスターと青マスを大量生産して対戦相手を苦しめるが、
肝心なところで戦闘に絡むことが出来ない。
そんな中クーは移動事故の際に攻め込まれなかったり、
MIRAが仕込んでいるところに天女の羽衣を引いたりなどの幸運に恵まれ、
唯一祠2つを周って1位となった。

第2試合(カルム、おのっち、ベルスター、Neaton《ニートン》)

阿云デッキというユニークなデッキで参戦したベルスターだが、
開幕で祠へ先回りしたもののその後は移動事故が多発し、
なかなかチャンスを掴めない。
他プレイヤーも移動事故や祠待ちに苦しめられ、
1ターンで祠に行けない展開が多発。
結局祠を2つ取ったプレイヤーは現れず、
カルムのMr.ジェントル+刹那の見切りによる守りに対し、
ジラクリムゾンの攻撃値32を強引に捻じ込んだニートンがポイント差で1位となった。

第3試合(ニクルス、Kojou、ニートン、ナツメ)

1回戦でタワーを使ってギャラリーの度肝を抜いたニクルスは、
今度は何と「魔法単」で参戦。
魔法剣士での勝利を狙うもののさすがに現実は厳しく、
全く鍵に触れることが出来ない。
Kojouの侵略リンリンがロンファの威圧のオーラで討ち取られたり、
そのロンファのナイトキャットが1回戦同様ナツメのトリックスターで弾かれたり、
などと小技が光る試合を制したのは、
勝負所でうまくトリックスターを決めることの出来たナツメであった。

<<<準決勝>>>

2回の予選の結果、
MIRA、ニートン、ベルスター、クレイの4人が予選落ちとなり、
残り8人で準決勝が争われることとなった。

第1試合(ナツメ、クー、ロンファ、Kojou)

開幕で天女の羽衣を唱えて鍵を手に入れたクー。
1つ目の祠を取った後ロンファに鍵を奪われるものの、
そのロンファの移動事故の隙をうまく突いて祠2タテを達成。
その後Kojouがリンリンや口寄せの儀式をうまく使って祠2タテを決めて追いつくも、
最後はクーがバルキリー燕で勝負を決めて入城を決めた。

第2試合(コン、カルム、ニクルス、おのっち)

序盤歩きで鍵を取ったカルムは、
おのっちに硬気功を目くらましでカウンターされるものの、
その後発生した「鍵落とし」での「新宿式」の立ち回りでニクルスの祠待ちを蹴落とし、
祠2つを周って1位。
おのっちは最後の最後で操作ミスを犯し、
祠で裸終了となってしまう。
これが致命傷となって決勝進出の座をコンに奪われることとなった。

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準決勝2試合の結果、
決勝はクー、Kojou、カルム、コンの4人で争われることとなった。
4人のうちクーを除く3人が「地元勢」という決勝戦、
果たして「千葉勢」のクーによっていきなり優勝トロフィーが千葉に流出するのか、
それとも「地元勢」がそれを阻止するのか、
それは次回のレポートで明かになるだろう。
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調整開始

2008-04-06 00:00:00 | デッキ(アヴァロン)
昨日はコバさんを迎撃に津田沼まで出る案もあったのですが、
色々あって結局近場の吉祥寺で済ますことに。
まずはエース杯用のデッキを回してみたのですが、
正直微妙な強さでした。
やはりガルダ天女心眼の穴を埋めるのは非常に厳しいです。
大会までまだ2週間ほどあるので、
それまでには何とか形になるようにしたいと思います。

そして車輪ですが、
漸く白の基本シナリオを全部クリアしました。
「敵城をあと1ドットまで追い詰めて敵軍に攻城兵召喚されて負ける」とか、
「陣地を70%取らなければならないのに出来あがったのを見たら69%だった」とか、
思わずカードを投げたくなる様な負け方ばかり続いていたのですが、
取り敢えず一段落といった感じです。
今後は他シナリオをまったり攻略していければと思います。

そんな訳で昼からずっと吉祥寺でまったり過ごし、
気が付いたら22時半を経過。
まったりと帰路に就いた次第です。
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「ひっかつたゐ」を流行語大賞に

2008-04-05 00:00:00 | 釣果/ロケ情報
昨日は所用の関係で夕方から津田沼入り。
エースに寄ったところ、
何とアヴァロン筐体のレイアウトが変更されていました。
従来は横一列だったところが、
2台が向き合った状態になったのです。
これによって周りが少し広くなったので、
もしかしたら何か入るのかも知れません。

その後は本八幡で久々にカレーを食べてから新宿へ。
新宿では車輪を2回やったのですが、
相変わらず排出はコモンばかりです。

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ちなみにタイトルの「ひっかつたゐ」ですが、
津田沼のノートの隅に書かれていた謎の文字列(らしきもの)が、
こう読めたというだけの話です。
勿論意味は全く不明です。
果たして「ひっかつたゐ」が流行語大賞になるのか、
注目したいところです。
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ある意味生き地獄

2008-04-04 00:47:59 | 釣果/ロケ情報
昨日は所用の関係で港北方面へ。
まずみなもですが軽くアヴァロンをやった後、
ふと思い立ってガンダムvsガンダムをプレイ。
その結果…、

二度と手を付けないと心に決めました。

まあ始めて3分もしないうちに「初心者狩り」に乱入された、
というのもありますが、
それ以前にキャラクターが一々喋りすぎるのが鬱陶しい、
というのが一番の原因で、
実際対戦(というか一方的な惨殺でしたが)の途中で投げ出してしまいました。
練習すれば多少は戦える様にはなるのでしょうが、
その度に一々キャラクターの台詞に付き合わされなければならない、
と思うとそれだけで気が滅入ってしまいます。
所謂「生理的に受け付けない」という奴です。
結局自分がそこまでガンダム好きではなかったという落ちということで。

互いに怨恨の残る1プレイの後は、
横浜を経由して川崎へ。
恒例のサイキック5はEXTRAアイテムが全く揃わず、
その一方でミスばかり増えるという、
正直「途中で終わってもおかしくない」プレイング。
7面も終盤の繋ぎを失敗してオールゴールドを逃すし、
色々ぐだぐだな結果となりました。

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という訳でそろそろゼットン大会のレポートの準備を始めたいと思います。
恐らく予選、準決勝はダイジェストとして、
決勝のみ詳細を書くことになるでしょう。
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津田沼SDB25レポート(その11: 決勝進出をプロデュース編)

2008-04-03 00:00:00 | 大会
昨日は夕方から吉祥寺入り。
車輪は4回やったのですが、
久々にゴブリンとタコを引きました。
しかもタコはスターターのダブリです。
というか何故ここまでスターターのカードが出まくるのか、
色々問い詰めたいところではあります。

そしてアヴァロンですが、
レベル上げICは死人召喚が終了。
折角なので「墓荒らし」を試してみたところ、
一応破壊の業火として使うことが出来ました。
暫くこれで色々やってみたいと思います。

という訳でSDB25の試合レポートも今回が最終回、
お送りするのは2回戦第4試合です。
決勝進出が期待されるリチア君が参戦したこの試合、
結果はあまりにも予想外なものでした。

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予選2回戦第4試合(KOZYA、がんのすけ、タチアナ《リチア》、にゃむ)

津田沼大会の最近の傾向といえば、
何といっても「若手プレイヤー」の台頭。
その中の一人である「千葉のアイドルプロデューサー」リチアは、
既に1回戦で祠を2つ周っており、
この2回戦で祠2つを取れればほぼ決勝進出が確定する。
果たしてアイドルだけでなく決勝進出、
そしてSDB初制覇を「プロデュース」出来るのか、
注目の一戦だ。

<<<試合開始>>>

マップは博物館(夕方)、北西スタート。
唯一天女の羽衣を唱えたリチアは、鍵取りと共に審判の石像を配置、
これに気付かずにガルダで「祠待ち」してしまったがんのすけに、
いきなり大打撃を与えることに成功する。
残る2人は祠横で待機し、
次のチャンスに賭けるという立ち上がりとなった。

さて最初の鍵取りを制したリチアの手札は、
魔法1枚白支援1枚とやや事故り気味の様子。
いきなり「天変地異」を唱えてギャラリーを沸かせた後、
マスの色と手札の色も合っているということで裸で祠に入る…かと思われたが、
何と祠まであと2マスのところで、チャリオ配置+手札白で止まってしまう。
裸状態でのオーバーキルを恐れたか、
それともチャリオでなら白1枚でも守りきれると判断したのかよく分からないが、
ともあれ祠と決勝進出を目前としたこの「致命的な悪手」に、
ギャラリーの間からどよめきが起こった。

この「悪手」をチェイサー達が見逃す筈もなく、
にゃむとがんのすけが侵略戦闘を挑む。
にゃむの侵略、ミスブラッディー+心眼に対し、
リチアの支援は、黒の称号。
即死も決まって鍵はあっさりとにゃむの手に渡った。

難なく鍵を手に入れたにゃむはそのまま1つ目の祠へ。
配置はカク象だが手札に黄赤白を残し、
隙あらば祠2タテを狙う構えだ。

そして迎えたチェイサーターン。
3人全員が攻め込むが1番を取ったのはKOZYA。
そのKOZYAだが、実は前のターンの間に、
とある「仕込み」を行なっていたのだった。
そして戦闘が始まった時、
その「仕込み」の真意が明らかとなった――KOZYAの侵略、フリィーキィー+「破壊の報復」。
何とKOZYAのデッキは各種魔法で破壊数を稼いで破壊の報復を決める、
「魔法報復デッキ」だったのだ。

支援を使わなかったにゃむから鍵を奪い、
ホルダーターンを迎えたKOZYAは、
何といきなりエルフの秘宝を詠唱。
ギャラリー達が驚いている間にテレポートの効果で1つ目の祠に到達し、
手札にも白を残したままフリィーキィーを配置。
序盤の出遅れを取り戻すことに成功する。

このホルダーに攻め込んだのは、
これで勝てなければライフアウトというリチアのみ。
そのリチアの侵略は、ロータン+堕天使の嘆き。
しかし育成されていないフリィーキィーが相手では攻撃値は6しか伸びず、
そこにKOZYAの、エルフの秘宝テレポートが十分に乗った「天空の武具」が突き刺さる。

見事「一人一殺」に成功し、
鍵を守り通したKOZYA。
次の祠で待ち構えるプレイヤーはおらず、
これ幸いとKOZYAは2つ目の祠へ。
Mr.ジェントル配置+手札青として早くも入城にリーチをかける。

マップが朝に変わって迎えたチェイサーターン。
KOZYAの独走を阻止すべく、
祠横のにゃむが動く。
その侵略、ミスブラッディー+聖騎士の紋章に対し、
KOZYAの支援は――無し。

その頃先程から全く動きの無かったがんのすけはここでライフアウト、
一方リチアはアライクパで祠待ち――なのだが手札は無し。
これではアタッカーを用意されてあっさり討ち取られるか、
逃げられて泥試合になるかのどちらかだ。

即死も決めて鍵も手に入れたにゃむの動向が注目されるホルダーターン。
その結果は――あっさり祠に到達、グリゲーター+心眼で撃破。
にゃむは手札に赤を残したまま2つ目の祠を獲得し、
試合はKOZYAとにゃむの一騎討ちという様相となった。

最早試合は終盤戦、
何とかして一矢報いたいリチアはにゃむに1番で戦闘を挑む。
ケンタウルスヘル+心眼で無支援のにゃむを叩き、
漸く鍵を取り返すことに成功する。

開幕以来久々のホルダーターンを迎えたリチアは、
残り5分にして漸く1つ目の祠に到達。
ねんねんね配置+手札赤に最後の望みを託す。

しかし試合の流れを最終的に支配したのは、
やはりKOZYAであった。
前ターンのうちに祠横で待ち構えたKOZYAは、
セイレーン+支援心眼でリチアの支援フェレットを弾き返し、
鍵を奪い取る。
そして次の祠には、彼の配置していたフリィーキィーが、
主の入城を今や遅しと待ち受けていたのだった。

結局KOZYAは残り時間3分のところで入城を決め、
これが決勝進出への決定打となった。
リチアが「プロデュース」したのは、
自身ではなく、大会デビューから間も無いKOZYAの、決勝進出であった。

<<<試合終了>>>

KOZYAは「魔法メインの破壊デッキ」という、
競技会では難しいデッキをプレイングでカバー、
見事入城を果たした。
1つ目の祠での防衛戦闘が一番の決め手となった。
にゃむは祠2つで2位となったが、
1回戦の出遅れが響いて決勝進出とはならなかった。

SDBでの初の決勝進出が期待されたリチアだが、
序盤の「大悪手」で祠到達のチャンスを逃した上、
その後も要所要所で勝負を落としてしまい、
ぎりぎりの所で決勝進出を逃すこととなった。
「行ける時は必ず祠に行く」という原則を実感させる結果となった。
がんのすけは序盤で戦闘に絡み損ねてからペースを掴めず、
結局一度も戦闘に絡めずに終わってしまった。
次回のリベンジに期待したい。

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今回の予選を見てみると、
1回戦で祠を2つ周ったプレイヤーが1人も決勝に出られず、
祠1つのプレイヤー3人が決勝進出、
という珍しい結果となった。
特にブカブカは2回戦は祠2つという結果に終わったものの、
終盤の執念の防衛戦闘が効を奏し、
それが決勝進出の決め手となった。
「1回戦で成績が良くても油断しない」「1回戦で成績が悪くても諦めない」、
という単純ながらも実のある教訓を示した予選であった。
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津田沼SDB25レポート(その10: 入城は彼方か編)

2008-04-02 02:03:06 | 大会
昨日は幸手のセガワールドまで行ってみる案もあったのですが、
大風のせいで電車が止まりまくりだったこともあり、
結局川崎へ。
サイキック5は1面でいきなりオールゴールドを逃すという大波乱があり、
さすがに納得いかなかったので再プレイ。
その結果3度目の「グランドスラム」を達成できました。
相変わらず7面は辛いですが。

そんな訳でいよいよSDB25レポートも大詰め、
予選2回戦第3試合に入りました。
「拘り系」のプレイヤー達が多く参戦したこのブロック、
勝負の決め手はやはりあのカードでした。

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予選2回戦第3試合(アル・アジフ《ルーファス》、ピッチュと遊ぼ!《コバ》、冥ペンAO.《AO.》、時雨)

1回戦で祠到達数が1回以下のプレイヤー同士で戦われるこのブロック。
決勝進出には入城がほぼ必須という厳しい戦いとなることは確実だ。

この中での注目プレイヤーは、
津田沼の大会での急成長株の一人、コバ。
前回は決勝進出まであと1歩のところで敗れてしまったが、
果たしてリベンジは成るのか注目したい。

<<<試合開始>>>

マップは試練の塔(昼)、南西スタート。
天女の羽衣の無い中、歩いて鍵を取りに行ったのはAOドット。
これに対し時雨は祠に現世の歩兵で強化されたシーカッターを配置、
手札も青2として早くも守りを固め、
他の2人は祠横で待機。
審判の石像を置かれることも無く、
早くも祠待ち勝負という開幕となった。

ホルダーとなったAOドットだが、
移動面でトラブルを起こしてしまったか、
ダゴナイトを配置して止まってしまう。
シーウエポンで移動したお陰で手札は黄1赤2白1となったが、
AOドットにとっては痛い停滞だ。

この隙に乗じて攻め込んだのはルーファスとコバの2人。
1番手ルーファスの侵略モンスターは、最早トレードマークのアーマジロ。
ところがAOドットの支援、「死の鷲掴み」が公開されると、
呻き声を上げたのはルーファスの方であった――ルーファスの支援は、「目くらまし」であった。
そして2番手コバの侵略は、現世の歩兵で強化されたベビドーラ。
これに支援覚醒を付けてオーバーキルを狙うコバに対する、
AOドットのソリューションは――無し。

試合から5分が経過し、
鍵を奪うことに成功したコバは、時雨の待ち構える祠へ。
そして戦闘開始の準備と共に、
コバは小さくガッツポーズを決めた――時雨がシーカッターの能力を発動させ、尚且つ支援を手に入れることが出来なかったからだった。
現世で強化されたパンダ師範に、コバは支援を付けるまでもなかった。

難なく戦闘に勝利して祠1つを手に入れたコバ。
手札も青白で祠2タテは難しいものの、
一人一殺ぐらいなら可能な状態だ。

ところがこの耐久値17の支援モンスターに対して3人ともソリューションが無かったらしく、
ルーファスと時雨は次の祠に向けて逃げ去り、
先程オーバーキルを食らったAOドットはライフアウト。
コバは戦わずして鍵を守り通してしまったのだった。

一気に試合の流れを引き寄せたコバは、
そのまま2つ目の祠へ。
手札に黄を残してワルキューレゼロを配置し、
入城、そして決勝進出にリーチをかける。

しかし他のプレイヤーも一人勝ち許すまじと意地を見せる。
ここで鍵を取らなければライフアウトというルーファスは、
ホルダーのマスに向けて全力で駆け込むが1番を取ったのは時雨。
その時雨はフリィーキィー+AIでコバの支援AIを潰して鍵を奪取。
エレフォートで歩いたのが裏目となったルーファスは、
ここでライフアウトとなった。
一方AOドットはMr.ジェントル+手札黄白で祠待ちを敢行、
残り10分からの逆転に望みを賭ける。

せめて祠1つを取って一矢報いたい時雨だが、
AOドットの守りを崩す手段が無かった様で、
Mr.ジェントル+手札赤緑白で立ち往生。
時雨はなかなか流れを掴むことが出来ない。

入城にリーチのかかったコバは迷わずホルダーを追うが、
1番を取ったのはルーファス。
そのルーファスの侵略、アーマジロ+アーマトードに対し、
時雨の支援は、フェレット。
+15が出れば時雨の、それ以外が出ればルーファスの勝ちというMr.ジェントルの強化値は――+10。

時雨をライフアウトさせ、
漸く鍵を手に入れたルーファスは、
その間に手札を黄1赤2白1としていたAOドットの待ち構える祠へ。
アーマジロ+フィールドアーマというルーファスの侵略に対し、
AOドットの支援は硬気功。
今度は+5以外が出ればルーファスの勝ちだったのだが――こんな時に限ってMr.ジェントルは強化値+5を出してしまうのだった。

見事祠での防衛に成功したAOドットは、
残り5分というところで漸く祠1つ目を獲得。
手札も青1赤2緑1として逆転に望みを繋ぐ。

マップが夕方に変わって迎えたチェイサーターン、
攻め込んだのはルーファスとコバの2人。
まず1番手ルーファスはユキ・ダルマン――流石にアーマジロは尽きた様だ――に支援封じ込めを付けて侵略。
読みは当たってはいたのだが、運悪くハコリスの避けが刺さってしまう。
そしてこれで勝てば入城という2番手コバの侵略モンスターは――遂に来た、彼のトレードマーク、エンゼルピッチュ。
ところが十分な仕込みが出来なかった様で、
エンゼルピッチュは育成されていない上に支援もクマゴロウと余りにも弱弱しい攻め。
対するAOドットの支援はフェレットで勝負はMr.ジェントルの強化値に委ねられ、
その結果――強化値+15のMr.ジェントルが、コバの入城を阻止したのだった。

確率勝負を悉く制したAOドットは、
そのまま2つ目の祠へ。
ジラクリムゾン+手札赤としてチェイサー達を待ち構える。

時間的に最後となるであろうチェイサーターン、
これで勝てなければライフアウトというコバは、最後の望みを賭けてホルダーを追うが、
1番を取ったのは先回りしていた時雨。
その時雨がリンリン+威圧のオーラでAOドットの支援クマゴロウを貫くと、
コバは決勝進出への道が完全に閉ざされたことを悟ったのだった。

最後に時雨が祠を1つ取ったところで試合は終わりを告げ、
戦闘数の差で、AOドットが1位となったのだった。

<<<試合終了>>>

エンゼルピッチュにアーマジロと、
拘り系のプレイヤーが多く参戦したこの試合は、
全般的に攻めの決定力に乏しく、
肝心なところで守りを崩せない展開が多発。
そんな中で終盤での防衛戦闘を運良く耐えきったAOドットが、
ポイント差で1位となった。
残念ながら運良く予選通過とはならなかったが、
最後まで諦めない執念深さで高得点をマーク。
勝負強さをアピールする結果となった。

序盤で祠2タテを決め、
入城が期待されたコバは終盤の「無理攻め」が響いて2位。
2試合合わせて2回のライフアウトが響いて、
今回も決勝進出とはならなかった。

今回が津田沼の大会参加が2回目となる時雨は3位。
やはり勝負所での攻めの細さがネックとなってしまった様だ。
そして「アーマジロの偉い人」ルーファスは、
肝心なところでアーマジロが不発に終わって4位。
次回のリベンジに期待したい。
コメント (6)
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