座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

お参りの作法

2012年08月30日 | 神社知識・作法・歴史

今日も大変暑い一日となっております。週間天気予報を見ても当分雨は降らず、最高気温30℃付近になりそうです。農作物にとっても雨が欲しいところです。

乾燥した境内

今週末の土日から7社の兼務神社で例大祭が斎行されます。

さて、意外と知っているようで、知らない神社のお参りの作法について本日はお話しさせて頂きます。先ず、神社に入る前には、鳥居がございます。

神社の本殿から鳥居までの直線を正中(せいちゅう)といい、この直線は神様が通る道と言われております。ですので、この真ん中の道は避けて通ることとなります。

先ず、鳥居の前で一礼し、鳥居をくぐります。次に、手水舎(てみずしゃ)へ進みます。

手水舎

 ここで、身を清めてお参りとなります。作法と致しまして、

先ず、柄杓(ひしゃく)を右手で取り、左手を清めます。次に持ち替えて左手を清めます。次に右手に持ち替えて左手に水を汲み口の中を清めます。最後に、柄杓を立てて、柄の部分を洗い流します。

当社の手水舎に手水の作法が記してございますのでご覧ください。

手水を行ったら、本殿でのお参りとなります。本殿は迄の道のりは、心を落ち着かせるように、焦らずゆっくり進みましょう!

本殿には鈴がございます。鈴が先かおさい銭が先かとよく質問がありますが、諸説様々でございます。お参りすることが本義でございますので、どちらを先でも構いません。

 

図1

図2

図3

本殿に進みましたら、ニ礼ニ拍手一礼の作法にてのお参りとなります。ちなみに、拍手をするときですが、図2のように、両手を合わせたら、右手を少しずらし、ニ拍手し、元の位置に戻します。

少し、意識し、心を落ち着かせ参拝してみては如何でしょうか?