文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

どう考えたって、安倍さんの暗殺は奈良県警の失態なのに、なぜかマスコミはほとんど批判しない。そこに不気味さを感じる。

2022年07月27日 23時12分59秒 | 全般
以下は今しがた発見したTsukasa Shirakawa(白川司)氏のツイートからである。
@lingualandjp
7月25日
どう考えたって、安倍さんの暗殺は奈良県警の失態なのに、なぜかマスコミはほとんど批判しない。そこに不気味さを感じる。


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容疑者は安倍さんの暗殺のために、わざわざもう1部屋を借りていたそうだ。「借金でやけになって」は完全に否定される。

2022年07月27日 23時06分31秒 | 全般
以下は今しがた発見したTsukasa Shirakawa(白川司)氏のツイートからである。
@lingualandjp
容疑者は安倍さんの暗殺のために、わざわざもう1部屋を借りていたそうだ。
「借金でやけになって」は完全に否定される。

引用ツイート
KAZZOON
@obakazzoonF
返信先: @lingualandjpさん
(ノ´∀`)金に困ってた割には「火薬を乾かすための部屋」と称して自宅以外でも部屋を借りてるし、とても困窮してる人の行動じゃないし、テロ組織っぽい動きをしていますいよね。


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国葬反対と統一教会を使った自民党保守派バッシングは、左翼とマスコミによる改憲潰しの一環です。

2022年07月27日 22時55分19秒 | 全般
以下は今しがた発見したTsukasa Shirakawa(白川司)氏のツイートからである。
@lingualandjp
ご指摘の通り、国葬反対と統一教会を使った自民党保守派バッシングは、左翼とマスコミによる改憲潰しの一環です。

引用ツイート
tankyusya
@tannkyuusya
返信先: @lingualandjpさん
国葬への反対世論作り、そして故人への中傷、何より安倍氏の宿願であった改憲への機運を潰す動きではないでしょうか。


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防衛費増なら社会保障費減!脅して増税を目論むZ…増税を虎視眈々と狙う財務省の手口と阻止する方法

2022年07月27日 22時49分15秒 | 全般
以下は今しがた発見した高橋洋一(嘉悦大)氏のツイートからである。
@YoichiTakahashi
今日の髙橋洋一チャンネルは☝️
第535回 防衛費増なら社会保障費減!脅して増税を目論むZ
是非ご覧ください😊
https://youtu.be/axnTd8WFbdY

#髙橋洋一 #防衛費 #社会保障 #増税 #財務省
youtube.com
535回 防衛費増なら社会保障費減!脅して増税を目論むZ
増税を虎視眈々と狙う財務省の手口と阻止する方法を解説
髙橋洋一メンバーシップ始めました。


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政治決断なのだから、審議会に聞かずに政治家からが決断すればいい

2022年07月27日 22時38分31秒 | 全般

以下は今しがた発見した高橋洋一(嘉悦大)氏のツイートからである。
@YoichiTakahashi
原発の再稼働とその先の展開策など具体的な方策について、政治の決断が求められる項目を明確に示してもらいたい」→政治決断なのだから、審議会に聞かずに政治家からが決断すればいい→令和4年7月27日 GX実行会議 | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ
kantei.go.jp
令和4年7月27日 GX実行会議 | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ
岸田総理は、総理大臣官邸で第1回GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議を開催しました。

 

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原発活用容認55%…福井に関する限り、原発立地市町村は原発によるエネ安定供給に積極協力姿勢で、ダメなのは中央政治

2022年07月27日 22時24分27秒 | 全般

以下は今しがた発見した加藤清隆(文化人放送局MC)氏のツイートからである。
@jda1BekUDve1ccx
福井新聞1面トップ「原発活用容認55%」。
「福井に関する限り、原発立地市町村は原発によるエネ安定供給に積極協力姿勢で、ダメなのは中央政治」と島田洋一氏。
福井県民のお陰で、電力供給面で国民はかなり助かっています。
ありがとうございます。

 

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安倍総理は今月末、台湾を訪問する予定だった。それに対して、台湾を獲ることを公言している🇨🇳が激怒していた。

2022年07月27日 22時18分39秒 | 全般

以下は今しがた発見した門田隆将氏のツイートからである。
@KadotaRyusho
“安倍晋三の存在そのものが抑止力”と言われた日本。
だが自らの身を守ってくれる大きな「柱」が失われたのに“平和ボケ”日本ではカルトの話でもちきり。
今日、ある人からしみじみ言われた。
「日本人は亡くなった方をこんなに悪しざまに言い、貶めたりしなかった。日本人は本当に堕ちた」と。
私も同感…

引用ツイート
清水ともみ
@swim_shu
安倍総理というとてつもなく大きな「抑止力」が消されて、日本は危機的状況にあるというのに、カルトの話に終始している。
安倍総理は今月末、台湾を訪問する予定だった。
それに対して、台湾を獲ることを公言している🇨🇳が激怒していた。
「台湾有事は日本有事」気付かない、津波はもうそこまで来ている。

 

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Top 10 real-time searches 2022/7/27, 22:08

2022年07月27日 22時08分58秒 | 全般

1

アメリカで社会主義が復活したのは、中国を通して資本家と労働者が分化するマルクスが描いたのに近い社会になったからで、

2

昨夜出演した知恵泉にしても、ブラタモリにしても、どうしてNHKというのは「何も知らない女性」というポジションを作ろうとするのだろうか

3

トランプが分断を生んだのではなく、米社会の分断がトランプを生んだ。その分断をつくったのはリベラル派であり、オバマ任期の8年間だった

4

安倍氏は2020年9月の首相退陣後、財政主導による脱デフレに邁進していく…党内世論を積極財政へと誘導してきた

5

それが招いてきたのは、いまなお続く経済のゼロ成長と需要の萎縮、即ちデフレ圧力である。

6

ジャーナリストの有本香氏は「安倍氏の功績を理解している人が(立民に)いるのか」と喝破しました

7

安倍氏亡きあとは、PB黒字化に向けて財政支出全体の削減と増税による従来の緊縮財政路線が強化される。

8

日本経済再生の可能性を永遠に塞(ふさ)ぐ道である。政治家は奮起せよ。

9

Top 10 real-time searches 2022/7/27, 17:26

10

脱デフレの道半ばにして、安倍晋三元首相が凶弾に斃(たお)れた。安倍氏の遺志を継がんとする政治家は前に出て結集せよ。

 

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トランプが分断を生んだのではなく、米社会の分断がトランプを生んだ。その分断をつくったのはリベラル派であり、オバマ任期の8年間だった

2022年07月27日 18時19分41秒 | 全般
以下は今しがた発見したHideki Kakeya, Dr.Eng.さんのツイートからである。
阿比留瑠比さんがいいねしました
@hkakeya
私も全く同じ見解。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw5899837

引用ツイート
阿比留瑠比
@YzypC4F02Tq5lo0
· 7月25日
安倍元首相と米社会の分断について話したこと。
安倍氏は「トランプが分断を生んだのではなく、米社会の分断がトランプを生んだ。その分断をつくったのはリベラル派であり、オバマ任期の8年間だった」と語りました。
その理由は「リベラル派は上から目線で保守派の意見を劣ったものとみなし、抑圧する」



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ジャーナリストの有本香氏は「安倍氏の功績を理解している人が(立民に)いるのか」と喝破しました

2022年07月27日 18時09分34秒 | 全般
以下は今しがた発見した有本 香 さんのツイートからである。
@arimoto_kaori
今日発売の夕刊フジにコメントを出しました。
立憲民主党が、安倍総理への追悼演説を「ウチにもさせろ」的なことを言っているようですが、そもそも立民の皆さん、安倍さんの功績を理解していますか? という話です。

明日は『有本 香の以読制毒』で、安倍総理暗殺後、真にすべきことの提言をします。

引用ツイート
こちら夕刊フジ編集局
@yukanfuji_hodo
https://twitter.com/yukanfuji_hodo/status/1552110130581635072
安倍晋三元首相への追悼演説を、自民党の甘利明前幹事長が行う方向について、立憲民主党の西村智奈美幹事長は「慣例から逸脱する」と再考を求めました
ジャーナリストの有本香氏は「安倍氏の功績を理解している人が(立民に)いるのか」と喝破しました
#安倍晋三
#追悼演説
#立憲民主党
#適任者なし

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日本経済再生の可能性を永遠に塞(ふさ)ぐ道である。政治家は奮起せよ。

2022年07月27日 18時00分07秒 | 全般
以下は月刊誌Hanada、安倍晋三元総理追悼大特集号、冒頭に掲載されている田村秀男の連載コラムからである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。
安倍氏の遺志を継ぐ政治家は結集せよ
脱デフレの道半ばにして、安倍晋三元首相が凶弾に斃(たお)れた。
安倍氏の遺志を継がんとする政治家は前に出て結集せよ。
政治家というものは自身が手がけた政策について成果を誇ることはあっても、点睛(てんせい)を欠いたとは認めたがらないものである。
だが、安倍氏は違った。
思い出すのは2021年4月、安倍氏が会長を務める「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の勉強会講師に招かれたときだ。
安倍氏は、会合冒頭で筆者を紹介する際、「田村記者には筆誅(ひっちゅう)を加えられました」と議員諸公やテレビカメラの前で言ってのけた。
全国紙がことごとく消費税増税に賛同するなか、拙論だけがデフレ圧力を高めるとして消費税増税に反対し、安倍政権の消費税増税決断を論駁(ろんばく)したことを覚えておられたのだろう。
安倍氏は内心忸怩(じくじ)たる思いだった。
雑誌『正論』2022年2月号での浜田宏一米エール大学名誉教授との対談で、「最初の消費税の3%引き上げですが、税収の5分の4は借金を返すために引き上げたことが(中略)デフレ圧力にもなってしまった」「デフレから脱出するというロケットの推進力が大気圏外に出ていく上で少し弱まってしまった」と述べたあと、[プライマリー・バランスの黒字化を目指していくという大きな政府与党の方針で、ある程度しばられてしまった。私の反省点です」と語っている。
プライマリー・バランス(PB=基礎的財政収支)の黒字化とは、国債償還費を除く財政支出を税収の範囲内に抑えることだ。
国家財政を家計と混同した緊縮路線である。
防衛、インフラ整備、教育、基礎技術研究など国の安全や将来の成長基盤をつくるための財源は、国債発行で賄うことが国際常識である。
現行の税収の範囲内に留めようとすれば、先行投資は極めて限られ、国家や国民の将来が閉ざされてしまう。
国力を自らの手で衰退させかねないPB黒字化を財政目標とする国は米欧には皆無なのに、わが国は1997年度の橋本龍太郎政権が導入して以来、自公政権はもとより民主党政権も文字どおり墨守してきた。
それが招いてきたのは、いまなお続く経済のゼロ成長と需要の萎縮、即ちデフレ圧力である。
安倍氏は脱デフレを掲げて2012年12月に第2次政権を発足させ、アベノミクスを打ち出したが、PB黒字化目標の呪縛からは逃れられなかった。
だが、新型コロナ禍を受けて自らを解き放った。
安倍氏は2020年9月の首相退陣後、財政主導による脱デフレに邁進していく。
前述の議員連盟ばかりでなく、昨年11月発足の「自民党財政政策検討本部」、自民党若手議員が集まって今年2月発足の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の最高顧問として、党内世論を積極財政へと誘導してきた。 
安倍氏に立ちはだかるのは、財務省に洗脳されてきた自民党の長老など多数派である。
そのなかでも、伝統的に財務官僚出身議員の多い宏池会が大きな勢力を占める。
宏池会をバックとする岸田文雄首相は21年10月の就任以来、「25年度黒字化目標の変更の必要なし」と明言してきたが、安倍氏を代表とする積極財政派からの攻勢を受けて、5月末発表の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」案で、「25年度PB黒字化目標達成」を外した。
「骨太」とは翌年度の予算の骨格を意味するので、財務省主計局の橋頭堡(きょうとうほ)である。
だが、「PB黒字化目標達成」の表現が削除されたとしても、消滅したわけではない。
財務省は転んだようにみせかけただけである。
岸田政権による政府案には「骨太2021」を来年度予算編成の基準にするとある。
「骨太21」は、全般的な財政支出抑制や消費増税による財源確保を謳った2018年の骨太を堅持する。
「18年骨太」は2025年のPB黒字化を目標としている。
「18年骨太」は安倍政権が打ち出したものだ。
財務官僚は、安倍政権時代の25年度PB黒字化目標という古証文を岸田政権の骨太に装着したわけである。
骨太政府案は、安倍氏が固執する防衛費に関しては財政規律の例外扱いを認めてはいる。
岸田首相は先に来日したバイデン米大統領に「防衛費の相当な増額」を約束したのだから、財務省も抗(あらが)えない。
だが、同省はPB黒字化目標を楯にして、防衛費を五年間で倍増したければ、防衛以外の政策経費を大幅に削るか、さもなくば消費税など増税によって財源を確保するよう均衡財政の妄想に取り憑(つ)かれた岸田首相を誘導する。
安倍氏亡きあとは、PB黒字化に向けて財政支出全体の削減と増税による従来の緊縮財政路線が強化される。
日本経済再生の可能性を永遠に塞(ふさ)ぐ道である。
政治家は奮起せよ。
 
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安倍氏亡きあとは、PB黒字化に向けて財政支出全体の削減と増税による従来の緊縮財政路線が強化される。

2022年07月27日 17時57分52秒 | 全般
以下は月刊誌Hanada、安倍晋三元総理追悼大特集号、冒頭に掲載されている田村秀男の連載コラムからである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。
安倍氏の遺志を継ぐ政治家は結集せよ
脱デフレの道半ばにして、安倍晋三元首相が凶弾に斃(たお)れた。
安倍氏の遺志を継がんとする政治家は前に出て結集せよ。
政治家というものは自身が手がけた政策について成果を誇ることはあっても、点睛(てんせい)を欠いたとは認めたがらないものである。
だが、安倍氏は違った。
思い出すのは2021年4月、安倍氏が会長を務める「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の勉強会講師に招かれたときだ。
安倍氏は、会合冒頭で筆者を紹介する際、「田村記者には筆誅(ひっちゅう)を加えられました」と議員諸公やテレビカメラの前で言ってのけた。
全国紙がことごとく消費税増税に賛同するなか、拙論だけがデフレ圧力を高めるとして消費税増税に反対し、安倍政権の消費税増税決断を論駁(ろんばく)したことを覚えておられたのだろう。
安倍氏は内心忸怩(じくじ)たる思いだった。
雑誌『正論』2022年2月号での浜田宏一米エール大学名誉教授との対談で、「最初の消費税の3%引き上げですが、税収の5分の4は借金を返すために引き上げたことが(中略)デフレ圧力にもなってしまった」「デフレから脱出するというロケットの推進力が大気圏外に出ていく上で少し弱まってしまった」と述べたあと、[プライマリー・バランスの黒字化を目指していくという大きな政府与党の方針で、ある程度しばられてしまった。私の反省点です」と語っている。
プライマリー・バランス(PB=基礎的財政収支)の黒字化とは、国債償還費を除く財政支出を税収の範囲内に抑えることだ。
国家財政を家計と混同した緊縮路線である。
防衛、インフラ整備、教育、基礎技術研究など国の安全や将来の成長基盤をつくるための財源は、国債発行で賄うことが国際常識である。
現行の税収の範囲内に留めようとすれば、先行投資は極めて限られ、国家や国民の将来が閉ざされてしまう。
国力を自らの手で衰退させかねないPB黒字化を財政目標とする国は米欧には皆無なのに、わが国は1997年度の橋本龍太郎政権が導入して以来、自公政権はもとより民主党政権も文字どおり墨守してきた。
それが招いてきたのは、いまなお続く経済のゼロ成長と需要の萎縮、即ちデフレ圧力である。
安倍氏は脱デフレを掲げて2012年12月に第2次政権を発足させ、アベノミクスを打ち出したが、PB黒字化目標の呪縛からは逃れられなかった。
だが、新型コロナ禍を受けて自らを解き放った。
安倍氏は2020年9月の首相退陣後、財政主導による脱デフレに邁進していく。
前述の議員連盟ばかりでなく、昨年11月発足の「自民党財政政策検討本部」、自民党若手議員が集まって今年2月発足の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の最高顧問として、党内世論を積極財政へと誘導してきた。 
安倍氏に立ちはだかるのは、財務省に洗脳されてきた自民党の長老など多数派である。
そのなかでも、伝統的に財務官僚出身議員の多い宏池会が大きな勢力を占める。
宏池会をバックとする岸田文雄首相は21年10月の就任以来、「25年度黒字化目標の変更の必要なし」と明言してきたが、安倍氏を代表とする積極財政派からの攻勢を受けて、5月末発表の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」案で、「25年度PB黒字化目標達成」を外した。
「骨太」とは翌年度の予算の骨格を意味するので、財務省主計局の橋頭堡(きょうとうほ)である。
だが、「PB黒字化目標達成」の表現が削除されたとしても、消滅したわけではない。
財務省は転んだようにみせかけただけである。
岸田政権による政府案には「骨太2021」を来年度予算編成の基準にするとある。
「骨太21」は、全般的な財政支出抑制や消費増税による財源確保を謳った2018年の骨太を堅持する。
「18年骨太」は2025年のPB黒字化を目標としている。
「18年骨太」は安倍政権が打ち出したものだ。
財務官僚は、安倍政権時代の25年度PB黒字化目標という古証文を岸田政権の骨太に装着したわけである。
骨太政府案は、安倍氏が固執する防衛費に関しては財政規律の例外扱いを認めてはいる。
岸田首相は先に来日したバイデン米大統領に「防衛費の相当な増額」を約束したのだから、財務省も抗(あらが)えない。
だが、同省はPB黒字化目標を楯にして、防衛費を五年間で倍増したければ、防衛以外の政策経費を大幅に削るか、さもなくば消費税など増税によって財源を確保するよう均衡財政の妄想に取り憑(つ)かれた岸田首相を誘導する。
安倍氏亡きあとは、PB黒字化に向けて財政支出全体の削減と増税による従来の緊縮財政路線が強化される。
日本経済再生の可能性を永遠に塞ぐ道である。
政治家は奮起せよ。
 
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安倍氏は2020年9月の首相退陣後、財政主導による脱デフレに邁進していく…党内世論を積極財政へと誘導してきた

2022年07月27日 17時55分34秒 | 全般
以下は月刊誌Hanada、安倍晋三元総理追悼大特集号、冒頭に掲載されている田村秀男の連載コラムからである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。
安倍氏の遺志を継ぐ政治家は結集せよ
脱デフレの道半ばにして、安倍晋三元首相が凶弾に斃(たお)れた。
安倍氏の遺志を継がんとする政治家は前に出て結集せよ。
政治家というものは自身が手がけた政策について成果を誇ることはあっても、点睛(てんせい)を欠いたとは認めたがらないものである。
だが、安倍氏は違った。
思い出すのは2021年4月、安倍氏が会長を務める「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の勉強会講師に招かれたときだ。
安倍氏は、会合冒頭で筆者を紹介する際、「田村記者には筆誅(ひっちゅう)を加えられました」と議員諸公やテレビカメラの前で言ってのけた。
全国紙がことごとく消費税増税に賛同するなか、拙論だけがデフレ圧力を高めるとして消費税増税に反対し、安倍政権の消費税増税決断を論駁(ろんばく)したことを覚えておられたのだろう。
安倍氏は内心忸怩(じくじ)たる思いだった。
雑誌『正論』2022年2月号での浜田宏一米エール大学名誉教授との対談で、「最初の消費税の3%引き上げですが、税収の5分の4は借金を返すために引き上げたことが(中略)デフレ圧力にもなってしまった」「デフレから脱出するというロケットの推進力が大気圏外に出ていく上で少し弱まってしまった」と述べたあと、[プライマリー・バランスの黒字化を目指していくという大きな政府与党の方針で、ある程度しばられてしまった。私の反省点です」と語っている。
プライマリー・バランス(PB=基礎的財政収支)の黒字化とは、国債償還費を除く財政支出を税収の範囲内に抑えることだ。
国家財政を家計と混同した緊縮路線である。
防衛、インフラ整備、教育、基礎技術研究など国の安全や将来の成長基盤をつくるための財源は、国債発行で賄うことが国際常識である。
現行の税収の範囲内に留めようとすれば、先行投資は極めて限られ、国家や国民の将来が閉ざされてしまう。
国力を自らの手で衰退させかねないPB黒字化を財政目標とする国は米欧には皆無なのに、わが国は1997年度の橋本龍太郎政権が導入して以来、自公政権はもとより民主党政権も文字どおり墨守してきた。
それが招いてきたのは、いまなお続く経済のゼロ成長と需要の萎縮、即ちデフレ圧力である。
安倍氏は脱デフレを掲げて2012年12月に第2次政権を発足させ、アベノミクスを打ち出したが、PB黒字化目標の呪縛からは逃れられなかった。
だが、新型コロナ禍を受けて自らを解き放った。
安倍氏は2020年9月の首相退陣後、財政主導による脱デフレに邁進していく。
前述の議員連盟ばかりでなく、昨年11月発足の「自民党財政政策検討本部」、自民党若手議員が集まって今年2月発足の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の最高顧問として、党内世論を積極財政へと誘導してきた。 
安倍氏に立ちはだかるのは、財務省に洗脳されてきた自民党の長老など多数派である。
そのなかでも、伝統的に財務官僚出身議員の多い宏池会が大きな勢力を占める。
宏池会をバックとする岸田文雄首相は21年10月の就任以来、「25年度黒字化目標の変更の必要なし」と明言してきたが、安倍氏を代表とする積極財政派からの攻勢を受けて、5月末発表の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」案で、「25年度PB黒字化目標達成」を外した。
「骨太」とは翌年度の予算の骨格を意味するので、財務省主計局の橋頭堡(きょうとうほ)である。
だが、「PB黒字化目標達成」の表現が削除されたとしても、消滅したわけではない。
財務省は転んだようにみせかけただけである。
岸田政権による政府案には「骨太2021」を来年度予算編成の基準にするとある。
「骨太21」は、全般的な財政支出抑制や消費増税による財源確保を謳った2018年の骨太を堅持する。
「18年骨太」は2025年のPB黒字化を目標としている。
「18年骨太」は安倍政権が打ち出したものだ。
財務官僚は、安倍政権時代の25年度PB黒字化目標という古証文を岸田政権の骨太に装着したわけである。
骨太政府案は、安倍氏が固執する防衛費に関しては財政規律の例外扱いを認めてはいる。
岸田首相は先に来日したバイデン米大統領に「防衛費の相当な増額」を約束したのだから、財務省も抗(あらが)えない。
だが、同省はPB黒字化目標を楯にして、防衛費を五年間で倍増したければ、防衛以外の政策経費を大幅に削るか、さもなくば消費税など増税によって財源を確保するよう均衡財政の妄想に取り憑(つ)かれた岸田首相を誘導する。
安倍氏亡きあとは、PB黒字化に向けて財政支出全体の削減と増税による従来の緊縮財政路線が強化される。
日本経済再生の可能性を永遠に塞ぐ道である。
政治家は奮起せよ。
 
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それが招いてきたのは、いまなお続く経済のゼロ成長と需要の萎縮、即ちデフレ圧力である。

2022年07月27日 17時52分30秒 | 全般
以下は月刊誌Hanada、安倍晋三元総理追悼大特集号、冒頭に掲載されている田村秀男の連載コラムからである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。
安倍氏の遺志を継ぐ政治家は結集せよ
脱デフレの道半ばにして、安倍晋三元首相が凶弾に斃(たお)れた。
安倍氏の遺志を継がんとする政治家は前に出て結集せよ。
政治家というものは自身が手がけた政策について成果を誇ることはあっても、点睛(てんせい)を欠いたとは認めたがらないものである。
だが、安倍氏は違った。
思い出すのは2021年4月、安倍氏が会長を務める「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の勉強会講師に招かれたときだ。
安倍氏は、会合冒頭で筆者を紹介する際、「田村記者には筆誅(ひっちゅう)を加えられました」と議員諸公やテレビカメラの前で言ってのけた。
全国紙がことごとく消費税増税に賛同するなか、拙論だけがデフレ圧力を高めるとして消費税増税に反対し、安倍政権の消費税増税決断を論駁(ろんばく)したことを覚えておられたのだろう。
安倍氏は内心忸怩(じくじ)たる思いだった。
雑誌『正論』2022年2月号での浜田宏一米エール大学名誉教授との対談で、「最初の消費税の3%引き上げですが、税収の5分の4は借金を返すために引き上げたことが(中略)デフレ圧力にもなってしまった」「デフレから脱出するというロケットの推進力が大気圏外に出ていく上で少し弱まってしまった」と述べたあと、[プライマリー・バランスの黒字化を目指していくという大きな政府与党の方針で、ある程度しばられてしまった。私の反省点です」と語っている。
プライマリー・バランス(PB=基礎的財政収支)の黒字化とは、国債償還費を除く財政支出を税収の範囲内に抑えることだ。
国家財政を家計と混同した緊縮路線である。
防衛、インフラ整備、教育、基礎技術研究など国の安全や将来の成長基盤をつくるための財源は、国債発行で賄うことが国際常識である。
現行の税収の範囲内に留めようとすれば、先行投資は極めて限られ、国家や国民の将来が閉ざされてしまう。
国力を自らの手で衰退させかねないPB黒字化を財政目標とする国は米欧には皆無なのに、わが国は1997年度の橋本龍太郎政権が導入して以来、自公政権はもとより民主党政権も文字どおり墨守してきた。
それが招いてきたのは、いまなお続く経済のゼロ成長と需要の萎縮、即ちデフレ圧力である。
安倍氏は脱デフレを掲げて2012年12月に第2次政権を発足させ、アベノミクスを打ち出したが、PB黒字化目標の呪縛からは逃れられなかった。
だが、新型コロナ禍を受けて自らを解き放った。
安倍氏は2020年9月の首相退陣後、財政主導による脱デフレに邁進していく。
前述の議員連盟ばかりでなく、昨年11月発足の「自民党財政政策検討本部」、自民党若手議員が集まって今年2月発足の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の最高顧問として、党内世論を積極財政へと誘導してきた。 
安倍氏に立ちはだかるのは、財務省に洗脳されてきた自民党の長老など多数派である。
そのなかでも、伝統的に財務官僚出身議員の多い宏池会が大きな勢力を占める。
宏池会をバックとする岸田文雄首相は21年10月の就任以来、「25年度黒字化目標の変更の必要なし」と明言してきたが、安倍氏を代表とする積極財政派からの攻勢を受けて、5月末発表の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」案で、「25年度PB黒字化目標達成」を外した。
「骨太」とは翌年度の予算の骨格を意味するので、財務省主計局の橋頭堡(きょうとうほ)である。
だが、「PB黒字化目標達成」の表現が削除されたとしても、消滅したわけではない。
財務省は転んだようにみせかけただけである。
岸田政権による政府案には「骨太2021」を来年度予算編成の基準にするとある。
「骨太21」は、全般的な財政支出抑制や消費増税による財源確保を謳った2018年の骨太を堅持する。
「18年骨太」は2025年のPB黒字化を目標としている。
「18年骨太」は安倍政権が打ち出したものだ。
財務官僚は、安倍政権時代の25年度PB黒字化目標という古証文を岸田政権の骨太に装着したわけである。
骨太政府案は、安倍氏が固執する防衛費に関しては財政規律の例外扱いを認めてはいる。
岸田首相は先に来日したバイデン米大統領に「防衛費の相当な増額」を約束したのだから、財務省も抗(あらが)えない。
だが、同省はPB黒字化目標を楯にして、防衛費を五年間で倍増したければ、防衛以外の政策経費を大幅に削るか、さもなくば消費税など増税によって財源を確保するよう均衡財政の妄想に取り憑(つ)かれた岸田首相を誘導する。
安倍氏亡きあとは、PB黒字化に向けて財政支出全体の削減と増税による従来の緊縮財政路線が強化される。
日本経済再生の可能性を永遠に塞ぐ道である。
政治家は奮起せよ。
 
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防衛、インフラ整備、教育、基礎技術研究など国の安全や将来の成長基盤をつくるための財源は、国債発行で賄うことが国際常識である。

2022年07月27日 17時46分15秒 | 全般
以下は月刊誌Hanada、安倍晋三元総理追悼大特集号、冒頭に掲載されている田村秀男の連載コラムからである。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
見出し以外の文中強調は私。
安倍氏の遺志を継ぐ政治家は結集せよ
脱デフレの道半ばにして、安倍晋三元首相が凶弾に斃(たお)れた。
安倍氏の遺志を継がんとする政治家は前に出て結集せよ。
政治家というものは自身が手がけた政策について成果を誇ることはあっても、点睛(てんせい)を欠いたとは認めたがらないものである。
だが、安倍氏は違った。
思い出すのは2021年4月、安倍氏が会長を務める「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の勉強会講師に招かれたときだ。
安倍氏は、会合冒頭で筆者を紹介する際、「田村記者には筆誅(ひっちゅう)を加えられました」と議員諸公やテレビカメラの前で言ってのけた。
全国紙がことごとく消費税増税に賛同するなか、拙論だけがデフレ圧力を高めるとして消費税増税に反対し、安倍政権の消費税増税決断を論駁(ろんばく)したことを覚えておられたのだろう。
安倍氏は内心忸怩(じくじ)たる思いだった。
雑誌『正論』2022年2月号での浜田宏一米エール大学名誉教授との対談で、「最初の消費税の3%引き上げですが、税収の5分の4は借金を返すために引き上げたことが(中略)デフレ圧力にもなってしまった」「デフレから脱出するというロケットの推進力が大気圏外に出ていく上で少し弱まってしまった」と述べたあと、[プライマリー・バランスの黒字化を目指していくという大きな政府与党の方針で、ある程度しばられてしまった。私の反省点です」と語っている。
プライマリー・バランス(PB=基礎的財政収支)の黒字化とは、国債償還費を除く財政支出を税収の範囲内に抑えることだ。
国家財政を家計と混同した緊縮路線である。
防衛、インフラ整備、教育、基礎技術研究など国の安全や将来の成長基盤をつくるための財源は、国債発行で賄うことが国際常識である。
現行の税収の範囲内に留めようとすれば、先行投資は極めて限られ、国家や国民の将来が閉ざされてしまう。
国力を自らの手で衰退させかねないPB黒字化を財政目標とする国は米欧には皆無なのに、わが国は1997年度の橋本龍太郎政権が導入して以来、自公政権はもとより民主党政権も文字どおり墨守してきた。
それが招いてきたのは、いまなお続く経済のゼロ成長と需要の萎縮、即ちデフレ圧力である。
安倍氏は脱デフレを掲げて2012年12月に第2次政権を発足させ、アベノミクスを打ち出したが、PB黒字化目標の呪縛からは逃れられなかった。
だが、新型コロナ禍を受けて自らを解き放った。
安倍氏は2020年9月の首相退陣後、財政主導による脱デフレに邁進していく。
前述の議員連盟ばかりでなく、昨年11月発足の「自民党財政政策検討本部」、自民党若手議員が集まって今年2月発足の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の最高顧問として、党内世論を積極財政へと誘導してきた。 
安倍氏に立ちはだかるのは、財務省に洗脳されてきた自民党の長老など多数派である。
そのなかでも、伝統的に財務官僚出身議員の多い宏池会が大きな勢力を占める。
宏池会をバックとする岸田文雄首相は21年10月の就任以来、「25年度黒字化目標の変更の必要なし」と明言してきたが、安倍氏を代表とする積極財政派からの攻勢を受けて、5月末発表の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」案で、「25年度PB黒字化目標達成」を外した。
「骨太」とは翌年度の予算の骨格を意味するので、財務省主計局の橋頭堡(きょうとうほ)である。
だが、「PB黒字化目標達成」の表現が削除されたとしても、消滅したわけではない。
財務省は転んだようにみせかけただけである。
岸田政権による政府案には「骨太2021」を来年度予算編成の基準にするとある。
「骨太21」は、全般的な財政支出抑制や消費増税による財源確保を謳った2018年の骨太を堅持する。
「18年骨太」は2025年のPB黒字化を目標としている。
「18年骨太」は安倍政権が打ち出したものだ。
財務官僚は、安倍政権時代の25年度PB黒字化目標という古証文を岸田政権の骨太に装着したわけである。
骨太政府案は、安倍氏が固執する防衛費に関しては財政規律の例外扱いを認めてはいる。
岸田首相は先に来日したバイデン米大統領に「防衛費の相当な増額」を約束したのだから、財務省も抗(あらが)えない。
だが、同省はPB黒字化目標を楯にして、防衛費を五年間で倍増したければ、防衛以外の政策経費を大幅に削るか、さもなくば消費税など増税によって財源を確保するよう均衡財政の妄想に取り憑(つ)かれた岸田首相を誘導する。
安倍氏亡きあとは、PB黒字化に向けて財政支出全体の削減と増税による従来の緊縮財政路線が強化される。
日本経済再生の可能性を永遠に塞ぐ道である。
政治家は奮起せよ。
 
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