桑子と有馬がwatch9の司会をしていた頃の事である。
前川が朝日新聞等やNHKに政権攻撃の為に持ち込んだ資料に過ぎないものを、有馬は、NHK内部の総力を挙げた取材の結果入手した等と虚偽の報道を平然と行った。
桑子は今、以前とは全く態様を換えたというふれ込みのクローズアップ現代の司会をしている。
統一教会と殺人犯の関係について、地上波テレビが一斉に報道を開始した時、桑子は、独自の取材で得た、ニュースで報道されなかった内容を放送します等と言って番組を開始した。
ところが、内容はニュースで報道されたものと何ら変わらないものだった。
高山正之はNHKを始めとしたテレビ局に取材力が無い事を教えてくれている。
産経新聞の読者は、第一面に掲載された以下の特集記事を読んで、怒りを覚えたはずである。
殆どの人にとって、初見の事実が書いてあったからである。
私の知る限り、実質的には日本国営放送局であるNHKは、この事実を、何故か、ただの一度も報道したことは無い。
中国は、こうなることを知っていて「世界の工場」を喧伝し誘致にいそしみ、民主党政権が放置した円高に苦しんだ日本は、こぞって生産拠点を中国に移した。
長期間にわたるデフレの一因である事は歴然たる事実である。