昨日は、処暑(二十四節気の一つで、残暑の厳しさもこの日を境にして暑さもおさまるとされている日。)を迎えましたがまだまだ暑い日が続きそうです。
当社の境内も太陽の恵みを受けて暑くなっておりますが、木陰に行きますと涼しい風とともにぐっと気温も下がったような気になります。
暑さにも負けず亀が甲羅干し
この境内には、各所に榊(さかき)の木が植樹されております。この榊は皆様もご存じの通り、神様に捧げる木として祭事には欠かせないものです。当社の祭事におきましては、この境内に植えられている榊を使用します。
榊の木
榊
この榊に、紙垂(しで)を付けると、神前にお供えする玉串となります。全ての祭事には、玉串奉奠(たまぐしほうてん)がございます。この玉串の語義の由来は様々有り、神霊の依代、手向け串(たむけぐし)や玉などを付けたから玉串など語義は様々でございますが、日本書紀や古事記にも登場し、神事には欠かせない物となっております。
なかなか、日本書紀、古事記を読む機会がないかもしれませんが、今では、現代文にて訳されたものもございます。ご一読頂ければ、日本の始まりや神々のことが分かりますよ!
お暑い日がまだまだ続きますのでお身体ご自愛下さい。